病気の治療や健康維持に役立つ確かな情報はどう探したらいいのだろう。
情報のプロがいる図書室などを訪ねた記事が朝日新聞に掲載されていました。
私も視察した事がある東邦大学医療センター大森病院(東京都大田区)にある「からだのとしょしつ」。
2005年にオープンした患者図書室です。
医療情報を必要としている人ならだれでも利用でき、昨年度の利用者数は約6千人。
医療情報に詳しい司書が情報さがしをサポートしてくれる。
また、愛知県長久手市にある愛知医科大学医学情報センター(図書館)では、住民に身近な自治体の公共図書館と大学図書館が連携して
市民に情報を提供しているそうです。
図書館で解決する、まちづくりの課題は何か?
8月議会で、長崎市立図書館の例を出して市の取り組みを要望しました。
長崎市立図書館では、がんについての図書の相談、レファレンスが一番多かったので、がん専門のココーナーを設置し、
がんの種別に本を並べ、本の下にがん機関の情報とそのチラシを並べ、さらには市立病院の先生が図書館でがんについての
講演会を年5回開催し、講演後は医療相談を実施し、毎回150名から200名の参加者があるそうです。
https://youtu.be/vYGY_bBNdRI
がん罹患患者に対する支援も市としてできることに取り組んでいただき、がん制圧についての多岐にわたる施策を各担当課が連携して
取り組むことを要望しました。
まずは、知りたいに答えてくれる場所があればという市民の願いに答えたい。