浜田屋遼太

世の中のために何の役にも立たないブログ  お暇なお方は是非どうぞ(^^♪

一畑百貨店閉店

2023-06-21 | 日々是好日
県内で唯一の百貨店「一畑」が来年1月をもって閉店するというショッキングなニュースが流れた。

郊外型の大型店舗に客足をとられ、近年暇を持て余してる感は否めなかったが、いざ閉店となると一様にショックは隠せない。

昭和33年、お城の近く殿町にオープンして以来、県都松江の百貨店のステータスシンボル的存在であったことには間違いない。

子供の頃、僅かなお小遣いを手に、屋上の動物や植物コーナーへ行った、その楽しさは今でも記憶の片隅に残っている。

カメとか小鳥などを売っていたが、ときたまその場には不釣り合いなワニの赤ちゃんを売っていた。

ゲテモノ好きな友だちが、そのワニを買うと言い店のお姉さんにお願いしたら、お姉さんワニを捕獲できずキャーキャー泣き叫び恐怖に震えてしまった。

赤ちゃんワニとはいえ、見た目は普通のワニ(クロコダイル)である。

大きく口を開け、飛びかかるように襲いかかってくるのである。

店員のお姉さん、どこからか男の店員を連れてきてワニを捕獲。

金魚を買って帰るかの如くワニをゲットした友だちは、その後上手にワニを育いたかどうかは不明。

今頃生存していれば50歳は越える年齢に達していると思われるクロコダイル。

さぞかし大きくなっていることでしょうね。

またデパートの大食堂は憧れであった。

和洋中、何でもあった。

テーブルの上は湯飲み茶わんとポットがセットされてたかな。

注文した品は硬券で注文した品と交換するようなシステムだったと記憶する。

お城を見ながら、贅沢なひと時を過ごせた。

そんなデパートも田舎では生き残れない時代になった、ということでしょうか。

65年の間、お世話になりました。

そしてありがとうございました。
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