グローバルネイチャークラブのガイド日記

グローバルネイチャークラブ(旧グローバルスポーツクラブ)のガイド仲間が観察した伊豆大島の自然の情報を中心にお届けします。

だから自然は面白い!!!

2024年01月23日 | 

 

突然ですが、下の画像の中に何かが潜んでいます。

ヒントは細長い昆虫。

 

これなら、もうお分かりですね。(ボケボケで申し訳ない・・・)

周囲の環境に溶け込む事を得意とする“ナナフシ”でした~。

 

動きは、まるで動物の“ナマケモノ”の様にとてもゆっくりです。

昨年は、グローバルの敷地内で“10個体以上見付かりました。

 

体を揺らしながら移動するその姿はとてもユニークで

ゲストさんに大人気。

 

これは昨年11月頃、デッキの柱に居た個体。

実測で15,4センチ! 過去最大の巨体です。

しかし、せっかく保護色になっているにも関わらず

影が有る為に見付かってしまいました。

(まぁ、これだけ大きければ、影が無くても見付かるかな?)

 

こちらは1週間ほど前、会社の敷地を掃除している時に見付けた個体です。

例年に比べ暖かな日が多いのですが

この時期にこんなBabyが居るとは・・・ちょっと驚きました。

 

驚きと言えば、ナナフシの仲間はメスだけで繁殖できるとの事。

いわゆる単為生殖=“クローン???”

その為、オスは殆んど見られないのだそうです。

昆虫の中には、同じような生態を持つ仲間が少なからずいる様ですね。

ダイビング中に見掛ける”ウミウシ(貝殻を無くした貝の仲間)”同様に

雌雄同体との情報もどこかで見た気がします。

【 参考までに、交接中のアオウミウシ 】

 

いずれにしても様々な環境の中で、生存競争に打ち勝つ為

それぞれ独自の戦略を編み出して生きているんですね。

自然界の生物の多様性と進化の不思議には驚くばかりです。 By-GIBA 

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家蜘蛛

2024年01月08日 | 

 

前々から気付いました。何がいるのかも!年末にかけて    やらなくては!

 あれ?残念暗くて分からん⁇

ぐ ぐっとアップ

 怖い人 ごめんね!  でも、生きていないから!

何て謝っておきながら      摘まむな!

 コロコロ   コロコロ  ゴミ箱にポイ

脱皮した殻です。脱皮するとググっと大きくなれるのです。

本体君は今どこにいるのかな?いつ脱皮したのかな?今年の夏はあまり見かけなかったのに、私の目を盗んでこんなところで脱皮していたなんて? 部屋にいる蜘蛛は基本そのままの私 時には『しっかり虫とってね!』とはっぱを掛けたりもしますし、トイレにいたときは出て行ってもらいます。部屋の中見まわして まだ知らない所に あったりして(しま))

 

 

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ロールキャベツ

2023年12月18日 | 

   ロールキャベツです。え!輪ゴムもついてる? はい、いいんです

 

 キャベツの芯は この子です。(中心の緑の子

 

  アップでごめんなさい。モンシロチョウではなさそう だれでしょう?分からなかったら羽化を待つしかないのでしばしお待ちを!

 先もほど夕食の仕度をしていたら ガス台でアピール味噌汁で暖まりたかったのか?キャベツの外葉で確保した次第です(しま)

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ロールキャベツ

2023年12月09日 | 

美味しそう じゃ無いって?    輪ゴムは何なの?

では、開いてみましょうか。  開けゴ~マ

  なんにもないって?中心の緑のやつ

 

 この子だーれ?モンシロチョウではない。それなら羽化を待つしかないな。と 巻き巻き

 

見つけたのは ガスコンロ上です。そのまえは味噌汁に白菜とキャベツを入れたので洗ったのですがの残っていたのでしょうが?味噌汁にならなくて良かった。

これから我が家の中ではロールキャベツが窓・台所・居間でコロコロしているのかな❓(しま)羽化頑張って!

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ナガコゲネグモ観察記・その4(たぶん最終回)

2023年12月03日 | 
ナガコガネグモ観察シリーズ4回目。(今回が、たぶん最終回です)
7月29日に自宅玄関横に現れて、4回も卵を産んだナガコガネグモと卵は、その後どうなったでしょうか?

10月6日 9時
卵は、キラキラの糸に包まれていました。

でも、一度もオスが現れていないからか、卵の中で子グモが動いている様子はありませんでした。

10月7日
卵の周りに、アリが這っていました。

「もしや卵を狙っているのか?」と思ったのですが、アリは卵を盗むことも、巣に引っかかることもありませんでした。

クモも、特にアリを気にする様子もなく、巣の中央に堂々たる姿で止まっていました!

でも、この2日後に、事件が起こったのです。

10月9日 15時30分
激しい雨が振り終わったあと、外に出てみたら、クモの巣には水滴がつき、

キャ〜!! なんとナガコガネグモの足が、1本、取れてしまっていたのです!

一体全体、どれだけ大変な状況だったのでしょうか?
そして、「野生の生物にとって、足が1本無くなるということは、敵との戦いや狩りに不利になるのでは?」と気になりました😢

10月11日 13時51分
帰宅したら、巣の下に獲物が転がっていました。

朝出る時には、獲物はかかっていなかったのに、お腹が空いていたので、早食いして捨てたのでしょうか?

10月12日 16時30分 
また、新たな獲物を、捕まえていました!

足が1本ないのに、頑張りますね〜❣️

10月14日 12時14分
巣の近くで、カマキリがウロウロしていました。

クモが襲われないか心配したのですが、後から写真を見たら、カマキリもカマがなかったことが判明。
野生の生きものたちが生き抜くのって、大変ですねぇ。

10月16日 9時44分
大きな獲物がかかっていた頃には無視をしていた小さな虫(アオバハゴロモ?)を、捕まえていました。


10月17日 12時13分 
この日も赤い小さな虫を、捕らえていましたが…

これで足りるのでしょうか?

10月18日 10時50分 
この日も、小さな虫をゲット!

糸でグルグル巻きにされていて、獲物が何かはわかりませんでした。

10月20日 8時20分 
小さなハエ?のような虫が、網にかかったいました。

セミやバッタなどの大物が、どんどん網にかかった時は、無視していたサイズの小さな獲物ですが

慎重に取りに行き、食べていました!

こんな小さな餌で、足りるのでしょうか?

10月24日 11時50分
ついにお別れ位の日が来ました。
朝には居たのに、お昼前に忽然と消えてしまったのです。

鳥に襲われたにしては巣があまり壊れていなかったので、ハチに捕まえられたのかもしれません。
126日間、毎日会っていたので、ちょっと(かなり)寂しかったです😭

ところで…、ナガコガネグモはいなくなってしまったのですが、卵が4つ残っています。
いろいろ調べたところ、産卵後1か月位の間に孵化して卵のうの中で集団で越冬し、翌春旅立つようなのですが、でも一度も雄の姿を見ていないので、卵は未受精卵ですよね?
ということは、このままにしておいたら、腐ってしまうのでしょうか???

「どうしようか?」と考えつつも時が過ぎ、今日(12月3日)改めて観察してみました。
やはり卵嚢の中では、動くものの影は見えません。

ところが、残り3つの卵嚢を観察しようとしたら…、あれ?

なんと、カマキリが巣にかかっていました!

死んでいるのかと思って触ってみたら、鎌や頭を動かしてこちらを見ていました。
クモの卵を食べに来て、巣に絡まってしまったのでしょうか?

ハサミで救出を試みましたが、うまく外れないので、「しばらく様子を見よう」とその場を離れ、1時間後に見に行ったら、なんとカマキリは姿を消していました!
自力脱出したのか、それとも誰かに襲われたのか??

わからないことばかりですが、とりあえず、卵はこのまま春まで放置し、経過を観察したいと思います。

ということで、この観察記、最終回の予定でしたが、これで終わりにならないような…🤣
また、なにかあったら続きを書くかもしれません!

(かな)

ナガコガネグモ物語の1〜3話を見たい方は、以下をご覧ください。
1話 https://blog.goo.ne.jp/gscrikuguide6/e/96fab0cce8cf0515dec8ad95c461e05c
2話 https://blog.goo.ne.jp/gscrikuguide6/e/39334e74ebc0cbce68876d0d28e9530b
3話 https://blog.goo.ne.jp/gscrikuguide6/e/a11c39f96b65358199d833bb51809fd4
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ナガコガネグモ観察記・その3

2023年11月16日 | 
ナガコガネグモ観察シリーズ、3回目です。
10日以上何も食べないまま、9月13日に2つ目の卵を生んだコガネグモですが…

9月14日
8時15分、ついにキリギリスの仲間を捕まえていました!

実に、2週間ぶりの食事です!(久々の大物、嬉しいだろうなぁ〜😊)

同日17時には、キリギリスを巣の下に捨て

やや小ぶりの赤い虫(カメムシ?)を捕まえていました。

一気に、ドカ食いしていますね〜。

9月17日
9時26分 たっぷり(?)栄養を取ったクモは、青空を背景に堂々とした姿でした!

…というか、また丸くなった…😅
まさか、お腹の中に3回目の卵が育っているのでしょうか?

9月20日
14時30分、なんと、予感が当たって3つ目の卵を産んでいました!!

しかも、結構離れた場所です。(画面左上に1個、右下に2個、卵があります)
こちらが、1回目と2回目の卵。

こちらが3回目、離れた場所に産みつけられた卵です。

そしてクモは…

スリムになっていました!
いったい何回、卵を産むのでしょうか?

クモの体型から、“卵を産む時期”が推測できる気がしてきました。
と言うことは、太ってきた夜中に観察すれば、産卵シーンを見られるかも?
「次にチャンスがあったら、観察しよう!』と心に決めました😊

10月2日
15時50分 2週間以上何も食べていないのに、また太くなっていました。

「もしや、今晩あたり産卵?」と期待して、夜21時〜23時ごろに2回、見にいきましたが、何も変化はありませんでした。まだ先なのか…?

10月3日
朝、出かける時は卵を産んでいなかったのですが…
17時35分に帰宅したら…なんと、卵が4つになっていました!😲(二つ産んでだところの近くにもう一つ)

天敵が沢山いるはずの真っ昼間に、産卵したのでしょうか???

ネットで色々調べても、「ナガコガネグモは夜中に卵を産む」という記事しか出てきません。
いったい、何がどうなっているのでしょう??
私が「観察しよう!」としているのを察知して、それがストレスになったのでしょうか??

そして、相変わらずオスは現れません。
今年の猛暑が、何かを狂わせているのでしょうか?

頑張って4つ目の卵を産んだナガコガネグモですが、このあと大きな試練が待っていました❗️😢

続きは次回、最終回で!

(かな)

PS.ナガコガネグモの産卵を記録した、興味深い動画を見つけました!
ナガコガネグモ、すごいです❣️尊敬〜💖(動画はこちらです)
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ナガコガネグモ観察記・その1

2023年10月25日 | 
昨日、3ヶ月近くずっと観察していたナガコガネグモが、ついに居なくなりました😢

たくさんの虫を食べ、お婿さんもいないのに4回も卵を産み、風雨に耐えて頑張っていたナガコガネグモ…。
ハチに狩られてしまったのでしょうか? 空っぽになったこのクモの巣を見ると、ちょっと淋しい…。

でも、せっかくなので、66日間の観察記録を、何回かに分けて、まとめておこうと思います。

最初の出会い 7月29日

夕方、家に帰ったら、玄関のすぐ脇にシマ模様が美しいクモが、巣を作っていました。
長さ1.5センチ程度の小さくて細いクモで、すぐに「ナガコガネグモ」という名前が思い浮かびました。

8月7日朝7時半
家を出たら、クモの巣に太陽の光が当たって美しく

初対面の時より、少し大きくなった気がしました。

クモを驚かせたくないので、スケールで測ることはしませんでした。

8月13日11時ごろ
初めての食事風景!

何かを捕まえていましたが、ツアーに行くところだったので、写真だけ撮ってその場を離れました。
夕方、帰宅したら、なんと獲物が変わっていました!

自分の体と同じぐらいの、大きなセミを捕まえていたのです!

すごい大物を、捕まえましたね〜!!(驚)
ちなみに午前中の獲物は…

巣の下にうち捨てられて、クロヤマアリのエサになっていました💦

8月14日8時半ごろ
前日たっぷり食べたからか、小さなアオバハゴロモが巣にかかっていましたが… 

無視!(笑)
食べ残した?セミは、巣の下に捨てられて、小さいアリが集まっていました。

その日の夕方、突然、強い雨が降ってきました。

雨粒がバンバン当たって驚いたのか、巣を離れウロウロ。

でも、その後は巣に戻って、雨に当たりながら頑張っていました〜。

8月16日 
網を少し修理し、縦の帯を作っていましたが、ちょっと雑な作りかも?笑

引っかかっていた小さなアオバハゴロモは、この時も無視されていました

😅

8月25日8時半 
なんと、コクワガタを捕まえてグルグル巻きにしてました!

これだけ巻かれたら、身動き取れませんね😅

よく食べるせいか、なんとなくクモが太ってきたように感じました。
そして夕方には…、朝捕らえていたコクワガタを、巣の下に捨てて

今度は、キリギリスの仲間を巻いていました!! 

この時も、小さなアオバハゴロモは無視!

大ご馳走を先に食べて、小さな虫は非常食にするつもりなのでしょうか?
捨てられたクワガタはクロヤマアリが解体して、仲間で協力しながら運び出していました。

自然界では何一つ無駄なものはなくて、亡くなった命が他の生きものの命を支えていく…。そのことを肌で感じました。(続く)

(カナ)
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食う食われるの世界

2023年10月24日 | 
一昨日の夕方、数年ぶりに職場近くの沢を歩いてみました。(山には行くけれど、自宅や店の近くは歩かない傾向が😅)

まず目に飛び込んできたのは、イイギリの木。

沢を覆い尽くさんばかりの勢いで枝を伸ばし、朱色の実がゴージャスに垂れ下がっていて

その華やかさに、目が釘付けになりました。

野性味溢れるフヨウが、私の背丈の倍近くになり

たくさんの花を咲かせていたのにも、驚きました!

近くではススキが、まだオシベとメシベを伸ばしていました。

山はもう種子ができているものが多いのに、標高の低い所では、花が咲いているんですね。

足元には、甲虫系の幼虫(誰?)が、せっせと道路を横断中。

カワイカッタので、正面顔を撮らせてもらいました(笑)

そして、とても目立っていたのが、セイタカアワダチソウの黄色い花たちです。

蜜が美味しいのか、私の大好きなホシホウジャク(蛾)が、何匹も飛び回っていました。

長いストローのような口といい、

肉眼では見えないほどの速さで翅を動かす能力といい、カッコ良いです!

夢中になって写真を撮っていたら突然、ホシホウジャクが目の前から消えたのです!
「え??」と思って、周りを見ても、なぜか1匹も見当たりません。

そして、ホシホウジャクの代わりに目に入ったのは…

キャ〜!!

「カマキリに食べられたの?」と思いましたが、捕まってはいなかったので、どうやら瞬時に逃げられたようです。

それにしてもカマキリ、全く見えてなかったのに、突然現れましたねぇ…💦
ホシホウジャクの方は、まさに”目にも留まらぬ速さ”で、瞬時に逃げたようです。
(ほかの仲間も「危険だ」と思って、一斉に飛び去ったのかも??)

食う食われるの世界で、命を繋いでいる生きものたち。改めて、「すごいなぁ〜」と、思いました😊

(かな)
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コガタスズメバチ

2023年09月09日 | 
今年はなんだか見かけるのが少ない気がします。
一昨日、ノブドウの花に何匹か来ているのを見つけました。




コガタスズメバチがこうしてノブドウの花に来ているのは毎年何度か見ていますがそんなに美味しいナニカ(って蜜?)が出ているんでしょうか。


黄色と黒のコントラストが美しい~。


スズメバチってカッコイイですよね!


正面顔。


ツルナの蜜も舐めていました。

コガタスズメバチのオス、まだ見たことないなぁ。
近々出会えることを願う!

がんま
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コクワガタ

2023年09月02日 | 
今週水曜日に見つけました。

立派な男子。

むん!

左中脚が欠損していますが元気です。

青空バック。

カッケーーーッッ!

・・・しかし今年はクワガタ類少ないです。
これからノコギリのオスも載せられたらいいんだけど。

がんま
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