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ぽかぽか春庭「水織ゆみリサイタル」

2012-03-02 05:45:46 | 日記
2012/03/02
ぽかぽか春庭十二単日記>もうすぐは~るですねぇ(2)ゆみさんコンサート

 2月26日日曜日の午後、ジャズダンス仲間のひとり、ゆみさんのシャンソンリサイタルを聴きました。
 シャンソン歌手水織ユミの25周年記念リサイタル。王子駅前ホクトピアのさくらホール。2階席はユミさんが主宰するシャンソン教室のお弟子さんたちが詰めているほかは空き席もありましたが、1階の会場は1000人分の席、ぎっしりいっぱいの盛況でした。観客は見事なまでのおばさんおばーさんの群れ。むろん、私も平均年齢を押し上げているひとり。イマドキ若い世代でシャンソンが聞きたいという人は、変わり者の部類に入ってしまうのでしょう。私が若いころに、同世代で「浪花節が好き」とか「義太夫が一番」という人に対して「あんた、古~い!」と言っていたのと同じこと。

 ユミさん、加藤登紀子なども優勝してきたシャンソンコンクールに出場。優勝してプロ歌手に転身してから25周年の記念の年なのだそうです。ジャズダンス仲間は、プロデビューしたばかりのころから、ユミさんのコンサートチケットを買い、シャンソンバーに出演するときはお酒を飲みに行き、応援してきました。
 私はたまにしかユミさんのコンサートに出かけるチャンスがありませんでしたが、今回はミサイルママといっしょにユミさんの歌をたっぷり聞くことができました。

 ユミさん、NHKのパリ祭にはもう20年つづけて出演していて、シャンソン界では知られた存在になっていますが、世間に知られたヒット曲を持ち紅白出場するような、誰でもその名を知っているという歌手ではありません。でも、ほんとうに歌がうまい。作詞訳詞も手がけるユミさん、今回も新しく作詞した歌も混ぜ、2時間半歌い続けました。

 シャンソン定番の「水に流して」とか「ラメール」のようなおなじみの曲も、望郷じょんがらを「シャンソン演歌」として歌うのも、ゆみさんがこれまで歩んできた人生の深みがすばらしい味わいとなって会場に流れました。

 youtubeで聞けるのは、残念ながら一曲だけなので、同じのをUPします。
http://www.youtube.com/watch?v=YKQ-uF-omSM

水織ゆみCD紹介ページ
http://www.kitanet.ne.jp/~mizuori/disc.html

 歌のあいまには、ゆみさんがこれまですごした25年間が、初期のコンサートのようす、昨年東北へボランティアに行ってきたときのようす、イギリスのエディンバラ日本領事館でのコンサートのようすなどもスライド上映され、ゆみさん、歌いながら語りながら、涙していました。私も1984年にゆみさんと同じジャズダンスサークルで練習をはじめてからこれまでのこと、しみじみ思い出されました。

 ゆみさん、これからもすばらしい歌声を届けて下さい。そして、踊り続けてください。私もいっしょに踊っていきます。

<つづく>

コメント (8)
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