浜田屋遼太

世の中のために何の役にも立たないブログ  お暇なお方は是非どうぞ(^^♪

親子の味の親子丼

2021-01-19 | B級グルメ

かつて親子丼はカツ丼、天丼と共に日本の三大丼といわれる大きな存在であった。

その三大丼の一つであった親子丼の凋落がここのところ激しい。

なぜか。

親子丼は、実は親子という名前をつけたために、親子関係という関係に縛られて身動きがとれなくなっているのだ。

それが原因となって時代に取り残されようとしているのだ。

親子丼は「親子」の命名したために、親子以外を介入させることができない。

鶏肉と卵以外のものを入れると親子ではなくなってしまう。

古めかしい親子という関係に縛られているため、夫婦別姓とか核家族とかセックスレスカップルとかの新しい時代の波に取り残されようとしているのだ。

親子丼のは本尊がいない          

これが親子丼の最大の悩みだ。

本尊のいない寺は寂しい、そして次第に寂れていく。

カツ丼にも天丼にも本尊がいる。

カツ丼などは丼のど真ん中に、本尊が堂々と横たわっている。

誰もがこのカツだけが頼りだ、と思う。

この祈願をカツはどっしりと、頼もしく受け入れてくれる。

天丼も同様である。

親子丼には本尊がいない。

いることはいるのだが、あちこちに分断されている。

どこを拝めばいいのか参拝者は途方に暮れる。

だが親子丼は生き延びてきた。

やっぱり親子丼は親子水入らず、しみじみと食べるもののようです。

じっとりと濡れた卵の中の地味な味の鶏肉が口の中にころがりこんできて…

というのが親子の味のようですね。

卓上の箸立てがいい味出してる          

JR宍道駅前こわた食堂の親子丼でした。

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長寿の秘訣

2021-01-19 | 定年波止場

泉重千代さん、といっても今は知らない人も多いと思うが、長寿世界一として、いっときかなりの有名人だった。

ギネスブック公認の世界最高長寿者、120歳であった。

その重千代さんの長寿の秘訣は「女子に興味を失わないこと、食事のあとに少し飲む島酒」だった。

島酒というのは重千代さんの出身地、奄美の黒糖酒のことで、この際そっちのほうはどうでもよく、ここで注目すべきは「女子」である。

100歳過ぎても女子に興味を持ち続ける。

なかなかできることではない。

普通だったら、まあだいたい60歳あたりからそっちのほうの興味は薄れていき、花鳥風月とかそっちのほうへ興味が移っていく。

重千代さんの場合、長寿の秘訣と訊かれて、いきなり女子を持ってきたところがエライ。

島酒をさておいて、女子を持ってきたところが立派。

長寿は万人の願いである。

長寿を目指す人はすべからく重千代さんを見習わなくてはならない。

すなわち女子に興味を持ち続けなければならない。

興味を持ち続けるだけでいいのだ。

事に及ぶ、とか実行とか、そっちのほうは重千代さんといえども多分なかったと思う。

そうか、そんなことならお安いご用だ。

焼酎飲んで女子に興味を持つだけなら安くつく。

「女子に興味を失わないこと」

実に単純な一言であるが名言である。

単純であるが、国家存亡の危機さえも救う重い一言だったのである。

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