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グローバルネイチャークラブのガイド日記

グローバルネイチャークラブ(旧グローバルスポーツクラブ)のガイド仲間が観察した伊豆大島の自然の情報を中心にお届けします。

ムシムシする6月の始まり

2012年06月01日 | 
むし暑さを感じる1日。今日から6月。
丁度、「衣替え」にぴったりの気候でした。

外で作業をしていたところ、
目の前の角材の先に、大きな虫が付いていました。

おおっ! タマムシか!?
と、輝く虫の背中に一瞬目を凝らすと…

残念ながら、ウバタマムシの方でした。
でも、これはこれでキレイなんですよ。
サイズも4センチと最大級。
そう簡単に出会えるものでもありません。

手元の図鑑によると、
ウバタマムシの成虫が活動する時期は、6月~8月。
幼虫は、マツの弱った木や枯れ木を食べているそうです。
生息地は、屋久島、九州、四国、本州。

同じ位の大きさになるヤマトタマムシの成虫は7月~8月に活動し、
幼虫はサクラ、ケヤキ、エノキなどの枯れ木を食べるそうです。
すんでいる地域は、南西諸島、九州、四国、本州。

この2種は、ほぼ同じ生息域ですね。
大島にもサクラやエノキがたくさんあるから、
タマムシがいてもいいと思うのですが…、
まだ大島で見ていません。


先日は、ツバキの木を剪定していて、
葉に付いた青虫に出会いました。
この時季、ツバキの葉にはチャドクガの幼虫(毛虫)が、
出現し始めるので注意していて見つけました。

調べてみると、ガの幼虫で、
ナンカイカラスヨトウ、または、
オオシマカラスヨトウらしいのですが、
未同定とのこと。

飼って、羽化するのを確認してみよう!


ムシムシする季節。お体を大切に!

(なるせ)


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