熟年の文化徒然雑記帳

徒然なるままに、クラシックや歌舞伎・文楽鑑賞、海外生活と旅、読書、生活随想、経済、経営、政治等々万の随想を書こうと思う。

わが庭・・・椿:那古井の春、そして、梨の花

2021年03月27日 | わが庭の歳時記
   肥後椿の那古井の春が、開花した。
   花弁に比べて、蘂が異常に大きな典型的な肥後椿にしては、一寸、温和しい椿である。
   
   
   

   梨の木に花が咲いた。
   かなり、木は大きくなっていて、花を沢山付けるのだが、すぐに、害虫にやられて花が落ちて、実が付いたことがない。
   ロンドンの家の庭には、洋梨の木が1本植わっていて、いくらか実を付けて、一度食してみたが、まずまず、柔らかくて甘酸っぱい洋梨の味であった。
   
   

   椿は、咲き続けている。
   黒椿が、開花寸前に、宝珠咲きとなって、崑崙黒のような花姿となり面白い。
   優雅であった王昭君も、一寸乱れた様変わりの花を咲かせた。
   至宝の挿し木苗が花を咲かせて、花弁の色が本来の姿を呈している。
   エレガンス・シャンパンの挿し木苗の花が開いた。親木の蕾は、まだ、固い。
   これで、かなり、大切に育ててきた至宝とエレガンス・シュプリームとエレガンス・シャンパンの二世苗を育てたことになり、ホッとしている。
   昨年は失敗したので、今年もう一度、王昭君とミリンダと青い珊瑚礁の挿し木を試みようと思っている。
   適当に新梢を採って、メネデール液に数日浸して植木鉢の土に挿して置いて、その後の手入れを忘れてしまったので、上手く付くわけもないのだが、今度はマニュアルに従おうと思っている。
   実生苗のように、面白い新種が生まれれるかも知れないと期待して、毛色の変った椿を作出しようと言った楽しみはないが、好みの椿のスペアが出来ることは嬉しい。
   
   
   
   
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