グローバルネイチャークラブのガイド日記

グローバルネイチャークラブ(旧グローバルスポーツクラブ)のガイド仲間が観察した伊豆大島の自然の情報を中心にお届けします。

藍染めその3

2011年02月28日 | その他
本日低気圧通過に伴い風雨共に強いですね。
昨日は風が少しありましたが雨が降らなかったので以前から懸案の染め物にかかりました。

去年の夏にすくすく育った藍の葉はすっかり乾燥され出番をじっと待っています。

これから外での作業になります。(加熱するととても臭いとの事で)
しかし、風が強いので風よけが大変でした(熱効率もとても悪そう)

大きなお鍋に入れられて煮立てます。一番初めは水で煮てグツグツ15分。そして、煮汁を捨てます。(灰汁抜きなのかな?)

再び水をいれ、薬品(炭酸ナトリウム、ハイドロサルファイトナトリウム)を入れます。
魔女がマゼマゼしているのですよ~

煮出し時間がきたら葉と汁(液)とを分けます(魔女は3人いますよ)

熱いので絞るのも一苦労です

葉の部分は後2回同じことを繰り返し液を(汁)作ることが出来ます。(ハイまたお風呂に入りましょうね)

出来た液に5分間浸します。ハイ引き上げ青と言うより黄色か黄緑ですが空気に触れると(酸素に反応する)酸化し青くなると言うが
   黄緑にしか見えないな…

ま!次。2回目の液に投入 5分後に引き上げ。う~変わりが無い?
しかし、空気に触れると緑に変化しています

またまた5分後は引き上げ直後は黄色いのですが、だんだん緑色が深まって

そして、3回目、今度は深緑色に変化していました。確実に染まっていますね。(やった~)

さて、今日の作業はこれで終わりにします。でも私たち藍染めをしているのですが緑色ではね?   こんなものなもかな…
と思って最後にカメラを向けたらあ~!薄いけれど青くなっている!少し干しが足りなかったのでしょうか?
次の作業は藤井さんにお任せ(後2~3回ぐらい繰り返しでしょうか?)

次回はまたまた色抜き作業です。大島の作品展に出品しますので最終の出来上がりを見てくださいね   (しま)
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女子限定ツアーと優しい音

2011年02月27日 | ツアー
今週末のツアーの報告です。

昨日は吉本興業の若手芸人“もっこすファイヤー”同行による、三原山トレッキングモニターツアーを
嶋田と私で案内しました。

まずは全員集合の図。

女子限定ツアーだけに華やかです。

なんとこの日は、大島の火山研究の第一人者、川邊さんが山にいらっしゃっていて、
「安永の溶岩の所で、新しい溶岩チューブを見つけた。」とのことで、
ツアー参加者全員を案内してくれました。

天井部分は壊れているけれど、中が空洞の筒が長く伸びていたことがわかる
立派な溶岩チューブです。

普段立ち寄るところのすぐ近くにこういうものが存在したということに、ちょっと驚きました!

川邊さんの説明を聞いた参加者の方からは「石一つで何時間でも語れそうで、
メチャクチャカッコイイ!」との感想が聞かれました(^^)v

火山好き女性がこの日で確実に増えた感じでした~!(^^)!

1986年のアア溶岩の上で、ずっと語り続けていた後発チーム。

熱いトークを繰り広げていたのでしょうか?

昨日は風も弱くて快適な山歩きが楽しめました。
海は霞んでいましたが、火口もバッチリ見て下山。

人数が多かったので裏砂漠までは、少し立ち止まる程度の休憩で歩き通しました。
広い砂漠地帯で、思い思いに腰をおろし休憩中。


後発組も合流しました。
もっこすファイヤーの“のりお”さんが、走って上がって来ます。

元気ですね~(^O^)

合計8km以上になる昨日の行程は、歩きなれない方にはかなりきつかったようですが、
16時30分には全員無事に温泉ホテルに到着しました。
皆様、お疲れ様でした~(^O^)。

さて次に今日のツアーです。

今日は昨日とはまるで違って南西からの強風が吹き荒れていました!
なので三原山登山はあっさりあきらめ、温泉ホテルから裏砂漠に抜ける道を往復しました。

強風の折り返し地点。

本当はここでノンビリしたいところなのですけれど、あまりに風が強いので、
写真だけ撮って退散しました。

道中、以前から見かけた病気っぽい桜を思い出し、立ち寄ってみました。
枝がものすごく密に生え、それが重たいのか殆んど折れそうになっています。

以前見た時は「きっと何かの病気なんだな。このまま枯れてしまうのだろうな~。」
と思っていたのですが…。

今日良く観察したら枝先にたくさんの冬芽がついていることがわかりました。

…ということは、このままの状態で花が咲くのでしょうか?
これは、花の時期に絶対のがさないように観察しなければ!

帰り道、今満開のモクレイシの花を見ていただきたくて、海岸のそばの林に立ち寄りました。

華やかな雄の花。


控え目な雌の花。


道の右手に雄、左手に雌の木があります。

皆さん「甘い香りがする!」と春の香りを楽しんでいらっしゃいました(^。^)

帰りは海に落ちてゆく夕日を見ながら宿までお送りしました。

今日は風が強くて火口を諦めた分、様々な環境を楽しめました。
そして景色と共に色々な音も楽しめました。

荒涼とした火山地帯ではゴーゴー唸る風の音、
溶岩の森では木の擦れるキィーキィーいう音、
明るい林では笹がぶつかり合うカ~ンカ~ンという音、
そして海岸のザブ~ンザブ~ンという波の砕ける音、

どれもが優しい、自然の音色でした~(^。^)

(カナ)

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キジバト

2011年02月26日 | 
伊豆大島では1年中見ることができる身近な鳥です。
出会わない日はないくらいです。

今日も見つけました。
陽の当たる芝生の上で食べ物探しです。


主に植物質のものを食べるとされています。


赤い目がいいアクセントです。
トコトコ歩く姿も可愛らしいですよね。

たくさんいていつも気にも留めないのですが、じっくり見ると実に綺麗です。
美しくない鳥なんて、この世にいないのですよ。

しばらく見ていると何かに驚いたのか飛んでしまいました。


んで・・・


飛んでいった方にいましたのでたぶん同じ鳥だと思います。


なんか食べ物を見つけて飲み込んだところ。
こんな表情になるんですね。
「ウグッ・・・」って感じ?


足で押さえています。
日陰のほうが色が綺麗に出ていますね。



この後姿!ワタクシの萌えポイントです。
ギュッって両手で掴みたいー!!(笑)






今日出会った鳥たち(声のみを含む)
ウミウ、シノリガモ、オオセグロカモメ、ウミネコ、イソシギ、ミサゴ、トビ、コジュケイ、キジ、カラスバト、キジバト、ハクセキレイ、ヒヨドリ、ヒレンジャク、ジョウビタキ、イソヒヨドリ、シロハラ、ツグミ、ウグイス、シジュウカラ、メジロ、ホオジロ、アオジ、カワラヒワ、マヒワ、シメ、スズメ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ドバト

               がんま
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 ジグモ いました!

2011年02月25日 | 
このところ雨や曇天の多い伊豆諸島です。
きのう今日、とっても暖かで4月中旬並みの気温とか。

風が強いと思ったら、春一番だそうですね!?

ふと、道路脇の土手を見ると↑ツチグリがタコやってました!
昨夜が雨で、今日は晴れたためか「晴天の旅人」と呼ばれる腹菌類のキノコ、
ツチグリ君は、すたこら逃げ出すタコのようです↓(笑)



でも、今日の主題はツチグリじゃなくて、・・・ツチグモ。
子どもの頃、ツチグモと呼んでいたけど、
フクログモの異名があり、
正式な名は、ジグモ です。

以前、スタッフ勉強会の時だったか、
「大島に ジグモは いる?」という話になりました。

見たような、見てないような? 
他の地域での記憶とごっちゃになってて???



で↑、ツチグリが転がっているような道端の土手で、
いました、いました、会えました!

褐色でほとんど土手に同化しています。
腐りかけた植物の根っこのような・・・でも↓



先をちょっと、つまんで見ると?
筒状と言うか、チューブ状、・・・
実は土の中にまで伸びた、長ーい、長ーい、クツ下状の巣なのです。

まだ、ファミコンや電子ゲームがなかった時代、
子どもたちは、身近にいるアリジゴクやジグモにも
遊んでもらったものでした。

子どもは案外残酷なもので、
(ぼくらだけ?)
空き缶に2匹のジグモを入れて戦わせるのでした。



こんな具合↑に、巣の先端が上を向いているのが通常です。
樹木や壁や石垣などの根もとに袋状の住居を作ります。

丈夫な巣なら、そして上手くやれば、

すーーーっと土の中の巣全体が抜け出て来るのですが・・・

子どもの頃は上手かったのになあ・・・(汗)


ダメでした。すぐ、そこで切れてしまいます。

仕方ない。
失礼して、土手の土をほんの少し剥がしてみました。↓



上の黒丸くなった所から地上部が出ていました。
そして下の指で示している所が、巣の最深部。

長さの割合では、地上部が3分の1くらいですね↓



全体で10センチほどありました。
この↑一番右側が深い部分で、普段は最深部にジクモが潜んでいます。

獲物が地上部に触れると、
すぐにそこまで上がって来て袋の中から噛み付き、
中に引き入れます。

袋の中にいつもいるのはメスで、
オスは地上を歩き回るそうです。

この巣にいたのは↓



ちょっと小さめですが、腹が大きいので若いメスでは?

前方に突出している大あごも加えると、
メスでは2センチを越えます。

8~9月頃に産卵し、
袋状住居の最深部に卵嚢(らんのう)を作ります。

まだ寒いから(冬眠?)なのか、死んだ振りなのか?
動きませんでした。そのまま袋に入れて埋め戻しました。

なので↓



事典のイラスト↑で、スタイルをご覧ください。
この図は、腹が大きいので、たぶんメスです。


いつも、間違えそうになるのですが、
地球、大地、土地、地デジの「地」は「ち」ですね。
それでいくと「地グモ」は、「ヂグモ」かって?

GEO ヂオ・パーク って感じ?!(笑)

でも、ジグモなのですね???

私の住まいは、差木地(さしき・じ)です。
言葉ってむずかしい。

今度、NHKの言葉おじさんに聞いてみよう・・・

(なるせ)
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仙台からのお客様

2011年02月24日 | ツアー

月曜、水曜とツアーで山を歩きました。

 

昨日(水曜日)は仙台クラブツーリズム主催の「神津島・天上山と大島・三原山を歩く」

というツアーに参加された皆さんをご案内しました。

 

この日は温泉ホテルから三原山を目指す、いつもと逆のルートでした。

歩き始めは曇り…少し風もあって皆さんからは「仙台より寒い」の声も…(^_^;)

 

風を避け、まずはハチジョウイヌツゲとヒサカキの森を歩きました。

 

森の中で、溶岩流の写真をリュックから取り出し、この場所が234年前には

一面黒い溶岩に覆われていたことをお話しました。

 

溶岩流の上に何度も再生を繰り返してきた独特な森の雰囲気を、

皆さんに楽しんでいただけていたら、嬉しいのですけれど(^^)

 

1986年の割れ目噴火で流れた溶岩流の上では、今回も“お祈りする犬”が大人気。

新たな動物も見つかって、ちょっとした撮影会になりました(^^)v

 

三原山は前日の雨のせいか、湯気がいつもよりたくさん上がっていました。

真っ白な湯気が風に運ばれて黒いスコリアの上を流れていきます。

 

白いモクモクが、どんどん形を変えながら立ち上る様子は、とても迫力があります!(^^)!

特にこんな風に一杯モクモクしていると、地下の熱いマグマの存在を意識して少しドキドキします。

 

「うわ~!今日はすごく一杯湯気が出ていますよ!」なんて叫んで、

お客様よりも私の方が興奮していたような気も…(^_^;)

 

山頂にはまだ少しだけ雪が残っていました。

そして割れ目火口の壁面では、残った雪が不思議な模様を作っていました。

 

白一面ではなくて、細かい網目のような模様が入っています。

 

アップにするとこんな感じ。

  

何でしょ、これ?

どうしてこんな模様ができたのでしょう?

 

雪が風に吹かれて?

雪が凍って??

 

近づいてもっと良く観察したい衝動に駆られましたが、ちょっと無理でした~(^_^;)

 

ところで、この模様、どこかで見たことがあるような気がしますが…。

しばらく考えて思い出しました!

 

虫が綺麗に葉を食べた後に残った葉脈と似ているのでは?

 

片や小さな虫の作品、もう一方は雪や風や気温等の雄大な作品ですが、どうでしょう~?

どこか似ていませんか??(^^)

 

ツアー後半は、空も晴れて、雄大な火口も、対岸の富士山も楽しめました。

 

歩き終わりは、24年前に流れ下った溶岩の上に登り、赤い溶岩の写真を持って記念撮影しました。

 

4時間半歩ききった皆さんに、ふさわしい場所での撮影でした!

お疲れ様でした~。

 

ところで、この日はツアー後、海のそばの林にモクレイシの花を確認に行きました。

雌花も雄花も満開でした!

 

春が始まりました(^^)

 

足元の土からは月曜日に嶋田が手にしていたキノコと同じものが生えていました。

パフパフのマシュマロのような手触りです。

 

このキノコの正体ですが、自分では調べきれなくて、詳しい方にアドバイスをもらい

「オオノウタケの老菌ではないか」と教えてもらいました。

 

8~10月の発生が一般的みたいですが、もしかしたら、

春と秋を勘違いしたのかもしれませんね。(笑)

 

(カナ)

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水中も春?

2011年02月23日 | 海の生物

陸上はだんだんと春を思わせる日が増えてきましたね。

これからどんどん草花達も増えていくのでしょう、山を歩くのも気持ちのよい季節になってきました。

ところが水中は陸上の季節とは1ヶ月から一ヵ月半くらいは遅れますので、まだまだ冬の寒さです。というのが本来なのですが今年はおかしい?2月も終わろうとしているのに水温が17℃もあります、時期的には12月から1月くらいの水温です。これも異常気象のせい?まぁ寒いより暖かい方がよいのですが・・・。

水温のせいか多少のずれはありますが水中生物達も春を迎えようとしています、恋の季節ですね。

水温が暖かくなってから交尾・産卵などをする種は多いのですが、まだまだ冷たい時期から始まる種もいます。

その代表格がヒメギンポです、因みに上が雄で下が雌になります。雄はこの時期普段の色から派手なオレンジに顔も真っ黒になります。この時期浅瀬では雌がおしりをふりふりしながら岩肌などに卵を産みつけ、それに雄が精子をふりかけます。パッと見踊っている雌の周りを雄がくるくる回っているように見えますが、立派な生態行動です。

その他にもこの時期ベンケイハゼたちもよくペアリングしています。普段は単体でいる事が多いのですが、最近よく二匹でいる所をみかけます。雌の産卵待ちで雄がずっと寄り添っているのでしょう、別の雄に取られないように片時も離れません。

ミスガイたちも交接の時期に入っています、この後幾度となく卵を産んでいきます。因みにウミウシは雌雄がないので出会ったら即交接・産卵するそうです。目の無い彼達はどのように相手を見分けるか分りませんが、ちゃんと同じ種類のウミウシと交接するんですよね。

 

担当 石田

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お絵描きあつめ

2011年02月22日 | 植物

 昨日はとても寒かったですね。
風がビュンビュン吹いて、もう、一日中お家でぬくぬくしていたいような日でしたっ。
もちろんそんなわけにもいかないのですが・・(>.

先日雪化粧をした三原の雪はもう、元町からは全然見られません。

でも、南部のほうで三原の見えるポイントからは、昨日も今日もまだほんの少し、

雪が残っているのが確認できました。

赤だれというあたりの、深く谷になっている部分に残っているようですね。

あと一回ぐらい、降ってくれたらいいな、なんてちょっぴり期待をしながら・・・

 

今日はお絵描きのお話です。

 

よくこの日記にも登場しています、ハモグリガの仲間が卵を葉っぱに産み付け、幼虫は

葉っぱの中身を食べ進んで成長していき、その軌跡が一筆書きになる、というアレです^^

ここでよく登場するのはイソブキですが、今日はそれ以外の葉っぱもご紹介しましょう!

 


これはワダン。
とってもおいしそうな、サラダになりそうな葉っぱですよね。
やっぱり虫も人間と同じ味覚で、人間が美味しいと思う葉っぱにつくのでしょうか?
いえいえ、残念ながら、この葉っぱは見た目に反して苦くて食べられないそうです・・(T_T)



大島の定番、ツバキです。
こんな厚い葉っぱでもなんのそので食べ進んでいますね!


これは昨日も登場した、トベラ。
これも分厚い葉っぱですが、ツバキより食べやすそうですかね^^


私の好きな、カクレミノにもいらっしゃいました♪
私のイメージでは、これはポニョの足です^^
カクレミノの濃い緑も、葉っぱが厚いように見えるかもしれませんが、この葉っぱはとても柔らかく、風にもしなしなとなびくのがまたかわいさアップなのだと思います♪


これはモクレイシ。
まぁ、よくもここまで食べまくっていますね!
けっこうふくよかになった脱出したのではないでしょうか^^?


これはテイカカズラかな。
これまたすさまじく食べられております。


最後にジャ~ン^^
やっぱり、ここにもいましたか!!
私たちも喜んでいただく、アシタバちゃんです。
一枚で何匹もお世話しちゃっていますね。
そうかいそうかい・・・
この葉にも居るってことは・・・・
そう、あらゆる葉っぱにハモグリの種類はいらっしゃるようですね!

その後、チンゲンサイや小松菜など、葉ものを扱う時にチェックをしてしまう私なのでした^^
皆さまも、料理の時には気をつけて見てみてください!!

(友)

* この後、私が「ツバキの葉」とご案内したものは「ヒサカキの葉」ではないかという事を指摘されました。

とてもよく似ているのです。

今度ツバキの葉のお絵描きを撮って、比べて見たいと思います。(24日追記)

 

 

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ひとり歩き

2011年02月21日 | 今日の大島
日曜日の目覚めは強風土砂降り
今日はカメリヤマラソンの日なのに!(まあ自分で走るような口ぶりですね)走りはしませんが今日はウォーキングの日 野田浜へ着いたのは9:18 (9:15が集合時間)雨の心配も有りませんでしたが、仲間の姿は車を残して誰もいませんでした。乳が崎へ行って追いつこうとしましたが誰にも会えませんでした。シクシク     なんて全然思わないのです。一人は一人のよさがあります。

ここから大島灯台が見えますが、旧岡田火山の名残が山の斜面から分かります。

足元にキノコ?発見大きな壜の栓みたい しかし触るとふわふわ軽~いどこに生えていたのかな

上から見ると不気味?でも軽さ からするとこんなお菓子ありかな


ここのトベラは葉が変形しています。1枚の葉が横にロールしてタバコのようになっています

少し横の葉は、カール状態

ここは片側が空港の滑走路なので風がもろに当たりそうです。と結うことは寒さも直接当たるかも 植物が自己防衛しているのでしょうか?


オオバヤシャブシの雄花もこんなに立派なものがついていました。去年は、4月にはいって雪が降りヤシャブシの実がとても少なかったのですが、今年は沢山付けてくれるでしょうか?


桜満開、メジロ・ヒヨドリが宴会しています
河津桜なので桜色が濃く華やかで花期が長いです。今が盛りなのでこれから花びらがハラハラ散るのが見られますね。(ヒヨドリ君余り来て枝を揺らさないでください。花が早く散ってしまいますから)


ここでも宴会OK!
(椿の蜜も沢山ご用意してあります)
大島の落ち着く良い風景  だと思うのですが如何でしょうか?  (しま)
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北風の中のツアー

2011年02月20日 | ツアー
今週末の2日間は、冷たい北風の中のツアーでした。

昨日は中学校の同級生同士という若い女性たちと、火口~裏砂漠~樹海と回りました。
寒い中でも色々見つかりました~。

まずは小さな氷の芸術作品。
この前の氷中花ほどではないものの、小さな葉っぱがスッポリ氷にくるまれていました。

氷の先がまん丸なのが何とも可愛いです!(^。^)

この日は寒かったので、「湯気でゆっくり温まろう!」と計画しました(^^)v
砂浴ならぬ火山浴(?)を楽しんでいます。

地球の内部の熱を、体で感じることができる場所って、すごく貴重ですよね。

1986年の噴火の後、有毒ガス成分の混ざらない湯気だけが出てくるようになったから
寒い時にこんな風に暖をとることができます。次の噴火の後もこのままだと良いのですけど…。

この日は広大な黒い砂漠の風景を楽しみながら、ランチタイム。

ひろびろ~!(^^)!
360度見渡しても、私たち以外誰もいません。(いつもですけど・笑)

前回このコース上でお客様が見つけてくれた「お祈りする犬」は
今回もお客様が見つけてくれました。

犬と同じポーズでお祈り中(?)

樹海の中ではこんな光景を見て、植物の根っこのたくましさが話題になりました。


この日は季節感を出して、椿展に立ち寄ってツバキの花の観賞。

雄大な火山と椿の花の取り合わせが、とても大島らしいツアーでした~。

そして今日です。

今日も椿と火山をテーマに、大島公園の椿まつり会場経由で三原山へ登り、
火口展望所を往復して、車で移動してから樹海を歩きました。

銀座から新宿へ飲みに行く時も歩くという、健脚のお2人でした。

山に登る途中では、大島桜が先週よりもたくさんの花を開いていました。


早春の森を飾るオオシマカンスゲも、あちらこちらで目につくようになりました。

毎年「オオシマカンスゲが咲きはじめたな~。」なんて思っていると
あっという間にスミレや桜が満開になり、一気に花の季節が始まります。

どんなに寒くても昼の時間は長くなり、確実に春が近づいているのですね。

今日は霧でついに火口をのぞくことはできませんでしたが、山頂のゴジラ岩の先の霧が流れて、
伊豆の山々の頂きが浮かびあがって見えた時には、晴れている時より感動しました。

「あ~!山が見えた~!!」って叫んでいました(笑)

ゴジラはずっとここで、カルデラと海と伊豆の山と空とが織りなす、様々な景色を眺めているのですね。
私もゴジラの横に座って、移りゆく景色をゆっくり楽しんでみたいものです。(笑)

(カナ)
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またもヒレンジャク

2011年02月19日 | 
ヒレンジャクはついこのあいだ(1月29日)ご紹介したばかりですが、味気ない電線止まりの前回とは違います。
今日はカイヅカイブキの実を食べにきているところを見つけたのでぜひまたご覧ください。
こんな綺麗な鳥がいるんですよ!
日本に。
大島に。
ヒレンジャクの押し売りです、ハイ(笑)



よく熟した実を選んで食べます。
カイヅカイブキの他にオオシマハイネズの実を食べているのを見たことがあります。
図鑑などには『キヅタ、イボタ、ヤツデ、ヤドリギなどの実を食べる』とありますが大島でそれらを食べているのを見たことがありません(ヤドリギはないのですが)





うっとりするくらい綺麗ですね~。





今日はたくさんいました。
全部で30羽くらい!



遥か遠くの異国の地からこんな小さな島へやって来るなんて・・・
毎度のことながら渡り鳥たちの本能と体力と勇気に感動します。


太陽が早く沈むようになってから旅をしてきたね、海も越えたね、大変だったね、暖かいところに来たよ、もう少し南に行ってみよう、あれ?また海の向こうに陸が見えるよ、小さな島影・・・どうする?また海を越えてあそこに行ってみる?美味しい食べ物がいっぱいあるかもしれないよ!ボクたちを待っている人がいるかもしれないよ!
さぁ、また海を渡ろう!

・・・というような会話をしてヒレンジャクたちが大島にやって来たことは間違いないと思います(笑)




綺麗な綺麗なヒレンジャクたち。
大島中のカイヅカイブキを食べ尽くすまで逗留願いたいです。



今日出会った鳥たち(声のみを含む)
ウミウ、ヒメウ、シノリガモ、オオセグロカモメ、ウミネコ、クロサギ、イソシギ、ミサゴ、トビ、ノスリ、ハヤブサ、コジュケイ、キジ、カラスバト、キジバト、キセキレイ、ハクセキレイ、タヒバリ、ヒヨドリ、モズ、ヒレンジャク、ジョウビタキ、ルリビタキ、イソヒヨドリ、アカハラ、シロハラ、ツグミ、ウグイス、シジュウカラ、ヤマガラ、マジロ、ホオジロ、アオジ、クロジ、カワラヒワ、マヒワ、ウソ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ドバト

                がんま
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