笑いまみれ・はなこば日記

笑うことを積極的に考える女の日記
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東西芸人いきなり!2人旅

2013年11月13日 | テレビ
TOKYO MXTVが買ってくれたので
うちでも見える
わーいわーい。


『東西芸人いきなり2人旅』は
2011年の秋頃から
特別番組として放送され、
満を持して2012年4月からレギュラー番組化し、
今年の春に終わった
関西でのみ放送されていた
バラエティ番組です。

放送当時、
話題になっており、
ずっと見たいと思っていたの。

三週分を一気見しました。

どうやらリサーチによるラインナップと
ずいぶん順番が違う。

1回目は
オードリー春日×プラスマイナス岩崎

2回目は
ホンジャマカ 石塚英彦× 矢野・兵動 兵動大樹

3回目は
ハライチ澤部佑× 坂田利夫

どうやら間とばしている。
買い付けるお金が…なかったのかな。

それはそれとて、
全部の回が全部良くて
感動しました。

芸人さんのふところの広さや気持ちの熱さが
サラッと出ていて
あと
大笑いするような映像がかならず一か所はある。
偶然かもしれないけど。

このなかでは
わたしは
一番期待してなかった
3回目のハライチ澤部さんと坂田さんが
もっとも良かったです。

坂田さんのたたずまいが
神がかっていた。

それに加えて
澤部さんの人柄の良さが
存分に発揮されていた。

わたしが
一番グッときたのは
旅なので
ふたりでぶらぶらするのですが、
千日前に来た時。
あの
吉本の劇場、
なんばグランド花月に続くアーケードを抜けて
エスカレーターでグランド花月の2階の記念写真コーナーで
ふたりで写真を撮る
それから
行きつけの喫茶店で昼食を取る。

この一連の流れ。
泣きそうになった。

大勢の人がいる中に映る坂田さんは
本当に小さいおじいちゃんだけど
そこだけは
存在感がグッと増し、
お顔は少しだけ誇らしげで
その町や
またその町にある古い喫茶店に実によくなじみ
格好良かった。
芸人としての色気がバンバン出ていたのです。

それはわたしが勝手に
あの場所の歴史を想っていて
それを
坂田師匠の肩の先に見ているからかもしれない。
なんだったら
ただの妄想かもしれないけど、
アホの坂田と言われたひとの
劇場出番前と後の様子が
見えたのです。
70歳を過ぎて
芸歴繰り上げたら50年。

格好いいなああ
って思った。

笑いを拾うちょっとした間も
全部良かった。

一個前の旅で
石塚さんが
林家三平さんは
寄席の出番を書いためくりが出るだけで
大爆笑をとれた
と言っていて
そういう芸人さんになりたい
とおっしゃっていましたが、
坂田さんもそういう芸人さんだな
と思いました。

想像するだけで
ちょっと面白いし、
いるだけででコメディになる。

坂田さんが
感動させたいんじゃない
お客さんが、
笑って疲れがとれたわ
と言われたらそれでいい

名言をおっしゃっていました。

ちなみに
第1回のオードリー春日さんと
プラスマイナス岩橋さんは
ふたりの心根の優しさと
岩橋さんの暴走と
春日さんの持っているオーラを感じて
良かったです。

うーん全部見たいんだけど。

ではまた
金曜日に!