「ぐうたら ・フォト日記」

「ぐうたら」を生活信条とする、ぐうたらなフォト日記です。時々『写真の無い・フォト日記』にもなります。

映画を見て、歩いて帰って、岩崎宏美を聞く・・・?

2011年07月01日 | フォト日記
犬好きの友人と『星守る犬』と言う映画を川崎ラゾーナに見に行った。

最近この種の日本映画を見ない。なぜか分からないのだけれど、映画を見なくなった。
映画が始まってしばらくして、なんとなくその理由が分かった気がした。

僕はこの映画の予備知識はほとんど無いのだけれど、物語を事細かに説明しすぎている気がする。「映画なのだから、もっと映像や音楽に語らせても良いのでは・・・?」と思いながら見ていた。

でも途中で、犬が主役のように見せながら、この映画は犬と主人の友情や愛ではなく、男の悲哀を描いているのでは無いのだろうかと思った。監督の意図で物語を事細かに説明して、そのことを言いたかったのだろうか?

「リストラにあって、女房に逃げられ、愛犬と共に車で人生最後の旅に出る」と言うロードムービーなのだけれど、最後は「女性は強い!」と言う印象が残った。

終了後、サラリーマンで満員の居酒屋でビールを飲んで、帰りは運動のため、深夜の道を鹿島田まで歩いて帰った。

道すがら、学生時代福岡に居た僕は、天神や中洲で映画を見た帰りや、パチンコに負けてお金がなくなった時、よく歩いて大橋まで帰った事を思い出した。40年経っても同じような事をやっている。

そしてなぜか、岩崎宏美の『聖母たちのララバイ』を思い出した。

コメント
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