グローバルネイチャークラブのガイド日記

グローバルネイチャークラブ(旧グローバルスポーツクラブ)のガイド仲間が観察した伊豆大島の自然の情報を中心にお届けします。

修学旅行のジオサイトめぐり&グローバルネイチャークラブ

2011年06月30日 | 火山・ジオパーク
昨日と今日、千葉県八千代市立村上東中学校の修学旅行で、120名が約40名ずつの3グループに分かれ、体験ダイビング、三原山トレッキング、外周ジオサイトめぐりを順番に全て体験する…という、大島初の試み(たぶん)が行われました。

6月29日(水)東京からの高速船で全員無事岡田港に到着。
港での開会式のあと、それぞれのグループ別での体験型ツアーに出発しました。

私は「ジオサイトめぐり」のガイドを、オレンジフィッシュの粕谷さんと担当しました。

私達が下見の結果考えた訪問先は、筆島、波浮港、地層大切断面、愛宕山です。
まずは筆島でお弁当を食べ、筆島と向かいの壁の岩脈の説明を双眼鏡や図を使って始めたのですが…

6月とは思えない猛烈な暑さ(珍しいことに風もほとんどない状況)で、皆観察どころではないという感じ…。

大島の噴火を全く知らない世代の中学生にとって、いきなり訪れた筆島での説明は、いくら図や双眼鏡を使っても“暑い中での苦しい勉強”になってしまったみたいで、全然ワクワクしてもらえませんでした。(生徒の皆さん、ごめんなさい(^_^;))

夕方ガイド2人で反省会を開き、できる限り改善点を出し合いました。

そして
1.暑かったり、疲れていたりしたら、無理をせずに可能な限りコース変更を考える。
2.説明する内容をイメージしてもらいやすいように、比較しやすい皆が知っているものや身近なものに置き換える。
3.出来る限り噴火の赤いしぶきや溶岩流の写真を用意する。
…という3点を決めました。

さて、今日の午前中です。

昨日ほど暑くはないこと、潮が引いていることなどから、双眼鏡での観察はやめ、筆島の向かいの岩脈まで岩場を越えて歩きました。


違う色の岩が壁を縦に貫いている景色は、それだけで迫力があります。

火山の理屈がわからなくても、理屈抜きに「スゴイ」って思ってもらえるだけで、ここまで来る価値は充分にあります。
暑いけれど達成感のあるツアーでした(^^)v

そして今日の午後、最終回です。
午後のチームは午前中、灼熱の(たぶん)火口一周を歩いています。

相当疲れているはず…ということで、まずはお弁当がてら、波浮港でゆっくり滞在。

マグマ水蒸気爆発を身近なものとして理解してもらうために
「ヤカンの水を火にかけたらどうなる?」
「湯気になる!」

「そう、湯気になるよね~。じゃあ、ものすごく熱いたくさんのマグマが地下から上がってきて、大量の海の水と触れて、一気にものすごくたくさんの水蒸気ができたら、どうなると思う?」
…というような話をしながら、実際の水蒸気爆発の写真(本)を見てもらって説明していきました。

皆、初回より、真剣に聞いてくれているように思いました。

筆島では歩く距離を減らして、双眼鏡や虫めがねを使って思い思いに時を過ごしました。

しゃがみ込んで、ずっと熱心に石を観察したり、遠くの景色を眺めたり…、疲れを考えて変更したコースだったのですが、自由に楽しむこういう時間って良いな~と思いました。
皆、興味のあるものってそれぞれですものね。

最後の愛宕山は、毎回、虫や植物探しに忙しく(^。^)ほとんど写真を撮っていません。
(「後で調べるね。」と約束したイモムシの写真はボケボケでした。スミマセン~)

虫や、匂いのする葉、食べられる実などなど、火山のしぶきや火山灰の上の森で、たくさん遊びました。(郷土資料館の皆さんにも、色々とお気づかいいただきました。ありがとうございました。)

修学旅行は明日が最終日。
明日は「島民の噴火体験を聞く」という時間もあります。
私も混ざって勉強してきます!

ところで、最後にお知らせです。
以前この日記でも報告しましたとおり、明日から店の名前を”グローバルネイチャークラブ”に変更する予定です。

下記にあいさつ文を載せてありますので詳細を知りたい方はご覧ください。
http://blog.goo.ne.jp/izuohshima-globalsc
これから海も陸も自然の魅力を紹介していくぞ~という新たな決意を込めてのネーミングです。

皆様、これからもどうぞよろしくお願いいたします。

(カナ)
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ルリシジミ

2011年06月29日 | 
ルリシジミのメスです。
今朝自宅で撮影しました。
調べてみるとルリシジミはなかなか翅を開いてくれないそうなので、写真に撮ることができてうれしいです。
先日のツバメとヤマトに劣らぬ美しさですね。


それにしても今日は暑かった!!
滅多に真夏日にならない伊豆大島も32.3度まで上がりました。
湿度は最小で64%、それでも低いほうです。
風も弱くて日陰でも暑さが堪えました。


夕方、そんな暑さを少しでも凌ぐために林道へ行ってみました。
標高は300Mくらいです。
なんとなーく涼しい感じはしましたがやっぱり暑かったです(笑)

最近シジミチョウに興味があるのでなにかいないかと探してみました。



林道のまわりにはたくさんのルリシジミがちらちらと舞っていました。
飛翔写真はムリなので全部とまりものですがー。








やっぱりなかなか、というか全然翅を広げてくれません。
綺麗な瑠璃色を見た~い。


しかし光の加減では裏側もほのかに青く輝きます。

触角で探っているところがかわいいですよ!



ヤマトシジミはどうでしたっけ?
こんな風にならなかったような・・・


地面に降りるばかりではなくアカメガシワの花にとまったりしていました。




大島には他にどんなシジミチョウの仲間がいるのでしょう?
さらに興味が湧いてきました。
私が知っている(見たことある)だけでベニシジミ、ウラナミシジミ、ウラギンシジミ、ムラサキツバメ、そしてツバメとヤマトとルリです。
たったこれだけ。
シジミチョウの仲間ってたくさんいるんですけどね。

これからはちらちら飛ぶ小さなチョウにも気を配って観察していきたいです。

                          がんま
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下見のはずが・・・。

2011年06月28日 | 今日の大島
明日~明後日は、八千代市の中学生120名を3回に分けて、外周のジオサイトに案内する予定になっています。
今日はガイドを担当するメンバーで、予定のコースに入っている愛宕山を下見に行ってきました。

歩き始めてすぐに、大きなカラフル毛虫を発見。
体中に赤い点が散りばめられ、赤点から飛び出た毛の下から吸盤みたいな足がのぞいています。

調べてみたら、体の模様はオオヤママイマイという蛾の幼虫なのに…

顔の模様はマイマイガという別の蛾の幼虫のものでした。
何ででしょ?

強風に飛ばされてきたオオヤママイマイが、大島に一杯いるマイマイガと雑種を作ったとか?
それともオオヤママイマイ幼虫が島の植物を食べているうちに顔が変わってきたとか…??(妄想)

お!カラフル毛虫の次は、ぬいぐるみ発見!

こ、これは…「この毛虫は毒針を持たない。」という文章を読んで以来、「次は絶対手乗りにしてみよう!」と心に決めていた毛虫ではないですか~!

さっそく挑戦してみました!

さすがにフワフワではないけど、ゴワゴワでもありませんでした。
しかし、生まれて初めて(たぶん)手に乗せられた毛虫があわてて歩きまわるので、ちょっと違和感がありました(^_^;)
でも全くかぶれませんでした~。

キラキラの綺麗な生き物にも会いました。
目の前の葉に止まった、5mmほどの輝くようなグリーン。

マダラアシナガバエです。

こちらは、よく見かける美しいヤマイモハムシ。

近づくとすぐどこかに飛んで行ってしまうので、なかなかこんなふうにゆっくり写真は撮れないのです。
この子は写真を撮る間だけ、おとなしくしていてくれました!

梅雨の湿度と夏の暑さが混ざりあったような森では、全ての生き物が生き生きしているように感じました!

大きく育ったハチジョウキブシの実。


堂々としたカタツムリ。


小さなキノコも、何種類も見かけました。
土の中からチョコンと顔を出していたのはヒメホコリタケ?

まだ土から出きっていないものが多かったようですが、明日はどうなっているのでしょう?

キノコと、落ちていた花や実を使って、こんなものを作ってみました。

さて、キノコはどこに使われているでしょう~?

え?目に決まっているって??
…そうなんです。

これを見たとたん、「目玉だ~!」って思いました!

…と、すっかり下見を忘れて楽しんでいたら、明日の予定時間の2倍の時間がたっていました。
明日の課題はいかに冷静に歩くかということかも…(^_^;)

(カナ)





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裏砂漠

2011年06月27日 | 火山・ジオパーク
三日連続で山に行ってきました。毎日霧の中ですが今の季節霧が沢山立ち込めます。しかし、土曜日の霧はとても濃かった!伊東のジオツアーの方々霧の中で私の伝えたかったこと伝わったかな?山頂にも行きたかったな!今度大島から一番近いジオの候補地である伊東にも勉強に行きたいな。それまでには今以上に日々(?)スキルアップしなくては!


島内の歩き仲間との自由行動は裏砂漠に足をのばしましたが、前日の超濃霧とは変わって一人で歩いても迷わないぐらいの見晴らしでした。

私のいる所より山を(櫛形山方面)を見ました。霧が山から下りてきます

私より下、裏の一周道路方面を撮りました

霧がやってくると涼しい風に包まれます

裏砂漠の雨水によって出来た溝です

下層は細かい砂状これは以前の噴火後、出た噴煙が十年以上続いた物。
上部は24年前(今年の11月には25年)噴火の噴石です。噴火した直後は(噴石部分の下の方)大きな石で赤い物が多く有るのは沢山の噴石が落ちてきたことが分かります。(沢山落ちて来て降り積もると保温状態になりゆっくり冷えるので酸化して赤くなります)
噴火も少しすると勢いも弱まり小さい物しか飛ばせなくなってしまいます。

前回の噴火ではその後の噴煙は無く今のザクザクしたスコリヤの砂漠になっていますね
(しま)
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伊東市からの“伊豆大島ジオパークを学ぶツアー”

2011年06月26日 | ツアー
昨日、まちこん伊東主催「伊豆大島ジオパークを学ぶ」というテーマのツアーを嶋田と二人、案内しました。

“まちこん伊東”さんは、伊東市にある“市民本位の住みよい町づくり”を目指すNPO法人です。
http://www.machikon.org/
日帰りで大島のジオサイトを回る今回のツアーは大人気だったそうで、キャンセル待ちをの方も大勢いらっしゃったそうです。

50名以上の伊東市民の皆さんに大島をお訪ねいただいて、雄大な火山をご紹介したかったのですが…
しか~し!山は“霧”でした(^_^;)。

しかもすごく濃い霧で、山頂の駐車場に止まったバスを降りたら周囲は真っ白…
バス停もトイレも見えませんでした(^_^;)

本当は火口をリクエストされていたのですが、展望が望めないために予定を変更。
三原山から流れ下った1986年の溶岩流先端で引き返し、霧の樹海を楽しむことにしました。

カルデラの中では溶岩流の上に育った、大島らしい植物を観察しながら、ゆっくり歩きました。
皆さんからは、次々に質問が出て、濃霧をものともせずに身近な風景や生き物の観察を楽しまれていました!

霧の中、江戸時代の溶岩流が観察できるエリアへ…。
234年前の出来事を、みんなで想像しながら意見交換中。

この後、1986年に遊歩道をふさいでしまったトゲトゲ、ゴツゴツの溶岩を観察して昼食。

午後は樹海、地層第切断面とまわりました。

樹海は道のない所を1列になって歩くので、人数が多くなると列も長くなり、説明を全員に聞いていただくことはできません。
バスの中で出来る限り、見どころや注意点をお話ししました。
皆さんに、溶岩流の上に再生する逞しい植物たちの景色から、何かを感じていただけていたら嬉しいのですが…。

ツアー中は、本当に様々な方から色々な質問があって、伊東市の皆さんが積極的に今回のツアーに参加されているのが伝わってきました。

大島も頑張らなければ(^^)v

いつも目にしている対岸の風景(大島からは大室山の野焼きや、花火が見えるのです!)
今度伊豆半島の景色を眺めるときは、以前よりもっと親しい存在に感じられるような気がしました(^^)v

ところで昨日はガイドに夢中になりすぎて、すっかり写真を撮るのを忘れていました。
なので今回の写真は“まちこん伊東”さんからお貸しいただきました。

ありがとうございました!

今回のツアーをきっかけに伊東市の皆さんと今後も情報を交換していけたら、とても嬉しいです。

(カナ)



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ツバメとヤマト

2011年06月25日 | 
ツバメとヤマト なんでしょう?
小さなチョウ、シジミチョウの仲間です。

↑とこの写真はツバメシジミ。

同一個体のオスです。
ちょっとスレていますが素晴らしい瑠璃色ですね。
よ~く見るとツバメの名にふさわしく尾状突起があります。


同じ場所にいたヤマトシジミ。

こちらも美しさでは負けていません。


上のヤマトシジミとは違う個体だと思います。
わずかに覗いた太陽の光を浴びようと翅を広げています。
どちらもオスです。


昨日見つけたこの場所には4~5頭のヤマトシジミと1頭のツバメシジミが乱舞していました。


ヤマトシジミの翅の裏側はこんな模様になっています。







シジミチョウの仲間はとっても小さなチョウですが、じっくり見ると思いがけない美があります。
どんな生き物でもそうですよね。
自然って、生き物ってすごいなぁー、と毎度の事ながら感心させられます。

                      
                  がんま
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フランスの植物

2011年06月24日 | その他
先週に続いて、フランスで見かけた植物をいくつかご覧下さい。

まず、中部の都市リヨンの郊外に着いて、最初に、
「『日本から来た厄介な植物』って呼ばれている草を見に行きましょう」
と言われて、

「何だろう?」と行ってみると、これでした。

見出しの写真も同じ植物ですが、大島でもおなじみのイタドリです。
昨日の話題にも登場していました。
(ちなみに、伊豆諸島では、固有種のハチジョウイタドリですが)
とにかく、火山裸地の先駆植物ですから、
その生命力は抜群です。移入種としては最強の相手でしょう。

その後、気を付けて見てみると、こんな具合に、

道路沿いの斜面や、河川の土手、鉄道線路沿いなど、
いろいろな所に生い茂っていました。
いつ、どうしてヨーロッパに進出したのでしょう?!


次は、こちら↓の、マロニエです。

街路樹などにプラタナスとともに、よく植えられていました。
刺のある「さく果」の中の実が「マロン」だそうです。
マロニエは、セイヨウトチノキとも呼ばれるとか。
マロンは、クリだと思い込んでました・・・(汗)
マロングラッセって栗の実が入ってませんでしたか?

フランスは北海道と同じくらいの緯度だそうで、
冷涼で湿度が低い気候は、温暖多湿の大島と正反対と言えそうです。

以前、信州の高原で見たマツムシソウに似た花が、
さわやかな風に揺れていました。

アップにすると、こんな感じです。
セイヨウマツムシソウという種があるそうです。それだったのかも知れません。

こちら↓は、オダマキの一種。

オダマキの仲間は、ヨーロッパで改良され、
多くの園芸品種があるそうですが、
これは、農道の片隅に咲いていたので、
野生種だろうと思います。

野生のランが、牛の放牧地や農道脇に咲いているのには感激しました。

花の大きさはエビネくらいです。
前回書いた農道のハイキング・コース沿いでしたので盗掘を心配したところ、
自然を楽しむ人たちは野生植物に対して、
その場所で暮らしている生物をそっと見守るという接し方だそうです。

あとの野生ランの写真はピンボケですが、

葉に紫斑があり、ウチョウランのような花。

ご覧頂くのなら、もっと、じっくり良い写真を撮るべきでした(汗)

こちら↑は、レバノンスギの山の林道で出会ったランです。


ヨーロッパには、お城が多いと聞いてはいましたが、
個人の住まいになっていたり、ホテルだったり・・・。

こんな古城もたくさんあるそうです。
サイ・ス・クザンという城で、一部は宿泊ができるようになっていました。
この花を後でよく見ようと思っていたら、
帰路は別コースでした(涙)

「フランスの植物」なんて大それたタイトルを付けましたが、
ごく一部地域で短かい期間を過ごしただけなので、
この程度の写真しかありません。ごめんなさい。

本当は、もっと、たくさん花盛りでした・・・。
(なるせ)
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対岸をめざす植物

2011年06月23日 | 植物
先日、東京から2人の森林インストラクターの方が遊びにみえて、ほぼ1日島を案内しました。

「卯の花」とも呼ばれるウツギが三原山のふもとで満開でした。

純白で、泡みたいで綺麗ですね~。

そして楽しみにしていた花が咲きました。

1986年に流れた溶岩流の上に、横の森から這い出してきて、マットのように広がるテイカカズラの花。
みんな花茎を立てて花を垂らしています。

テイカカズラと言うと、木に巻きついて空を目指しているのが通常の姿。
それがここでは黒い溶岩の上に這い出てきて、天下を独占しています。

なぜ?
テイカカズラを前に、なぞ解きに挑みました。(大げさ?)

この元町のそばにある溶岩流は、表面がガラガラで崩れやすく栄養分も無く、通常の植物のタネが芽を出すには厳しい環境です。
さらに荒れ地に強いパイオニアのハチジョウイタドリがまわりにいないために、植物がほとんど生えていません。

「この場所なら天下を取れる!」と思った(?)テイカカズラ達は、木に這い上るのをやめて、一斉に溶岩流に進出してきたのではないでしょうか?

黒い溶岩の上はジリジリ暑く、風も当たって森とは全然違う環境だと思いますが、
それでも光を奪い合う競争相手が居ない環境は、十分魅力的だったのではないでしょうか?

テイカカズラ達は風車のような花をできるだけ高い位置に掲げ、虫を誘っていました。


溶岩流の片側は、ず~っとこのテイカカズラのじゅうたんが敷き詰められています。

何と言うたくましさ!
何年かしたらこの黒い川も、一面テイカカズラ達に覆われてしまうかもしれませんね。

一緒に歩いた森林インストラクターの方達は虫にも詳しかったので、色々見つけて楽しい時間を過ごしました。

コジャノメが交尾(たぶん)をしていました。

地面に降りていますが背景にうまく溶け込んでいます。
どこにいるかわかりますか?

草につかまって、真剣な表情(笑)


“絶対こういうお面って、あるよな~。”の蛾。

何の顔に見えますか?
キツネか犬かなぁ~?

その他、アオスジアゲハの青い線が本土より太いのではないかということが話題になりました。

虫も詳しく調べることができたら、大島独特の変化をしている虫を、きっと見つけることができるのでしょう。
そうしたら、楽しいでしょうね~。

あ~、体があと3~4個ほしいです!(笑)

(カナ)















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咲き始めました

2011年06月22日 | 植物
数日前から海岸沿いの道で咲き始めました。
スカシユリです。
伊豆諸島ではイソユリともいい、島々に初夏を告げる花です。
車で走っていても緑の中にオレンジ色の花がよく目立ちます。

しかし私が子供のころと比べると、病気や盗掘、海岸工事などによって明らかに数が減ってしまいました。
残念なことです。


↑の写真の奥のスカシユリですが・・・

これはすごい!
ひとつの茎に11個の花とつぼみが付いています(ひとつはもう終わっていまね)
よっぽど条件のいい場所なのでしょうか?
来年はもっと数が増えるでしょうか?
楽しみです。



そしてもうひと花。


ヒマワリが咲いているのを見つけました。
早いですね!


梅雨真っ只中の伊豆大島、花たちに元気をもらいました。


                  がんま



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今日のジオパーク講演会

2011年06月21日 | 火山・ジオパーク
今日島の婦人会総会で、ジオパークについての講演をする時間をいただきました。
総会参加人数は153名。

伊豆大島のパワーの源でもある婦人会の方々に、何とか伊豆大島ジオパークの魅力を伝えたくて、そしてジオパークづくりに力を貸していただきたくて、講演直前まで資料を手直ししました。

「これがジオパーク」という明確なイメージを持ってもらいにくいジオパーク。
まず、私が考える「ジオパークとは…」というところから話し始めました。


次に、伊豆大島の風景が語るたくさんの物語を見つけていくことにしました。
たとえば…


皆さんから「へ~!」という声が上がっていた(ように感じた)のはこのあたりです。




この部分も「ホ~!」




そしてやはりお勧めの、ススキキラキラ(いつも同じ写真でスミマセン~)


伊豆大島ジオパークには「地球は生きてる!」と思える風景があると同時に、「人間も動植物も皆関わりあって、ひたむきに生きている!」ということを、実感できる景色が無数にあります。

そのことも伝えたいと思いました。


たとえば大島の植物は、本土に比べて葉が厚く大きく、花も大きく変化しているものが多いですが、その理由はスカスカの地面が保水力がないから…と言われています。


でも実際に自然の中を歩くうちに、そんなふうに単純には言いきれない事がわかってきました。
土が乾いているのは表面だけで、小さな隙間が一杯の大島の地面は、意外と保水力があるようです。

土も雨も風も光も、生物同士の関わりも、様々なものが複雑に絡まりあっていて、だからこそ、そのなぞ解きが楽しいのだと思います。

そのことをそのままお話ししました。

そして、私が考えるジオパークの3本柱。


最後に、一番伝えたかったメッセージ…



皆さん、真剣に聞いてくださいました。

他人事ではなく自分の事として話を聞いてくださっているように感じられて、とても嬉しかったです。

ジオパークの活動は、少人数で頑張ってもいても続いていきません。
婦人会の皆さんの力を借りて、伊豆大島の魅力をもっともっと見つけていけたら、とても嬉しいです。

皆さん、これからどうぞよろしくお願いいたします!

(カナ)
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