東海地区表具内装組合協議会総会の午後の部で、
ふすま材料の大手メーカー「東京松屋」の伴社長の講演をお聴きました。
勉強になりました。
ふすま紙は唐紙(からかみ)とも呼ばれ、もともとは中国から渡来したものです。
平安時代に国産化されました。
はじめは和歌をしたためるための紙「材料からかみ」でした。
手漉きの和紙に、銀白色の雲母(きら)で文様を摺り、
金や銀の箔や泥(でい)、砂子(すなご)で加飾したものです。
サイズはおよそB5ヨコくらいです。
複製品を手にとって見ることができました。
(写真を撮るの忘れました!残念!)
この「材料からかみ」が次第に用途を拡げ、ふすま、衝立(ついたて)、
屏風、壁面、天井面へと発展していきました。
これが「襖からかみ」です。
「襖からかみ」は京都から大阪・江戸・金沢へと伝わっていきました。
これが現在のふすま紙のルーツです。
とりわけ「江戸からかみ」は文様や加飾の技法が多彩で、代表的なものとして、
木版雲母押(もくはんうんもおし)
渋型捺染摺(しぶがたなせんずり)
金銀箔押
金銀砂子細工
などがあります。手加工による伝統的かつ本格的なからかみです。
お値段は張りますが、まさに本物です。
ご興味のある方はぜひご一報ください。
ふすま材料の大手メーカー「東京松屋」の伴社長の講演をお聴きました。
勉強になりました。
ふすま紙は唐紙(からかみ)とも呼ばれ、もともとは中国から渡来したものです。
平安時代に国産化されました。
はじめは和歌をしたためるための紙「材料からかみ」でした。
手漉きの和紙に、銀白色の雲母(きら)で文様を摺り、
金や銀の箔や泥(でい)、砂子(すなご)で加飾したものです。
サイズはおよそB5ヨコくらいです。
複製品を手にとって見ることができました。
(写真を撮るの忘れました!残念!)
この「材料からかみ」が次第に用途を拡げ、ふすま、衝立(ついたて)、
屏風、壁面、天井面へと発展していきました。
これが「襖からかみ」です。
「襖からかみ」は京都から大阪・江戸・金沢へと伝わっていきました。
これが現在のふすま紙のルーツです。
とりわけ「江戸からかみ」は文様や加飾の技法が多彩で、代表的なものとして、
木版雲母押(もくはんうんもおし)
渋型捺染摺(しぶがたなせんずり)
金銀箔押
金銀砂子細工
などがあります。手加工による伝統的かつ本格的なからかみです。
お値段は張りますが、まさに本物です。
ご興味のある方はぜひご一報ください。