大垣市の 親切ていねいな ふすまと内装工事のお店 【創業80余年 林文香堂】 三代目店主の前向きな日記 

明るく朗らかに、人に親切に、素直に、謙虚に、感謝して の五つの基本を胸に、日々の小さなよろこびを綴ります。

カマドウマ!

2013年10月24日 | 自然・いきもの
今日夕方6時すぎ。

作業場を掃除していたら、なんかピョンとジャンプするものが。

コオロギか?

なな、なんと、カマドウマだった!

作業場で見るのは十年振り以上!感動でした。
「おまえ、こんなとこにまだおるんか。頑張って繁殖せえよ!」
と、声を掛けた。

今年の夏、長者の里キャンプ場で見て以来。
もう大垣くんだりにはいないと思っていた。

思わず自分の動きが静かにそお~っとなり、
ケータイで写真におさめました。



1970年以前、未就学児童だった私の家(大垣市新町1丁目)には土間があり、
「おくどさん」があった。
そのころ頻繁に土間ででかいカマドウマを見たものだが最近めっきり見なくなってしまった。

見た目ははっきり言ってグロい。
でもなんだか憎めない。
こいつは尻から産卵管が伸びているため間違いなくメスだ。

カマドウマはその跳躍力がハンパでないため、いきなりこちらが驚くことが多い。
(発達した後ろ脚のとおり)
そのため茶系のボディ色とともに一般的に嫌がられる存在なのだろう。
実際は毒もなく刺さず噛まず、害のない虫なのだが。

スズムシのように美しい羽音で鳴けばいいものを。
悲しいかなカマドウマに羽根は無い。

めでる存在では決してない。
でもオケラと同様、「昭和」を象徴する虫であることは確かだ。

林文香堂とともに長く共生しようではないか。

カマドウマに出合ってうれしい気持ちになった秋の夜だった。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする