いつごろからだろうか、同居人(妻ともいうが)に何か言おうとしたら、一度その内容を頭のかなで整理してからでないと口にだせないようになった。
結婚式の披露宴でお祝いのスピーチを喋る時のように全体の構成を練り、前後を入れ替えたりしてキチンとまとめてからでないと言葉が出せないのだ。
自分でもなぜそうなったのかわからない。
二人の間が険悪になっているわけではない。
かといって、円満というわけでもない。
お互いが空気のような存在というわけにはいかない。
長い沈黙から何か用事ができて何事か話しかけなければならなくなると、急に改まったような気持ちになったりする。
いよいよ何か話始めるときは少し緊張する。
急に改まったような気持ちになるのかもしれない。
昔は考える前にスっと言葉の方が先に出ていたはずだ。
ところがだんだん歳をとってくると…
お腹がすいてくると「メシ」
食べ終わると「オチャ」
お茶を飲み終えて「ヨージ」
会話はそうした名詞のみになってきた。
「フロ」「メシ」「シンブン」「ツメキリ」「ミミカキ」…
これで充分事が足りる。
世間では家でこれしか言わない亭主は、いずれ妻に離婚されるということになっている。
こりゃ要注意だね
カアちゃんタンス背負って実家に帰られたら困るもんねぇ～。
世間からカアちゃんに逃げられた哀れな男、と見られるのも悔しいしね。
そうならないように努力しましょうね(^^♪
本文とは全く関係ないけど、出雲知井宮あたりの御食事処たばらのオロチラーメン。
なんでオロチなのかよくわからんけどね 
具沢山のラーメンであります。
また今日もつまらぬ記事でした。
お粗末…
