日航財団のN専務理事さんらが八名川小学校においでになった。
日航財団は、すでに40年にわたって、世界に俳句=HAIKUを広げる活動を行っている。
日本の子ども達の俳句を英訳し、また世界の子ども達のHAIKUを集め、出版している。
時には、世界の子ども達を集めてHAIKUキャンプを行ったとも言う。
アメリカでは、すでにHAIKUをカリキュラムの中に組み込み、英語の詩を書く手始めにHAIKUに取り組ませていると言うお話も伺った。
これまでの数十年間の活動から生まれた子ども達の俳句が載った御本もいただいた。
素晴らしい作品ばかりで圧倒される思いである。
いただいた御本の中に How to make HAIKU (日本語)と云うパンフレットがある。
このパンフレットが実にわかりやすい。 こんなパンフレットができればいいのだと思ってしまう。
構成だけ挙げれば次のようである。
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俳句ってな~に?
◆俳句のかたち
◆俳句のすばらしさ
◆いっしょに絵も描いてみましょう
ハイクの詠み方第一章
◆俳句の約束1 春夏秋冬
◆こんなところに気をつけて
ハイクの詠み方第二章
◆俳句の約束2 自分の世界や心を反射しよう
◆こんなところに気をつけて
ハイクの詠み方第三章
◆俳句の約束3 時をつかまえる
◆こんなところに気をつけて
いつでもハイクを詠んでみて
◆一日の中で
◆一週間の中で
◆一年間を通して
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こんな俳句が紹介されている。
とんぼの目アンドロメダを映してる
木の上であくびを一つあけびのみ
満月と一緒にビデオ借りにいく