
「健康とは」何か?と、順天堂大学島内憲夫教授の問いに対して、
私が選んだ「心身ともに健やかなこと」という答えはごく一般的な答えで、
最近目立ってきた答えは、前向きに生きられること、だそうだ。
今までの日本の施策は病気がなく、長生き出来ることが健康の指針でしたが、
これからは、病気でも障がいがあっても限られた命を生き生きと生きるが重要視される時代。
日本の家族の姿が欧米化し、個人化が進んでいますが、その中で、自立する事を追い込まれ、
就活生や高齢者の自殺が増加しているのが現実です。
WHOのヘルスプロモーションは、人々が自らの健康とその決定要因を
コントロールし改善する事が出来るようにするプロセスと定義されています。
睡眠、運動、禁煙、体重、飲酒、食事は健康維持のポイントですが
これだけ気にしていれば健康でいられるか?
島内先生の答えは、地域活動の強化であり、素晴らしい人間関係づくりでした。
こうして、私も道具としてブログやfacebookを使用していますが、
人間関係づくりのごく一部であり、時間と精力は実際にお目に掛かりお話を伺うことに
重きをおいて日々過ごし、素晴らしい出会いを頂いています。

音楽ホールであったストーリーテラーの田倉玲子さんの語りを伺いながら、
対面でしか伝わらない感動は、良き人間関係の始まりだと思いました。

3世代交流会でいつもお世話になっていた前田直子先生の独唱はもちろんのこと
すいか色のドレスをまとったVOCE INOのコーラスも素晴らしかった!
良き人間関係をお持ちの皆様は、まさに健康そのものでした。