大垣市の 親切ていねいな ふすまと内装工事のお店 【創業80余年 林文香堂】 三代目店主の前向きな日記 

明るく朗らかに、人に親切に、素直に、謙虚に、感謝して の五つの基本を胸に、日々の小さなよろこびを綴ります。

父親世代のお客様

2013年04月08日 | 日記
4月8日。大垣市内の学校も新学期がスタートだ。
旧友の息子は高校の門をくぐり、
また別の旧友の娘は新人教員として中学校の門をくぐった。
新しい出発の日を祝福したい。

今日仕事でお伺いしたお宅のご主人は昭和7年生まれ。今年81になられる。
奥様にお茶を入れていただき、ご主人と二人で居間でお話をさせていただく機会に恵まれる。
とても光栄だった。

「この歳になると、思った言葉がすっと出ない」
「毎年、喪中欠礼のはがきが増えてさびしい」
「同世代では女性のほうが元気だ」
「若い人に勝てるのは『経験』だけだ」
「最近の若い人は『計算』が先に立つように思える」
「両手両足と頭を使うような趣味があるといい」(ご主人の趣味はエレクトーン演奏だ)
「年の功というのは本当だ」

いろいろなお話を聞かせていただいた。
とてもいい時間だった。

死んだ父が存命ならこのご主人くらいの年齢だ。
ずっとお元気でいていただきたい。

30年後自分は存在するか。これくらい気持ちに余裕をもって30年下の男と話せるか。

いま、ちょっと窮々として何かと余裕が無いなあと
自分を反省した。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする