以前にも当ブログで紹介していますが、
東京労働局・労働基準監督署も正式に承認しているとの情報を得ましたので、以下にあらためて紹介します。
建設現場において精神障害に関する労災支給決定事案が多く発生していること等を踏まえて、
建設業労働災害防止協会(建災防)が開発した、無記名式のストレスチェックです。
現在では、東京労働局・労働基準監督署も正式に承認した「無記名ストレスチェック」として周知・啓発活動を展開しています。
ガイド本は有料ですが、参考になります。
「建災防方式健康KYと無記名ストレスチェック」
https://www.kensaibou.or.jp/safe_tech/mental_health/activity.html
建設業におけるメンタルヘルス対策の進め方-現場で実践!建災防方式健康KYと無記名ストレスチェック-
https://www.kensaibou.or.jp/book_supplies/entry/004789.html
(参考)建設現場でのメンタルヘルス対策の必要性
建設工事従事者の多くがストレスを受ける場は、建設現場
建設労働者の多くが就労する場は建設現場であり、精神障害発症にかかる労災補償状況をみると、
建設現場従事者が被災労働者となった事例が多く見られます。
こうしたことを踏まえると、その働く場である建設現場においてストレスへの対処を現場単位で行うことが効果的であると考えられます。
メンタルヘルス対策は、不安全行動防止に効果的
例えば、ついうっかりといった不安全行動が招く労災事故の背景には、少なからず不眠・疲労等の因子が関連しているケースがあります。
慢性的な睡眠不足や高ストレスの状態が続くと、体内のホルモンバランスが崩れ、
脳血流が低下し認知機能に影響を与えることが知られております。
「不安全行動」防止の観点からもメンタルヘルスの視点を取り入れることが大切です。