中小企業の「うつ病」対策ー人、資金、時間、情報に余裕がない

企業の労働安全衛生、特にメンタルヘルス問題に取り組んでいます。
拙著「中小企業のうつ病対策」をお読みください。

安全衛生優良企業を目指しましょう(続編)

2018年05月08日 | 情報

安全衛生優良企業認定の基準は、過去3年間の労働安全衛生関連の重大な法違反がないなどの基本事項に加え、
労働者の健康保持増進対策、メンタルヘルス対策、過重労働防止対策、安全管理などの分野で、
積極的な取組を行っていることが必要になります。
なお、この制度の対象となる「企業」とは、すべての業種の企業を指し、
会社法等に定められる法人、協同組合、個人商店等を含みます。
また、従業員とは、各企業の事業場で雇用されているすべての労働者を指します。

安全衛生優良企業になるには、すべての事業場を含む企業全体で、以下の基準を満たさなければなりません。

・安全衛生優良企業認定基準別添の第1、第2の必要項目の、全ての項目を満たす必要があること
・安全衛生優良企業認定基準別添の第3の評価項目
(1) 項目別基準 各分野別の評価項目の合計については、下表のとおりそれぞれの総計の6割以上を満たすこと 
(2) 総合点基準全評価項目の総合点については、総計の8割以上を満たすこと

 安全衛生優良企業公表制度評価項目一覧
http://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-11300000-Roudoukijunkyokuanzeneiseibu/0000169844.pdf

安全衛生優良企業公表制度認定基準解説書
http://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-11300000-Roudoukijunkyokuanzeneiseibu/0000176867.pdf

安全衛生優良企業の自己診断を行うことができます。まずは、ウェブ上の自己診断で自社の取組状況を確認してみましょう。

http://anzeninfo.mhlw.go.jp/shindan/shindan_top.html

もう少し具体的に案内しようと思いましたが、ボリュームが大きいので断念しました。
ただし、質的、乃至はレベル的には、何ら問題のないレベルと考えています。
ぜひ、上記のアドレスをクリックして確認してみてください。
安全衛生優良企業認定を取得している企業は、中小規模の企業が多いのが現実です。
先行している企業は、安全衛生優良企業認定のメリットをいち早く理解された結果と考えます。
小職も、関与先や周辺で、取得にトライする企業を支援したいと考えています。


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