十分間俳句

発見・感動・創造! 子どもたちの感性を培い日本語力を高める十分間俳句

年間指導計画

2008-09-15 | ジュニア俳句
小学校の俳句教育を考えるときに、俳句についての年間指導計画を立てることが必要となる。
つまり、何時の時期にどんなことに取り組ませ、どんなことを教えるのかということだ。

1、年間の「テーマ」を提示する。

例えば
4月 入学式、花見、菜の花、
5月 こいのぼり、ミニトマト(栽培しているもの)
6月 梅雨、参観日、八名川まつり
7月 プール、七夕、夏、
8月 夏休み、ラジオ体操、 
9月 深川発祥俳句大会に関連して、運動会、
10月 秋、 
11月 波郷記念館俳句大会、
12月 冬、ストーブ、 
1月 お正月、
2月 雪が降る、 
3月 春、ひな祭り、卒業式

 このような「お題」を提示し、学年によっても、内容を変える。また、流行っている遊びなどを取り上げてもよい。

  縄跳び、紙飛行機、理科の時間、鉛筆、水鉄砲・・・・

低学年と高学年の違いもある。
今年一年間を踏まえて、それを作っていく。

二つ目は、俳句の特色や言葉の使い方についてである。
7月に6年生が「効果的な表現技法」についての授業を行った。
比喩、倒置法、擬声語、擬態語など。
それに加えて、助詞の機能について等も必要である。
以上の点は、日本語の範疇に属するが、「俳句」独特の技法についても教える必要がある。
例えば、季語や季重ねについて、切れ字について・・・・
これらを6年間のプログラムの中に落としていく。
ここまで、当たり前の発想だが・・・
これが一つの作業であり、その一つ一つの実践の中身について吟味する所まで行けば・・・・。授業案や授業記録がそれを補うことになる。





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