「ぐうたら ・フォト日記」

「ぐうたら」を生活信条とする、ぐうたらなフォト日記です。時々『写真の無い・フォト日記』にもなります。

花火は難し!?

2007年08月19日 | フォト日記
今日は久しぶりに写真家としての仕事です。
芝居のチラシ用に花火の写真が欲しいという依頼なのですが、例によってギャラは「一杯おごるから!」と言う友達仕事です、でも、「チケット一枚よりは良いか!?」と言うことで、昨日から準備を始めました。

花火は難しいのです。普段撮るスナップは「機材はなるべく軽く!」と言う基本方針で撮っているのですが、花火となると三脚とレリーズ(シャッターを開放で使う道具)が必要になります。

三脚はある程度実用に耐えるものがあるのですが、もう20年くらい使った事がありません。カメラも一眼レフはこのところ殆ど使っていません。(それでも写真家か!?)

昔の完全マニュアルの信頼できる機材があればそれを使うのですが、これも10年以上使っていません。だいたいカラーフィルムで撮るのも、去年同じ劇団の集合写真を撮ったのが10年ぶりくらいでした。

「はて、どうするか・・・?」、と考えながらホームページを見ると、花火モードがある手ぶれ防止機能つきのデジカメが出ています。「これ良いじゃん!」
でもそんなの使うのなら、「ホームページの写真を適当に集めて合成すれば出来ちゃうじゃん!」と言う現代日本の常識とも思える発想(?)に行き着き、結局は伝統的アナログ手法に頼ることにしました。

昨日はミノルタのα-SweetⅡという、このブログでも以前紹介したカメラを使うつもりで準備をしました。レリーズはその前に使っていたα7700用の専用レリーズ(¥4500もした!?)がそのまま使えました。(と言うことはデジタルのαシリーズでも使えるのかな?)
でも撮りかけのモノクロフィルムが入っていて、シャッターが本当に切れているか確認できません。音で判断するする限り正常に動作しているのですが・・・、しかし、万が一?

と言うことを考え、今日になって予備機としてα7700(これは20年前のカメラ?)を使う事にして、電池を買ってきました。「動くかな・・・?」と思ってスイッチを入れてみるとちゃんと動作します。シャッターも開放で動作している事が確認できました。(でも使い方を忘れていました!)

それではと、結局こっちを使う事にして、7時近くになって鶴見川の花火大会に出かけて行きました。道を1回間違え、会場近くに着いて場所を探し、三脚をセットして時計を見ると開始1分前、すぐに花火が始まりました。

とりあえず1本撮って、フィルムを交換したのですが、闇の中なのでうまく出来ません。懐中電灯は持っていても、久しぶりに使ったカメラで、しかも殆ど使った事のない三脚に固定したカメラのフィルム交換は、花火を撮るよりも難しい事が分かりました。

何よりも目が見えないのは非常なハンディキャップです。結局3本目のフィルム交換の途中で花火大会はフィナーレを迎えてしまいました。(チクショウ!)

「こりゃもう一度行かないと駄目だな!」と言うのが今日の結論です。(「部屋を暗くしてリハーサルをやるさ!」)

頭で基本的なことは分かっているつもりでも、身体が動かなくなる事が分かったのは収穫です!(ポジティブ思考だな!)
コメント (2)
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