熟年の文化徒然雑記帳

徒然なるままに、クラシックや歌舞伎・文楽鑑賞、海外生活と旅、読書、生活随想、経済、経営、政治等々万の随想を書こうと思う。

大阪・奈良へのショート・トリップ(1)

2020年01月15日 | 花鳥風月・日本の文化風物・日本の旅紀行
   正月は、大阪の国立文楽劇場の新春公演を鑑賞するために、関西に一泊旅行に出かけることにしている。
   早朝、鎌倉を出て、羽田から伊丹に飛んで、11時開演の第一部から観続けて、夜、8時に舞台がはねた後、ホテルに向かう。
   翌日は、夕刻の伊丹空港発の飛行機で羽田に帰り、京急とJR,バスを乗り継いて、鎌倉の自宅に帰る。
   かなり無理をしたショート・トリップだが、伊丹空港に向かうまでの一日を、京都か奈良の歴史散歩に充てて、古社寺などを散策することにしている。
   京都での学生時代から、古社寺巡りは、私の趣味なので、外国に赴任していた時も、帰国ごとに時間を割いて訪れており、欠かすことはなかった。


   今回は、奈良の友人に会うことにしたので、奈良で一日を過ごして帰ることにした。
   名古屋の友人を誘って、西ノ京を歩いて、夕刻に奈良に出て、3人で、所謂、同窓会をしようと言うのである。

   我が家から羽田に向かうためには、バスかモノレールで大船まで出なければならないので、羽田8時半発のJALに乗るのがやっとで、到着が遅れると間に合わなくなるのだが、今回も、飛行機の遅延で、ナンバへの空港バスに乗り遅れて、文楽の冒頭の「七福神宝の入船」が、始まっていた。

   飛行機は、できるだけ、右側の窓際の席を取って、外の景色を見ながら、大阪に向かう。
   この日は、晴れていて、横浜上空あたりから、南アルプスを越えるくらいまで快晴で、富士がよく見えた。
   その前に、鎌倉に接近した時には、江の島がよく見えたので、その北西の山側くらいに、我が家もあるのだろうが、勿論、分かるはずがない。
   
   
   

   その日は、一日中、国立文楽劇場で過ごした。
   昼食は、大通りを隔てたところに、大阪の台所「黒門市場」があるので、鮮魚店が多く、寿司が美味しいので、それを頂くことにしている。
   文楽は、今でも、大阪が本拠地だと言う感じで、この劇場は、同じ文楽公演でも、東京の国立小劇場とは、かなり雰囲気が違う。
   
   

   翌日の奈良へは、西ノ京を訪れて、薬師寺と唐招提寺で、午前中を過ごし、その後、本当は、斑鳩の里の法隆寺に行きたかったのだが、奈良経由で伊丹へ向かうので、時間的には無理なので、諦めて次にすることにした。
   昔よく歩いたので、浄瑠璃寺や室生寺、飛鳥、長谷寺・・・行きたいところはいくらでもある。
   
   

   奈良で、ゆっくりと喫茶店で休息をとり、新しく再建された興福寺の中金堂を訪れた。
   前回、工事中に中に入ったので、非常に興味深かった。
   

   その後、大通りを隔てた奈良県庁に入って、屋上に出て、展望所から奈良を眼下にした。
   それほど高くはないのだが、奈良盆地の底に有るようなものだから、四方が見渡せて、奈良の位置づけが良く分かって参考になる。
   東大寺の大仏殿、先ほど訪れた中金堂が、奇麗に見える。
   
   

   少し時間があったので、唐招提寺を訪れたこともあって、鑑真和上の所縁深い戒壇院へ向かった。
   小さなお堂だが、急な石段を上り詰めて、薄暗い堂内に入ると、素晴らしい四天王像にお会いできる。
   いつも、その緊張感が好きで、よく訪れるのである。
   
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