大垣市の 親切ていねいな ふすまと内装工事のお店 【創業80余年 林文香堂】 三代目店主の前向きな日記 

明るく朗らかに、人に親切に、素直に、謙虚に、感謝して の五つの基本を胸に、日々の小さなよろこびを綴ります。

断捨離

2011年08月02日 | 日記
断捨離(だんしゃり)。

これは「一切のことを捨て去り煩悩を離れること、すべてのことを捨て執着しないこと」らしい。

家中のがらくたと共に心のがらくたも整理し、暮らしを簡潔にしよう と言い換えられている。

先日、高校時代の恩師と会った。
先生の口から「おれいま『断捨離』中だから」の言葉が出た。
年賀状も飲み会も同窓会も、最初の赴任校の教え子たちからの誘いさえも だという。

お父様の死去、お母様の介護、お年頃の娘たち、自身にまもなく訪れる定年・・
先生を断捨離の境地に導いたものは何か、その本当のところはわからない。
相当多くのものを あえて捨てたり処分したり連絡を断ったりしているそうだ。
「楽になるぞ~」と先生は言った。

「僕には理解できないんですが。」
「そういう、人とのいろんなつながりって、一生ものの財産なんじゃないっすか?」
と言うと、
「お前も、おれの歳になりゃあ ちっとはわかるて」
と言われた。

わからない。
デスクに積まれた地層(紙)の下の方の古い資料(情報)は処分に値する。
でも人とのつながりや関わりはそうはいかないはず。
自分も、参加をやめる会合や、距離を置こうとしている団体は確かにある。
でもそれは日常のことで、断捨離ではない。

先生の信念は否定しない。
でも今の自分は違う。
そうとしか今は言えない。


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~あなたの街の 親切ていねいな ふすまと内装工事のお店~
(有)林文香堂 http://h-bunkoudou.com





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