佐倉市議会はしおか協美
市政にキョウミ
 



市町村アカデミー研修2・3日め。24年間横須賀市に在職後、東京大学大学院特任講師、地方自治総合研究所常任研究員を経て、

新潟県立大学准教授の田口一博講師による議会の政策立案についての理路整然とした講義で、私の頭の中のモヤモヤがすっきりとし、

討議の時間にスムーズに入ることが出来ました。

班に分かれて宜野座村、串本市、古賀市、大和町、白石市、佐倉市の議員6人で大和町を題材に一つの政策を立案するために4時間の討議。

これだけ全く違う市町村が同じ政策を立案することはかなり難しいことですが、同じ市内でも地理的条件は大きく違いますし、

人口の違いは、家族構成人数が各家庭で違います。産業の違いは職業の違い。税収の違いは各家庭の収入の違いと考えれば、

この6市町村の事情を踏まえて一つの政策を立案し、合意形成していくことは日々我々議員が求められている事そのものであると思います。

討議を経て、中心部以外で人口が減少し、中学が廃校した校庭に地域活性化住宅を建設し若い世代を呼び込み、小学校の児童数を確保し、

コミュニティーを守っていく「呼び込め!ニューファミリー」という政策を立案しました。

村外から移住する39歳までの夫婦に住宅を提供。子どもの人数が多くなるほど家賃が安くなる仕組み。

共稼ぎに車2台は必要なので駐車場は2台付き。子どもが走り回っても階下に迷惑にならないようにメゾネットタイプ。

入居条件に自治会・町内会に入会し祭りなどに参加することを定めます。

私を含めて議員は一人で調査研究して課題解決の政策を考えてしまいますが、街中に専門家はいますし、執行部にもいますし、

大学に協力を求めてもいいわけです。

大先輩の宜野座村 當眞嗣則議員

ベテランの大和町 高平聡雄議員

まとめる力抜群の白石市 佐藤聡一議員

画伯と呼ばれる腕前の持ち主・フリップ作成の 串本市 木代誠一郎議員

元気よく発表してくださった古賀市の井之上豊議員 お世話になりありがとうございました。

私は、勉強の機会を皆さんから与えて頂き、座長を務めさせて頂きました。

北は北海道、南は沖縄まで全国から63名の議員が参加していましたが、地元千葉県は私一人だけ。

地方を優先したのであれば地元で参加できた私はラッキーでした。



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