グローバルネイチャークラブのガイド日記

グローバルネイチャークラブ(旧グローバルスポーツクラブ)のガイド仲間が観察した伊豆大島の自然の情報を中心にお届けします。

仲よし年の差二人旅

2017年03月31日 | ツアー
今日は昨日西谷が山を案内したお客様のガイドでした。
春の兆し

優しいお孫さんと二人旅、いいですね~


椿まつりは終わりましたが、まだまだ椿は美しく咲き誇っています。



一つの木から紅白ピンク絞り自由に咲いてる姿に感嘆の声を上げ、


花を見るとまず香りをかぐ癖があるのよね~と、椿の香りを端から嗅いでいきます。
一般に椿は香りがないもしくは少ないといわれていますが、中にはいい香りの品種もあります。
ついにガラスハウスの中で、一番いい香りの椿を見つけました。



椿の花を堪能した後は、椿油の工場へ。


伝統的な玉絞り製法を継承している高田製油所、4代目若社長。

タイミングよくいらっしゃって、説明をしてくれました。

以前に娘さんが大島を訪れた際、こちらで買ってきた椿油を夜つけるようになったら
朝にはすっかりしみ込んでお肌の調子が良くなったとのことです。
イケメン社長が案内してくれるから必ず行くように!と娘さんから言われていたそう(笑)

まだカメラのない昔の大島の油絞りの光景を、当時の旅行者が描いた絵巻のコピーを使って説明してくれました。


ここに描かれている大きな木製スパナのようなもの

実は天井にいました。今回初めて知った!

歴史を感じます。

ぶらっとはうすや地層や一通りリクエストにこたえたところでお昼時間。

ここでしか食べられないおいしいものが食べたい!ということで
私のおススメはこちら。
港寿司の地魚にぎり&イセエビの味噌汁。



はみ出してる!
海に潜ると、海中の溶岩の隙間に身を潜めていたりします。
まさにジオの恵み。


時間が少しあまったので立ち寄ったのは、、、
このブログに載るのは初めてでは?!
元町のレトロスポット「くぼいち」


独特のセンスと昔の貴重な写真、島のお母さんのホスピタリティが光ります

以前のブログで紹介した滑走台の写真もこちらで撮らせてもらいました。

表砂漠の楽しみ方

ひそかに大人気シリーズのマッチ。

大島あるあるな小ネタが満載。そして見るたび増えるシリーズ。
今回また増えていました。


大島の旅、最後まで楽しんでもらえてよかったです。(あい)
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春の兆し

2017年03月30日 | ツアー
今日は、高校生のお孫さんと70歳代後半の女性の2人旅、フルコースツアーを案内しました。

道中「今いるところ、大島の真ん中ですか?」という高校生からの質問に「面白い質問だなぁ」と思って振り返ると…

眼下に広がる平らな大地と我々を取り囲むような崖…私にとっては見慣れた風景ですが、確かにこれを見ると、「島の真ん中にいる」という感覚が、よくわかる気がしました。

お!
降り積もった火山灰のシマシマと、雲のシマシマ😀

若干角度が違いますが(^^;;

三原神社にお参り。

どのような願いを伝えられたのでしょうか?

コケリンドウは花数が増え、元気に咲いていました。


噴気が出てくる場所のすぐそばでは、シマタヌキランが花をつけていました。

(熱に強いのでしょうか?)

無理をしないように火口一周はやめ、近い方の火口展望所から裏砂漠方面へ抜けました。

平らな溶岩大地に伸びる一本道が素敵なので、記念写真。

久しぶりにこの「動物に見える溶岩」で「動物の顔から垂れているのは鼻水か?ヨダレか?」クイズをしました。

お2人の意見は「鼻水」で一致しました😀

青空に浮かぶ薄雲の形が素敵でした。

こんな空だと、ティータイムも爽快です!

足元に丸くてかわいい石が転がっていました。

あまり見かけない形です。
どうやってこんな風に丸くなったのでしょう??

オオシマザクラの枝が空に向かって伸びていました。

もうすぐ、元気な若葉が出てくるのかな?

「東京の桜(ソメイヨシノ)とは色が違う」とお客様。

ソメイヨシノは、ピンクの花が葉より先だからでしょうか?

ザクザク足がめり込むような、大地を踏みしめながら歩きました。

お客様は「こんなところ歩くの初めてだわ」と嬉しそうでした😀

リクエストの裏砂漠へ。


黒い大地の上を行きます。


モチロン、寝心地も試しました。

「こんなところで寝るの初めてだわ」とのこと😀

まだ冬色の草原地帯。

でも、少しずつ緑が増えています。

ニオイウツギは、次々に若い葉が伸びていました。


ヒサカキの花も開き始めました!

「タクワンの匂いがする」と、お客様と一緒に花の香りを確かめ合いました。

岩の亀裂に根を伸ばす、たくましい植物を観察し…


コケの目線で森を眺め…


今日も楽しい1日でした😀

(かな)



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ジョウビタキ

2017年03月29日 | 
もしかしたら今季は最後の撮影かもしれません。
昨日、雨水が流れ込む沢で見つけました。
メスです。



水浴びするのかな?と期待しましたが・・・







どうやら水に落ちた虫を探しているようでした。



北へ帰るときが迫っているのでしょう、縄張りを主張する鳴き声は一切聴かれませんでした。
あの独特の鳴き声も、もう懐かしい気がします。

がんま
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ギリギリセーフ!&島ガールツアー募集開始のお知らせ

2017年03月28日 | ツアー
100kmを走るウルトラマラソンが開催された一昨日の日曜日は、冷たい北東風と雨の「罰ゲーム」のようなコンディションでした。

午前11時ごろの山頂口駐車場。(柳場撮影)

寒いし雨は降り続くし、走るのが本当に大変そうです。

実は私はこの日、とあるTV番組の取材下見ツアーを案内することになっていました。
濃霧の中、同じ山頂口駐車場に午後1時に集合し、30分ほど打ち合わせをしたところ…

なんと、少し霧が晴れてきました!

隠れていた三原山も…


😀😀😀


一番近い火口展望所までの景色と距離を見ることが目的だったので、このぐらい見えれば充分です。

(三原山さん、ありがとう!)

火口も全貌が見え…


その後、雲が火口の中に降りて行きました。


「天気が良いのも良いけれど、こういう風景も躍動感があって良いですよね」とプロデューサー氏。

私が心の中で思っていたのと全く同じ言葉が聞こえてきたので「おおお〜!」と思いました😀

ギリギリ南の島々も見渡せました。


ご覧ください、このギリギリ具合(笑)

雲と海の間の狭いこと!

私の大好きな「あの場所」も紹介しました。


取材下見のお2人は、どんなイメージを描きながら、山を下ったのでしょうか?

私が知る範囲では、大島を取り上げたTV番組は火口と裏砂漠がほとんどで、表砂漠はまだきちんと紹介されたことはないのではないかと思います。(あまりテレビを見ない私の知る範囲で…ですが(^_^;))

もしも今回ロケが順調に行けば、表砂漠のファンが増えるかも😀

プロデューサーの方が火山好きなこと、そしてジオパークを紹介しようとしてくれていることがわかり、とても楽しい時間を過ごしました。

ロケ本番が楽しみです。

ところで、5月の島ガールツアーのお知らせです。

オオシマツツジが見頃を迎える時期に、1日目は華やかなツツジの花と裏砂漠を楽しみ、2日目は春の野草を摘んで味わうツアーが企画されています。2日目は新しくジオガイドになった地元の方に活躍してもらう予定です。

今日から募集開始です。
http://www.shimagirl.com/kisetsu/
みなさま、ぜひご参加下さい〜😀

(かな)


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椿で漢字の勉強を!

2017年03月27日 | 植物

なんと読みますか?“コンロンコク”ですが、“こんろんくろ”と思っていた私
江戸時代に来日した黒人を崑崙人と呼んだそうです

ちょっと咲き過ぎの花です


これはルビが無くても分かる

崑崙黒と似ています


大島公園では“財布”しか明記が無かったが“宰府”
赤い花と思っていたら白斑の明記が有りますね。(大島公園にまた見に行こう!)

やはり白いのが入っています 咲き始めと終わりの花はこんなにも違います


中国の4大美女と呼ばれた人の名前です



ボクハン ちょっと難しいよね

雄しべの葯のみ弁化している。江戸時代大人気の種類だったとか



相撲の力士名ではありません



まだありました 力士名?


まだまだ沢山ある椿とその名前意の味合い。知ればもっと楽しく椿を見ることになります。少しづつお友達になりたい(しま)
今回の椿は大島の国際優秀椿園の中の一つ大島高校の椿達です。まだまだ咲いていますので見に来てください
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レディースチーム❤️

2017年03月26日 | ツアー
昨日は、ママ友・2家族の皆さんとツアーに行ってきました。
(ジオガイド仲間、東京梵天のKさんからの紹介です😀)

子供達は、5歳2名、小学3年生2名。
全員女性のレディースチームで、まずは裏砂漠へ。

北東風が強くて、とても寒い裏砂漠でした。

みんなの髪の毛が、風の強さを物語っています。

強風体験グッズはこれ!

上には行かず、横に流されるシャボン玉の迫力に盛り上がりました〜😀

続いて、風の来ない木陰で、溶岩クッキー当てクイズ。
「クッキーに見える石を探そう!」との声かけに、子供たちが集めて来たのがコレ。

でかい…笑。
でも、10cmぐらいのクッキーがあっても良いかも😀
(ちなみに左上が本物のクッキーで、2cmぐらいです)

港でお弁当を買って、山頂口のバス休憩所内で早めのランチタイム。

食後の写真撮影練習中のひとこまです。

そしていよいよ、三原山半日コースに出発。

ヘルメットが目立っていますね。

縄模様の溶岩地帯を探検。

小学3年生のお姉ちゃんが、あちこち探検し「ここにも縄模様あったよ!」と教えてくれます。

全員でゴツゴツの溶岩も体験。


すっかり溶岩好きとなったお姉ちゃんは、自分でルートを見つけてゴツゴツ溶岩を降り…


道脇の溶岩にもチョッピリ登って、溶岩を体感していました。


子供達と歩くと「発見」が楽しみですが、昨日も…

足元にオタマジャクシが見つかったり…

(左側の丸は「ナントカだ」と言っていましたが、なんだったか忘れてしまいました(^_^;))

火口壁の段々が「マンションみたい」だと教えてもらいました。

(いつも火口がのぞけるマンション…素晴らしい!)

一番の課題は、表砂漠に抜ける斜面でした。
こんな開けた斜面は人生初体験の子供達…

「落ちたら死んじゃう〜」という声もちらほら。
「大丈夫、そんな斜面じゃないよ」とお母さんが励まします。

2人ひと組で歩くうち、だんだん歩き方が上手になってきました。


余裕の笑顔!


表砂漠地帯には、若葉の間からシマタヌキランの花が伸び始めていました。

きっとアッというまに、立派な「たぬきのしっぽ(風の花)」に成長するでしょう。

まだ冬の姿のハチジョウイタドリですが…

枯れた茎の根元からはしっかり…

若葉が伸びて来ていました。

小石を軽々と持ち上げて地上に出てくる若葉の姿を、しばらく楽しめそうです😀

斜面の途中で子供達から「せっかく持って来たのだからヘルメットをかぶりたい」という希望が出ました。

で、みんなでヘルメットをかぶって…

かっこいい〜😀

火山防災のポスターに使えそう??? 

ヤングレディースの皆さん、次に噴火をしたあと、少し姿を変えるはずの三原山に、また会いに来てね〜😀

(かな)
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3年連続!

2017年03月25日 | 


って、一体なんのことでしょうね?(笑)
カテゴリーが虫なところがミソです。
今のこの時季限定の虫といえば・・・








じゃじゃ~~~ん!!



イボタガでーす。
昨日見つけました。
3月中旬から「もうそろそろだな~」と探していたのです。


後翅の黒い部分を出してちょっと怒ってます。
毎度のことながら美しい模様にうっとりします。


撮影しているうちに落ち着いてきた?
翅の位置が変わって印象も違います。


最後はモフモフの顔アップ。

ほんっとにかわいいです。
今年も大好きなイボタガに出会えて嬉しかったです。

がんま
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ジオガイドな人たち

2017年03月24日 | 火山・ジオパーク
毎月第3火曜日はジオガイドの会の定例会。
(参加者はもっといるのですが写真に入りきらず)


今年に入ってからは毎回メンバーが模擬ガイド・プレゼンを披露しています。
今回は3名。


まずは先祖代々岡田に住んでいるKさんが
岡田の地形と暮らしについての模擬ガイドをしてくれました。


岡田はここ↓


まず「岡田港行ったことない人いますか??いませんよね~」
と笑わせ、「是非はともかく、岡田港に船が付くのが多いのはその地形に深く関係します」と切り込んでいきます。
そして人が住むような平地ができた理由も。

Kさんは30年前の噴火を体験してから、自分がいかに自分の住んでいる土地に無知だったかを思い知って、勉強を始めたとのこと。
そしてこのとき読んだ本「火山の話」中村一明著 岩波新書
の中で書いてあったこと

火山島が波に削られないでその形を保っているのに必要なのは、海まで流れだす固い溶岩流であり、その例は
「岡田港付近の突き出した溶岩扇状地である」

その意味が長年分からなかった。
しかしこの写真を見て意味が分かった。
とのことでした。


確かに扇状地なのがよくわかります!
流れることで、人の住みやすい土地ができるという事も。


でも、元々谷になって沢になって、という経緯がなければ、溶岩流は流れないだろう、という考察も。
赤色立体地図も使って考察。


あと、八幡神社の裏に露出している溶岩流跡が何年の噴火のものか、もいずれ解明して、地質図に載せたいという熱い思いも語ってくださいました。

近いうち、実際のツアーもお願いしたいです。



次は郷土資料館で働いているHさん。
「郷土資料館とジオガイド」というテーマで、
普段どんな観点で案内しているか、わかりやすくプレゼンしてくれました。


今、大島の博物館にはそれぞれジオガイドとなった人が所属していることもあり、
連携して立体的にガイドしていこうという動きが出ています。


郷土資料館では主に3つの事を説明しています。

1つ目は大島の成り立ちについて


2つ目は歴史について


3つ目は大島の民俗について


来場者数はここ何年かで増えている!とのこと。


お客さんは、実際に「見てきた」の後に来られる方が多いが、
郷土資料館に来たことで、より知ることができて楽しかった、と言ってくださる。
もっとよかったと言ってもらえるように、今後はもっと山に行ったりいろんな人の活動から吸収したり、現場体験を踏まえて資料館でのガイドに生かしていきたい、と語ってくださいました。



最後は山頂ジオパーク展で解説をしているTさん。
興味のありそうなお客さんの時は紹介しているというプレートの話をしてくれました。


そもそも伊豆大島はなぜこの場所に火山島として存在しているのか?
それを知るには、伊豆大島だけでなく、地球のプレートの動きを知る必要があります。

今回は3月11日が近いこともあり、あの時どこのプレートがどんなふうにはぜたのか、
そして今どこにひずみが溜まっているといわれているのか、なども解説。
大変勉強になりました。

こうして海水を取り除いて&プレートの構造を改めてみると、とんでもないところに住んでいるのが実感できます。



ジオガイドな人たちの研鑽の夜は熱く過ぎていきました。(あい)


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樹海から砂漠へ

2017年03月23日 | ツアー
昨日、とある旅番組の下見の方達と、樹海〜裏砂漠を歩いてきました。

昼少し過ぎの、木漏れ日が美しい森。


前回歩いた時は、まだ出ていなかったコケの胞子嚢が元気に伸びていました。

小さな胞子嚢越しに見る森の景色。
楽しい季節がやってきました😀

「ゴジラに見える」と溶岩に近づいて写真を撮るカメラマン氏。

どんな写真が撮れたのでしょう?

黒い砂漠の風景を歩き…


マグマの熱を感じる場所へ。


空にはホウキで掃いたような薄い雲が何本も伸びて、下から上へどんどん流れて行きました。

まるで黒い大地から、雲が湧いてくるように感じました。

緑の葉を伸ばす元気なアシタバを見ながら斜面を登り…


海の見える位置まで到達。


そして「せっかくここまで登ったのだから、あの山の頂上をめざしましょう!」ということになりました。

真っ黒い山の頂上が「裏砂漠第2展望台」です。

「こんなに歩くと思わなかった」と言いながら、番組作成のために汗を流す皆さん😀


頂上に到達しました!

「おお〜。これはすごい!」
「全然景色が違う」とみなさん。

一羽のカラスが気持ちよさそうに、風に吹かれていました。

我々が近づいたら、少し場所を移動したものの…

やはり高いところに停まって、気持ちよさそうに景色を眺めながら「アロー、アロー」と鳴いていました。

なんだかメチャメチャかっこ良かったです😀

もちろん被写体に選ばれていました😀


「爽快〜」な青空でした!


溶岩地帯〜草地〜森へと続く、まっすぐな道。

神々しさすら感じる風景でした。

景色に見とれていたら、背後から「アロー、アロー」という声が聞こえてきました。
きっとあの、黒い山のてっぺんで景色を眺めていたカラスが、後をつけてきたに違いありません(同じ鳴き方だし)

きっと、火山好きなカラスなのかも?
なんだか親しみを感じました(笑)

ロケの日も天候に恵まれて、大島の魅力を伝えられる映像が撮れますように!

(かな)

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ウミアイサとアオサギ

2017年03月22日 | 

釣り人のすぐ目の前を進んでいくウミアイサ2羽。
昨日の朝の万立(まんたて)です。
小雨が降っていました。



釣り人の撒き餌に寄ってきたウミネコと。
右の1羽はどうもオスっぽいです。
ペアなのかなぁ?



メスはこうして水中をのぞいていることが多かったです。
んもうめっちゃかわいい!!







ほら!!
・・・って、まるで間違い探しみたいな写真ですが(汗)


アオサギは和泉浜(いづみはま)で見つけました。
とっても疲れているのか何台か車が近くを通っても遠くへ飛んでいくことありませんでした。



でもゆっくりと歩き回って食べ物を探していました。
まだ旅の途中です。
どうか無事に目的地まで。

がんま
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