先日、30年来の友人たちと、三島を歩いてきました。

時が過ぎてしまいましたが、感想をまとめておこうと思います。
伊豆大島の1番近い港のある熱海から、在来線に乗って15分で到着できる三島。でも、ゆっくり歩いたのは初めてでした。
1日目は、伊豆諸島を作った神様が祀られている三島神社にお参りし
柿田川の湧水地では、吸い込まれそうな

美しいブルーの色に見惚れ…
深海水族館(写真奥)で、

「チンアナゴ」の生態展示を見てキャ〜キャ〜(笑)

全然深海じゃないけど、全員元ダイバーなので大いに盛り上がりました🤣
この日、1番印象に残ったのは、水の綺麗さ。

町の至るところに、富士山からの澄んだ湧水が流れていて、伊豆大島とは全く異なる風景でした。
2日目は、源兵衛川の脇を散策しました。

両側を民家やビルに囲まれた場所に、澄んだ水が静かに流れている風景に驚きました。
時には橋の下をくぐり

時には桜の木の下を歩いて

花越しの水のキラメキに見惚れ

水草が作るマダラ模様に足を止め

「中郷温水池」と言う場所で折り返しました(片道約2km?)

1番奥まで行って振り返ると、富士山がド〜ン!

とても、素敵な眺めでした。
そして、帰りに食べた、お昼ご飯がまた絶品。
かつて食べた経験のない、柔らかくて太いごぼうの唐揚げでした。

なんでこんなに柔らかいのか、不思議に思って調理しているご主人に聞いたところ、「春の旬に合わせて仕入れ先を変え、柔らかいごぼうを手に入れて料理に使っている」そうです。調理方法もあるようですが、仕入れ先を変える工夫にも感動しました。
三島では、生活用水などで汚れてしまった水を、ボランティアや行政の方たちの努力で、美しい水に甦らせたのだそうです。
景色の美しさや食材のおいしさの奥に、人の思いや努力があることを知って、ますます三島が魅力的な場所に思えました。
(かな)