「産業医から見た、できる衛生管理者は、ここが違う」
産業医 東川麻子先生(㈱OHコンシェルジュ)の講演から、引用です。
1.必要最低限の情報だけでなく、衛生管理、健康管理の周辺情報も、適宜、産業医と共有する。
興味のなさそうな産業医には、少しずつ会社に興味をもってもらうように仕向ける。
2.病院では、治療方針を示して終わりではなく、その反応を確認し、修正が必要であれば、方針を変更する。
職場でも同じ、産業医が示した意見や方針が、職場でどう受け止められているのか、
産業医には把握できないことが多いので、現場から情報収集して伝えてほしい。
産業医には把握できないことが多いので、現場から情報収集して伝えてほしい。
産業医の言葉に不足があれば、通訳としてうまく伝えてほしい。
3.できる衛生管理者
・解決したい現状課題が明確
・もっとこうしていきたいという、中長期ビジョンがある
→産業医としても、何をどうサポートしたらよいかが明確になる。
イマイチな衛生管理医者
・他の担当業務が忙しいからとやる気がない
・チェックリストにあげた項目しか確認しない
・前任者が決めたルーチンワークしかしない
・方針を決めても、「あ、まだやっていません。。。」
4.産業医をうまくつかっている。
産業医とうまく役割分担している。
〇衛生管理の体制は、事業場によってさまざまです。
同じ事業場でも衛生管理者の経験年数によっても異なります。
産業医をうまく使って(うまく協力してもらい)、仕事を進めやすい工夫をしてみましょう。
◎小職註;一言でいえば、産業医をお客様扱いしてはいけない。