笑いまみれ・はなこば日記

笑うことを積極的に考える女の日記
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シチュエーションコメディって言っても

2011年10月14日 | テレビ
ウレロ☆未確認少女。
という番組が
テレビ東京金曜日の深夜
スタートしました。
先週から。

今週が2回目。

さてこの番組とは

バカリズム
劇団ひとり
東京03
早見あかり

による
30分のシチュエーションコメディ。
です。

ところで
プロフィールにも載せているくらい
あたしは
東京03が好きです。
そして
東京03が好きなことに気付いたときくらいに
03で
和製シットコムをやればいいのに。
と切に思っていたほど。
です。

だからもちろんテンションは
だだあがりです。
それをひたすら
おしこめて(なぜに)今日まで来ましたが
録画したものの
見る時間がなくて
今日まで来ましたが、
早く見たくてしょうがなかった。
そしてやっと見た。


さて
感想は…
ファンとしては
とっても楽しい。
ひとりひとりにキャラクターがちゃんと当て書きされている。
あかりん
の才能がすばらしい。
セットがおしゃれ。
音楽も格好いい。

と良いことずくめです。

ただ
ファンってことを差し引いて
シチュエーションコメディ
として見ると

んー
来週以降、期待してみよっか。
ちょっと気合、入りすぎてたかな。

お察しください。
DVDとして一連でみると
すっごくいい
ってパターンかもしれないしね。

シットコムのコツって
なんだろう
って考えていました。
まず
いちばん大事なのは
セットの不自然さと舞台の空気感に負けない
役者の技術と連携と
フレンドリーさ。

客側に向けているあのセットだけで
一個
リアルから遠ざかる。
生の舞台では気にならないのだけど
テレビのフィルタを通すと
ちょっと違和感を感じるのだ。
日本がシチュエーションコメディの文化にない
ってことも理由だろうし、
新喜劇や
ドリフを連想させるからかも。

あと
海外のおもしろいシットコムは
筋書きじゃない。
小技の数だ。
漫才で言うボケの数?みたいなものかも。
いや違うな
観客の裏を読むサプライズを
そこかしこに
入れている。
数もさることながら、
秀逸だったりする。
くだらなくても
一瞬でもいい。
そこに手間かけている感じが
いっつも心をわしづかみにされる。
テレビだから
ダイナミックでなくていいのだ。
小さなものでもしっかり笑える。

この番組は
ワンクール(ってどれくらい?)やって
完結する予定みたい。
どうか良い番組になりますように。
出演者のファンのひとだけでなく
広く愛される番組になりますように。
そのポテンシャルは
十分あるんだもの。

最後に
やっぱ
ちょっと言っていいっすか。(だので悪口嫌いな人は読まないように)










日本で何度か放送されたシチュエーションコメディで
特徴的なのは
出演者たちの「がんばった」感。
はっきり言って
あれ
やめてほしい。
知るか。
と思う。
長回しだからセリフが大変とか
緊張感あふれる現場とか
いいけどね
事実を言っているだけだろうから。
笑いは練習を見せたらいけない
って
カウス師匠が言ってましたよ。
練習時間とかを言われると
笑うことよりも
どれだけがんばったんだ
っていう考えにスイッチが言って
より笑いづらいし
なんだか目的地を差し替えられているようで
気持ちが悪いんです。
笑いをどれだけとれるか
どこでとったのか
その分析だけでおしゃべりは結構。
もっと
軽々しく
涼しい顔で
笑いをかっさらってよ。
と思うんです。
はー
すっきりした。