中小企業の「うつ病」対策ー人、資金、時間、情報に余裕がない

企業の労働安全衛生、特にメンタルヘルス問題に取り組んでいます。
拙著「中小企業のうつ病対策」をお読みください。

事業場の産業保健活動のレベル

2024年04月16日 | 情報
「産業医から見た、できる衛生管理者は、ここが違う」
産業医 東川麻子先生(㈱OHコンシェルジュ)の講演から、引用です。
御社のレベルは?

レベル1 関心がない、まったく何もやらない
レベル2 必要に迫られとりあえず実施、労基署に指摘された事項のみ実施
レベル3 何かしなければと思うが、何をしてよいかわからない
     トピックスに上がっていることを取り敢えずやってみる
レベル4 取り敢えずいろいろと活動しているが、思いつきで実施することが多い
               パっと見はちゃんと活動しているように見えるが、肝心なことが抜     けている場合もある
レベル5 実施課題や問題点を整理し、優先順位をつけて計画的に実施
     やるべきことはわかっているが、実施は一部にとどまる
レベル6 問題点を整理し、優先順位をつけて計画的に実施
     計画通りに実施できている

補足;産業医 東川麻子先生談

〇最近の健康経営は、「健康経営の資格取得が目的化している」として、
本末転倒ですと指摘されました。小職も同感です。
繰り返しますが、健康経営認証を取得しても、メンタルヘルス対策ができているかは、
「必要条件」にすぎず、「十分条件」ではないことを認識しなければなりません。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする