iPhone１年目のトラブル！

６月の末だったでしょうか、iPhoneのマナーモード切替スイッチ（正式には何ていうのだろう？）がポロリと落ちてしまいました。

ヨーロッパ行きまで一週間ほど前、欠けたままの歯の治療をするため、歯医者に行く途中で「マナーモードにしなければ！」と歩きながらスイッチを下げたのです。

「ありゃー、まずい！」と思ったのですが、ベルがならない状態でも、目覚ましのアラームは鳴るので、そのまま海外に出かけました。

iPhoneは海外でもそのまま使えます。ところが一つ不便なのが、アプリケーションの楽器（ピアノやギター）の音が出ないのです。

今月の１８日で修理保障が切れるので、日曜日のコミケの帰りにアップルストアーによって聞くと、予約しなければならないとの事、仕方なしに月曜日の夕方もう一度出かけました。

すると「今、交換しますから・・・」と新しいiPhoneが出てきました。「え？、全部取り替えるの？」、「ええ、iPhoneは修理できないんです！」

そう言えば、一体化されたケースになっていて、取り外せる部分がありません。「バックアップは取ってありますよね？」、「ええ、２・３日前にとりました」

でも「交換した古いiPhoneはどうなるのだろう？」、「廃棄処分になります！」、「中に入っているデーターは？」、「気になるのなら、今ここで消去します！」

という事で、２０分ほどその場で待たされたのですが、iPhoneは新品に生まれ変わりました。

でも、「これってどうなんだろう？」、修理の手間や人件費より、全部交換したほうが安上がりで手っ取り早いのですが、その反面、『人間が働く場所が、どんどん狭まっている』事にはならないのでしょうか？

デジカメにしろ、家電製品にしろ何にしろ、多くの電化製品は「全取替え！」に近い形になって来ています。

『ものを安く作るのには、人件費を安くしなければならない。人件費の占める割合は、どんどん少なくなって行くのだから・・・、失業者はどんどん増えて行く・・・？』

というような事を、住所録などのデータを、パソコンから復元しながら考えていたのですが、今日になって、メールが使えないことが分かりました。パスワードが消えていて、それは復元できないようです。

「えー！、何だったかな・・・？」、そのうち人間の頭も『全取替え』の時代が来るのでしょうか？