
毎日、いずれかの新聞で必ず記事になっているのが、公共施設の老朽化問題についてです。
明日に開かれる経済財政諮問会議で「骨太の方針」の中の具体策の一つとして
政府は、高速道路や空港、上下水道などのインフラ整備に民間資金を活用する検討を始めると
2日の新聞で報道されていました。
特に老朽化で大規模な改修が必要とされている首都高速道路について、
ジャンクッションの屋上権を売却して売却益を高速道路の修繕費に充てる事で、
高速道路利用料金の値上げを避け、政府の公共事業費を抑える事も期待できるというものです。
これは公共施設の建設や管理に民間資金や経営ノウハウ(維持管理まで見据えて建設)
を導入するやり方として民間資金等活用事業がありますが、地方自治体の財政負担を
少なくしながら庁舎などを整備している事例は多くみられるようになりました。
公共施設は利用者と職員の安全確保が第一である事を踏まえた上で、民間資金等活用も
視野にいれて結論を出していく事が最善であると考えています。
まさに佐倉市の庁舎も志津公民館もその公共施設の一つとして検討することが数々ありますが
3.11から2年2ヶ月、庁舎は利用者と職員の安全確保が急がれる所であります。