グローバルネイチャークラブのガイド日記

グローバルネイチャークラブ(旧グローバルスポーツクラブ)のガイド仲間が観察した伊豆大島の自然の情報を中心にお届けします。

シロカネグモの仲間

2024年09月04日 | 
「今年は蜘蛛が少ないな」と思っていたら、8月29日に、メタリックブルーの色が入った小さなクモ(1cmないぐらい)が、家の玄関の前で網を張っているのを見つけました。

お腹側しか見えないし、何者かわからなかったのですが、「きれいだなぁ」と思って写真を撮りました。

翌日(8月30日)17時、クモは背中側を見せていました。

シルバーに輝くボディーに黒い筋が入った、輝くような美しさです。
一体何者??

とりあえず写真を撮って家に入り、クモの図鑑で調べたのですが、こんな色のクモは見つからず…

10分後、再び撮影のため外に出たら…、あら?

色が変わっていました!😳
10分で変身したのか、それとも別個体と入れ替わったのか??

頭の中は「?」でいっぱいになりましたが、図鑑を見る限り、「オオシロカネグモ」か「チュウガタシロカネグモ」みたいで、「驚くと、体の帯の太さが変わる」と書いてあります。

で、もちろん、驚かしてみました(笑)
クモから10センチぐらい離れたところで、「わ〜!」と大声で叫んだところ…

なんとなく、黒い線が太くなったような??
面白いので、時々驚かしてみようと思います(笑)

楽しみ!🤣

(かな)
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世界が広がる!

2024年09月03日 | ツアー
8月31日、東京からいらした親子のお客様と、三原山の1986年溶岩流までと、波浮港を歩いてきました。

台風10号の影響で午後の高速船は欠航。
山も見えず、大雨の可能性もある日でしたが、それを覚悟でいらしたお母さんは…

しっかり長靴で来島されていました!!

しかも、葉っぱに乗った水滴を「きれい!」と言って眺められていて

仲間感を感じました(笑)

霧の中の渋い溶岩丘。

左の下にはハチジョウイタドリの花が咲いていました。(下の写真は同じ日の、別の場所の写真です)

花のシーズンですね〜💕

37年前の溶岩を覆い尽くすような草の中で、クサギの木がの伸び、

ここでも好物の水滴を楽しめました😄


息子さんは地学好きで虫好きで、これまた仲間感!(笑)
共食いしていたジョロウグモたちを、みんなで観察しました。

(写真は、食べられていた方)

お母さんは大学で美術を学ばれたとのことで、何気ない風景の中に「美しいもの」を見つけることができる方でした。

波浮港の町並みを「素敵〜」と見惚れ

見学可能な、かつての網本さんの家の中でも、「綺麗!」と言って写真を撮られていたので、「どこがきれいなのかな?」と思って、お客様がスマホで撮影された写真を見せてもらいました。

すると、そこには、目の前に見えている景色とは、まったく別物の写真が!
(以下の写真はお客様からいただきました)

まるで写真集のように、明るいところが強調されて、ビックリしました。

これ以外にも、窓から差し込む「光」を捉えた写真も!!

お客様の目には、この風景が見えていたから、スマホカメラの撮影で表現されたのですよね。
なんだか世界が広がったように感じた、素敵な時間でした。(感謝)

(かな)
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台風接近?のなかで!

2024年09月02日 | その他

大型台風は遥かに彼方なのですが心配なものです。でも、ジオパークの当番でした。(昨日の事)

 三原山はこんな感じ

         

家を出るときは土砂振りでした。長靴と雨具を持ってタオルも用意して普段より気を入れたのでしたが、山に着いたときは

まあまの天候でしたが、その後 目まぐるしく変わる天候  

 ”今日はゲスト少ないだろうな” ”でも、こんな日に来てくれる人には沢山の三原山の話題を持ち帰って欲しい”と思っている

この日は零人でした。(船便も怪しいし、電車も運休しているらしいので)

 人の代わりに

        

この草いつも見かけるだけれど なかなか覚えられない!

 同じような物が2つ有ってどちらかわからない

                花はこんなの

 実もできていました

イヌホウズキ?ワルナスビ? 多分イヌホウズキ だと思う。 かな?

  今年始めて見たセンニンソウ2階の木の白いの花のアップはとれませんでした。

 主はジオパークでゲストのいない時はお掃除したり周囲の植物観察

 

 

 

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【地球から見る、日本の旅・第32回 】五島列島(下五島エリア)ジオパーク編  『〜命をつないだ風と大地の物語〜 西の果てに浮かぶ五島列島・福江島』

2024年09月01日 | 火山・ジオパーク
今週末、表題のオンラインツアーが開催されます!

伊豆大島と同じような、粘り気の少ない溶岩(玄武岩)が、黒い海岸を作る福江島。
ツバキを使った商品や、椿園などで有名なところも、伊豆大島とそっくりです!

でも大きく違うのは、日本と大陸の間に位置する島だということ。
命がけで海を渡った遣唐使たちの、異国への旅立ちの場所。
そして、迫害を受けながらも信仰を貫いた潜伏キリシタンたちの歴史が残る場所。

島ならではの強い風の影響を受ける暮らしや島の風景は、どこか懐かしく親しみを感じるのに、紡がれてきた歴史が全然違うのです。

「似ているのに違う」これって無茶苦茶面白いです!!

今回ガイドをしてくれるのは、ジオガイドの佐藤くみさん。
(昨年の秋の全国大会後、伊豆大島に来島し2日間のジオツアーに参加してくれました)

先日リハーサルに参加しましたが、佐藤さんの優しい語りから五島愛が感じられて、とても心地よい時間を過ごせました。

見どころがいっぱいありすぎて、きっと今頃、断腸の思いで作った資料を捨て、整理されていることと思います。

日本の西の果てに浮かぶ、黒い溶岩でできた島の物語…。きっと楽しいと思うので、ぜひご覧ください!

ツアーの詳細&お申し込みはこちら
そして「ガイドが何をどう考えてツアーを作ったか?」がわかる、3日後の勉強会の詳細&お申し込みはこちらです。

(かな)
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