YNWC的な日常

街の中でも季節を感じて暮らしたい。生き物や自然のの話を中心に美味しい食べ物、散歩のことなど綴っていきます

椿の実といえば…

2011-10-05 20:29:41 | 三ッ池公園の自然情報




先週末の三ッ池公園です。
木へんに「春」と書いて椿。春を代表する花木です。花が終わり、2つの季節が過ぎ、今は実りの季節。

パカッと割れた実の中から種が顔を出しました。この種をつぶして精製すると椿油がとれます。
正式にはヤブツバキの種から採取するのですが、椿の種の中は普通に油っぽいです。

子どもの頃、種をコンクリートにこすりつけ、穴をあけて笛を作りました。
小さな穴から安全ピンの先で中身を穿り出すのですが、手がテカテカして油っぽくなったのを覚えています。
まっ黄色なのでちょっと「耳くそ」を想像したりもします。

ちなみに椿油は、食用、薬用、化粧品用と幅広く活用されています。
昔から髪の毛の艶出しに使われていることから、某大手化粧品会社からこの植物の名前のシャンプーも売り出されていますね。
でも、わたし的には、どうしても子ども時代に親しんだ「耳くそ」のイメージが頭から離れないのです…(^_^;)


イヌタデ

2011-10-05 07:18:50 | 鶴見川の自然情報
寒い雨の朝です。長袖のジャケットを着ても、まだ寒いです。
でも、寒い冬を越した早春なら、同じこの雨を温かく感じるのかもしれません。

イヌタデ。なんてことはない雑草です。実をほぐすと赤いつぶつぶになることから、「あかまんま」の名で親しまれ、おままごと遊びに重宝されたようです。

ときには、茶花として秋の風情を演出することも。



先日行った「押し花展」でも活躍していました。写真は体験コーナーで挑戦したハガキです。わたしが使った花材はケイトウ、ツルボ、コブナグサ、コバンソウでしたが、イヌタデもちゃんとありました。

秋らしさを感じさせてくれる植物です。