浜田屋遼太

世の中のために何の役にも立たないブログ  お暇なお方は是非どうぞ(^^♪

見えない難題

2020-11-07 | 定年波止場

うちの同居ばばは、人生で下着をいちばん意識したのは高校生の時だったと言う。

体育の授業の前に、隣のクラスの女子と一緒に着替えをしたとき、そのうちの一人がはいていたパンツに衝撃を受けた。

それはただ前と後ろが三角の小さな布きれで、両脇を紐で結んであるだけの代物で、幽霊のおでこに三角形の布きれがついているが、あれが股間と尻についているようなものだった。

柄物やレースつきのパンツをはいている子もいたけれど、普及品がほとんどで、デザインもオーソドックスなものだった。

とにかくただの三角形の、あまりにも衝撃的なデザインに、みなびっくり仰天したものだった。

そして休み時間や放課後になると、友達と集まって衝撃的パンツについて語り合った。

布地は少ないのに、自分たちのパンツよりもはるかに値段が高いという事実に、どういうわけかみな興奮していた。

それから卒業するまで、着替えの時間に見た範囲で、彼女のような衝撃バンッを学校にはいてくる子はいなかった。

彼女の名前は見事に忘れたが、衝撃的パンツの形状はいまだに覚えているというのであった。

 

こんなバカらしい昔話に花が咲く、じじばばなのでした。

今晩は、BSで懐かしいキャンディーズの番組を見て、泪で枕を濡らしそうなのであります。

遠い昔の青春であります。

 

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