グローバルネイチャークラブのガイド日記

グローバルネイチャークラブ(旧グローバルスポーツクラブ)のガイド仲間が観察した伊豆大島の自然の情報を中心にお届けします。

巨木の森

2012年06月14日 | 今日の大島
このところ、神社通いが続いています。

東京都から昭和14年に天然記念物の指定を受けたスダジイの森は
何とも言えないパワーに満ち溢れています。



そのパワーの源は、おそらく数百年という永い年月を生き抜いてきた
幹回りが5メートルを超える巨木達に有るのでしょう。



元の幹には大きなウロが開き、向こう側の光が漏れてきます。



しかし、この幹の上には更に10メートルを超える木がそびえ
ウロの中は、頭上の木の根が貫いています。



中には、幹回りを無数の大きなコブで覆われたものもあります。
この木は一体どんな歴史を刻んできたのでしょう?
繰り返し繰り返し病魔と闘いながらも子孫を残し
今も逞しく生きているそんな木なのかも知れません。



大きな体を支えるために板状になった根(板根)



この木は根を下に伸ばせずに根を板状に変化させて、自らの巨体を
支えているんですね。

幹周り163センチの巨木。



中は、ほとんど空洞の状態ですが、こちらも上には新たな太い幹が伸びています。

今日は一人で、ほぼ半日をこの森で過ごしました。
一本一本の木にそれぞれの魂が宿り、何かを語り掛けている様に感じました。
皆さんも、こんな巨木達の声に耳を傾けてみませんか?

夜は、光るキノコ(シイノトモシビダケ)の撮影に行ってきました。
木漏れ日ならぬ、木漏れ星とのコラボです。



結果はご覧の通り・・・
昨日よりキノコが減って今一つでした。 まだチャンス有るかな~?(ギバ)

コメント (2)
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