大垣市の 親切ていねいな ふすまと内装工事のお店 【創業80余年 林文香堂】 三代目店主の前向きな日記 

明るく朗らかに、人に親切に、素直に、謙虚に、感謝して の五つの基本を胸に、日々の小さなよろこびを綴ります。

恩師が職場見学にやってきた

2018年11月21日 | 日記
中学時代の恩師高木和文先生。2年生3年生とお世話になった大好きな先生。

RCサクセションの「僕の好きな先生」の歌詞のような本当に風変わりな美術教師だった。

過去6回の同窓会も全出席。9クラスの担任の中でいちばん若かったという理由もある。

いままでも電撃的な林文香堂への訪問や突然の電話で何度か驚かされている。

さて今回は。

「自分で壁紙を貼ろうと思うんだけど・・」と相談の電話が入ったのがはじまり。

クロスの柄決め、必要数量の算出、施工方法・工具・接着剤の説明、などなど。

ご来店と電話とで何度か打ち合わせた。

すでに下地のプラスターボードは自分で貼り終え、パテも石膏で処理済みらしい(さすが彫塑のプロ)!!

高木先生はある意味すごく純粋で素直なところがある。

先日事務所にいらっしゃったときいろいろご説明したがやっぱりナマを見るのが一番と思い、結局、

「先生、いっぺんぼくらのやってる現場、見に来ませんか?」

「行く行く!」

となってしまった。

高木先生の家は垂井で現場は池田と近い。

ついに恩師がかつての教え子の現場(職場)を見学に来るという異例の事が現実となった。

想定内ではあったがその日たまたま増築現場の住宅の施主ご夫妻がおみえになったのでそのまんま

「この方は私の中学時代の恩師で実は今回・・云々」

と紹介しお詫びとお願いを申し上げご理解を求めた。

インテリな施主ご主人は意外や意外、即、

「どうぞどうぞ、校長先生ですね、見てわかりました。」 と快諾。

恐縮する高木先生。 「あれ~なんでわかったのかなあ~」

私は爆笑を抑えるのに必死だった。(ちっとも先生らしくないのに!)

現場ではよっちゃんとふたり8帖間の天井施工の最中だった。

よっちゃんが「あ、お久しぶりです」と言ったので思い出した。

数年前先生の家の応接間の天井クロスを貼りに行っている。

さすがに自分でできないと判断した高木先生が施工を依頼してきたのだ。

こんなことも初めてなのだが、ぶつぶつ説明しながら天井クロスを貼った。先生はじっと興味深げに見ていた。

「たいへん参考になりました」とていねいに言われると逆にこちらが恐縮する。

「また困ったらいつでも電話くださいね」と言って先生と別れた。

その後先生から電話はない。うまくいっているのだろうか。。

出来上がったら絶対見に行きたい。

その部屋はアトリエ兼フリールームらしいので、先生の思いはそこに教え子たちを呼びたいという
希望もあるのかもしれない。

招待があるかも?

いやその前に竣工チェックという名目で今度はこちらが電撃訪問して驚かせてやろう。


とひそかに考えている。。

(もちろんダメ出しは一切しない)











コメント
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