熟年の文化徒然雑記帳

徒然なるままに、クラシックや歌舞伎・文楽鑑賞、海外生活と旅、読書、生活随想、経済、経営、政治等々万の随想を書こうと思う。

わが庭・・・フェイジョア咲く

2020年06月10日 | わが庭の歳時記
   この花、日本にはない珍しい形をしていて、4弁の花弁は内側が赤褐色、外側が白色で分厚くて、開くと内側に丸く巻き返り、すっくと伸びた赤い雌しべを囲んで線香花火のように飛び出た多数の赤い雄蕊の先端に黄色い花粉包が揺れていて面白い。
   ウルグアイ、パラグアイ、ブラジル南部原産だと言うことだが、住んでいたサンパウロでは見かけなかったし、頻繁に訪れていたパラグアイでも気がつかなかったのだが、ブラジルが懐かしくなって庭植えした。
   挿し木したら根付いて増えたのだが、この木は行儀が悪くて枝を広げて樹形が乱れて整わないので、余程広い庭でないと、植えづらい感じである。
   自家不結実性なので、結実されるためには異品種をそばに植える必要があると言われており、確かに花は沢山咲くが実付きは悪いのだが、木が大きくなると結実することもある。
   しかし、食用になるほいど大きく育ったことは殆どないので、まともな果実の味は知らない。
   
   
   
   

   梅の実が色づいて落ち始めたので、取り良いところから枝を落として3~4キロほど収穫して、とりあえず、梅酒を一瓶設えた。
   梅ジュースを作るために、一晩冷凍室で寝かせなければならないので、明日の話である。
   4歳の孫娘が、梅の実の収穫から、梅の準備や瓶に入れて砂糖やリカーを注ぐのまで、やりたいと言って手伝って(?)くれた。
   週末に、東京から長女夫妻が梅の実の収穫に来るので、その時、別な梅酒を作ろうと思う。
   今年は、ビワも沢山実を付けたのだが、孫娘が美味しいと言って食べてしまったので、今年は、ビワ酒を諦めた。
   

   わが庭、ガクアジサイが咲き続け、新しいビヨウヤナギが咲きだした。
   折角蕾が膨らんで咲きかけていたカサブランカ系のユリが、何本か病虫害にやられて、茎が途中で折れて、可哀想なことにしてしまった。
   先端の蕾ばかりに注意して薬剤散布していての失敗である。
   バラも黒星病の被害が一向に減らないのだが、これも、生き物、種の多様性の仲間として、考慮しないといけないのであろうか。
   そういえば、新型コロナウイルスも、種の多様性の中に入っているのであろうかと思うと、ついつい、コウノトリやトキなどにしか想いが至らないのが気になっている。
   
   
   
   
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