浜田屋遼太

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やっぱりご飯

2020-09-27 | 日々是好日

食事の基本はご飯である。

毎食うどんやラーメンでもいい、という人もいるかもしれないが、最後はご飯に尽きると思う。

昭和30年代前半生まれは、戦後の影響をまだ引きずっている時代で、今とは食べていた献立が違う。

当時は煮ものだとかイワシの丸干しだとか、純和風の食べ物ばかりだった。

「おやつ」というと、昆布やふかし芋を口の中に放り込まれ、いつまでもしゃぶっていた。

ところが世代が変わるとそうではない。

子供のころから和食一辺倒の食生活を送っていないから、自分たちとはずいぶん日常の食べ物が違っている。

「ご飯がなくても生きていけますよ」、という人が結構いる。

ファーストフードのハンバーガーさえあれば、生きていけるとさえ言い切るのだ。

ご飯をいちいち噛むのが面倒くさいから、スパゲティを毎日食べている人もいる。

それどころか朝食が清涼飲料とケーキだという人までいて、腰を抜かさんばかりにびっくりしたこともある。

こういう人たちと比べれば、自分は土着の日本人だなぁ、と思う。

ハンバーガーや洋食だけの毎日なんて信じられない。

あのホカホカした白いご飯の素晴らしさ。

シンプルな極みである。

美味しそうに炊き上がったご飯は、美しい白銀の輝きだ。

「銀シャリ」といわれる意味がよくわかる。

ご飯を食べていると力が湧いてくる。

嬉しいときにはご飯を何杯もおかわりできるし、悲しいときはご飯を噛んでいると「いつまで悲しがっていてもしょうがないか」

という気分になってくる。

物事がうまくいかないとき、気分がすぐれないとき、物事にけじめをつけたくなったときに食べたくなるのは…

パンでもパスタでもなく、やっぱりご飯なのだ。

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