グローバルネイチャークラブのガイド日記

グローバルネイチャークラブ(旧グローバルスポーツクラブ)のガイド仲間が観察した伊豆大島の自然の情報を中心にお届けします。

みんなすごい!

2017年01月31日 | ツアー
今日は「るるぶ」記事&インターネット情報から、ツアーを申し込んでくださったご夫婦と、半日一緒に歩いてきました。

スタート地点から「溶岩が流れたって感じる」という嬉しい感想が聞かれ…


荒地に生きるたくましいオオバヤシャブシの写真を、丁寧に撮影されていました。

今日は、いつもにも増して「何か良いこと」が起こりそうな予感が…😀

本当に次々に、様々な発見をされるお客様でした。

足元の小石に挟まった、ススキのタネを発見し…


30年前の溶岩流を見上げながら「何だかすごい。怪獣が迫ってくるみたい」と、馴染みの溶岩の中に「怪獣(妖怪?)」を新発見!


過去の噴火が作った景色の前に「火山」の圧倒的な大きさを表現してくれて…


溶岩の形から「こうやって赤々と流れていたんでしょう?」と、おふたりで観察😀


この景色を見ても…

「こうやって白い石が飛んでいるっていうことは、ここで大きな爆発的な噴火があったのでしょう?」とおっしゃっていました。

いつも私が「すごいなぁ」と心の中で思っていることを、先に見つけて表現してくれるので、とても嬉しかったです。

普段見慣れた景色の中に「クジラの顔」まで見つかりました😀


歓迎の「のろし」のごとく、噴気も勢いよく立ち上り…

(本当は、おとといの雨のせい?)

雲の切れ間から何本もの光が伸びて海を照らしていました。

海を照らす光のスポットが、刻一刻と変化するのをしばらく眺めていたくなって、この場所でティータイムを過ごすことにしました。

牛乳せんべいを食べながら、目の前の微妙な光の変化を楽しみました。


「光の中に浮かぶ船からは、どんな景色が見えているのかなぁ?」なんて想像しながら、この景色を眺めました。

😀😀😀

休憩後はいつものように西側斜面を下ったのですが、途中でまたまた発見がありました。

実は、隙間からハチジョイイタドリが生えているオブジェのような岩が気になって、時々観察していて…

およそ半年前の8月は、上の写真の状態だったのですが…

それが今日は…

割れていました!(見る角度が90度違いますが)

落ちていた岩のかけらがジグゾーパズルのように合うかと思いましたが、なかなか合わないので諦めました(^_^;)

割れてから時間が経ったのかもしれません。

岩が欠け、中身が見えている場所は、細い根に覆われて茶色くなっていました。

ここに生えていたのはハチジョウイタドリだけだったので、太い根も細い根も全部ハチジョウイタドリだと思われます。

岩の表面が見えないぐらい、細い根が全体を覆っています。

こうやって僅かな隙間を全て、細い根が覆いつくすことで大きな岩を砕き、風化を進め、土を作っていくのですよね。

火山の大きな力もすごいけれど、こういう植物の力も、本当にすごいです!
世界はすごいものだらけだと、心から思います。

帰り道の低木林の中では、足元にもうオオシマカンスゲの花が咲いていました。


春が近づいているのを感じました。

(カナ)



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椿祭りの季節です

2017年01月30日 | 今日の大島
昨日から始まった“伊豆大島椿祭り”元町は10時からオープニングパレード
都内からは江戸神輿(多分?私は見ていないので) 新潟加茂市からは市長さんはじめ議員の方、ミス雪椿 婦人会他のお客様(土曜日山頂口にてご挨拶させていただきました)
大島の各グループが参加したと思います(なにぶん行っていませんので)

じゃあ 何していたの?

元町から島の反対側大島公園で


アンコさんになって踊っていました

これから57日間いろいろなグループが日替わりで大島のアンコに変身して踊ります
私達もあと8回頑張ります。



大島公園は昨年“国際優秀椿園”に認定された3園中の一つ。園内には1000種あるそうですが私は10種類ぐらいなら分かりそう(汗)



そして、桜の木も有るので咲くのを楽しみに公園に行きたいと思っています
温室もありますが外の方が花付きが良いようでした



大島公園の今年の椿の咲具合は 去年より咲いています
しかし、椿をあまり見ていないお客様に椿は一斉に咲きません。毎日毎日少しずつ咲いています。また、木によっても早く咲くもの遅く咲くものと色々有りますので『満開はいつ?』と言われても…  
2週間に1回は来てくださればすべての花が見られますよ!ここは入場無料です

次回大島公園便りお楽しみに(しま)      って あるのか?
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海から伊豆半島へ。

2017年01月29日 | ツアー
週末2日間、冬とは思えない(寒くない)天気の中を、ツアーに行ってきました。
で、今日は昨日の報告を…。

ツアーのお客様は、釣りや山登りが趣味のご主人と「低い山のみ一緒に行く」という奥様、そして若い女性科学者。

渓流釣りが趣味のお客様から、イタドリの茎の中にいる幼虫で魚をいっぱい釣った話などを聞きながら…


中空の茎を観察したり…


久々に、ガクアジサイの落葉後の「顔」で遊び…


青空ランチ!


枯れてドライフラワーのようになったガクアジサイの向こうに、富士山の白い部分が浮かんで見えました😀


風強くないし、爽快〜!でした。


いつものように、西側斜面を下りながら…


石を白く覆っているものが何か聞かれたので「コケ」であると伝えたところ…

科学者の女性は「コケなら水分を補えば緑になるのでは?」と、即座にペットボトルの水を取り出し、コケに振りかけました。

そうしたら…

瞬時に緑色に変わりました!

こういう実験して確かめる「探究心」、さすがです!

文系のご夫妻は「ステンドグラスのよう」なユリの、タネが飛んだ後の「さや」に注目し、写真を撮られていました😀

きっと素敵な写真が撮れたことでしょう〜😀

さて、ツアー終了後「とある目的」で「赤ハゲ」に立ち寄り、この景色を観察しました。

しばらくバラバラに観察し、帰るために何となく集まったところ…

お客は全員、側を通った年配の男性に「後10分で太陽が沈むから見なきゃダメだよ。今日は綺麗だから、帰っちゃダメだよ」と声をかけられたそうなのです。

…で「せっかくだからオススメ通り、夕日が沈むのを見届けてから帰ろうか?」という話になりました。

飛行機雲が何本も空に残り、光の帯の中を船が通過していく景色に、みんなで見とれました。

そして…

伊豆半島の最南端に太陽が沈みそうなことに気がつきました!

伊豆大島から見る夕日は、冬は海に、夏は伊豆半島に沈むのですが、昨日はちょうどその境目の日だったようです。

太陽は、神子元島を影絵のように浮かべて…


沈んでいきました!


飛行機雲もオレンジ色に染まっていました。

バイバイ太陽。
また明日!

素敵な1日でした😀😀😀

(かな)
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大島公園にて

2017年01月28日 | 
今日は朝のうちに1時間ほど大島公園に行き、おもにフライングケージで楽しんできました。
いつ行っても新たな発見があるような気がして面白いです。


ハワイガンが卵を産んでいましたが・・・孵るような気がしません。



真っ白になったトウホクノウサギ。
2匹いました(知らなかった!)



カピバラとワラビーのエサを盗み食いするヒヨドリ。



ヒヨドリなんかきにしないワラビー。
もぐもぐ。



マナヅル正面顔。
うん、やっぱり恐竜っぽい。


そして本日のイチバンはこれ!!

ヨーロッパフラミンゴのはぁと♥
何度も見せてくれました。



ヨーロッパフラミンゴは10羽いましたが向かい合って仲良さそうにしているのはこの2羽だけでした。



レッサーパンダの『あしたば』と『あすなろ』(どっちがどっちだか・・・?)
もう産まれて半年だそうで大人と変わらない大きさでした。
レッサーパンダって 大人になってもかわいい動物ベスト3 に入ると思います。


最後は大島で一番早く咲くとウワサの大島公園のオオシマザクラを見に行ってみました。





咲いていました!
まだまだこれからですね。

がんま
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デコボココンビのお宝発見探検隊、結成!

2017年01月27日 | 火山・ジオパーク


今年は雪が積もらず、なぜか雹(ヒョウ)が降ることが多い気がします。
先日も天気がいいと思ってたら、いきなり黒い雲がやってきてバラバラっと。
そしてあっという間に去っていきました。

地層断面、通称バームクーヘン前。
バームクーヘンにも車にも、まだヒョウの当たっている中


道挟んだ向かい側ではこの景色!



ちなみに気象観測では直径が5ミリ以上のものが「ひょう」、5ミリ未満のものが「あられ」だそうですね。
測ってませんがあれはヒョウだった!と私が言っても説得力がありませんが、
今日専業農家のA氏もあれはヒョウだったと言っていたので、そうでしょう!
天気について少し聞いたところ、とたんに溢れだす膨大な知識。農家さんは気象との会話も大きな仕事の1つなんですね。

それはともかくもかなり降ったので、もしかしたらお山には雪が積もってるかもしれないね、
スキーできるかもね、ということで、次の日友だちと友だちの子どもと一緒に裏砂漠に行ってきました。

はい、見事に雪、ありません。(証拠写真を撮り忘れました)


でもせっかく来たんだもの、思いっきり遊んでかなきゃ!!!!
ということでタコを飛ばすことにしました。

いつもは、寒いよお願い風吹かないで!!と願うのですが、
その日は、、、
大島に来て初めて、「風吹いて!!」と真剣に山の神様にお願いしました。

もっと高いところに行ったら風もうちょっとあるんじゃない?と8歳男子、率先して歩き出します。
ほんとだ!たまに吹く強めの風のタイミングで、空へ。



タコが上がったとたんにみんなのテンションもあがります。
一回上がってしまえばしめたもの。
どちらからどんな強さの風が吹いているか?全身で感じながら、大人も子どもも一緒になって凧揚げを楽しみました。




いよいよ風がなくなってきた、けどまだタコやりたい!!
あぁどうしよう、、、
そんなときのために用意しておいたのが、、、ポケットルーペ!

ほら見て、山から噴火で飛んできた、足元にいっぱい落ちてる黒くて軽い石(スコリア)、
肉眼ではよく見ても白い粒々にしか見えないでしょう、
でもルーペで見ると、実は宝石が隠れているんだよ~
その中でもお宝はこれ!まるでクリスタルの結晶のように見えるでしょう(斜長石の塊)

この石はピンクのすじが入ってるね?!

なんてやってたら8歳男子のスイッチがON!
突如小さなトレジャーハンター誕生です。
・・・というとちょっとお叱りを受けそうなので、別名お宝発見探検隊、
あっという間にこんなに見つけてきました。


二人の中で一番人気だったのが、左上の地層のようになっている溶岩。
どうやってできたのか私も不思議でしょうがありません(わかる人いたら教えてください)

あ、この石も入れて!足跡溶岩なの!!
右上の石、ひっくり返った人の足跡に、、、見えてきた!


子どもの発見力、想像力は天才的です。



探検隊隊長は地質学者でもあるようです。

「むむ、この岩肌はどうしてできたんだ??」



「この鍾乳洞のような形の岩も新発見かもしれない!」

これは、飛んできた溶岩がここで割れて、トロトロな中身が見えたんじゃない?と解説しましたが、なぜ中が空洞なのかわからないことに気づきました。
流れたのかしら?どこに??
わからないという事をわかりにいったようなものです。。。

地層発見!

私「隊長これは知ってます、火山灰からできてるんですよ!」
しかしただ正しい(と思われる)答えを教えたところで興味を惹けないのもまた子どもあるある(笑)

逆に生き生きと噴火のことを教えてくれました。
「これもあれもぜんぶ噴火してできたの!でもまたすぐ噴火するんだよ!!」

島で育つ子どもからこうやって噴火のことを教えてもらうのはまた感慨深かったです。

日常に帰ったらもしかしたらその熱は冷めてしまうかもしれないけど、楽しければどこかで絶対に覚えているはず。
楽しい体験を積み重ねていって、山への愛着と理解が子供に広がっていったらと心から願いました。
これからこの島ではいったいどんなことが起こるのでしょうか?
そして彼らはどんな経験をして何を感じるのでしょうか??

せっかく持ってきたソリも乗りたいね。
自力じゃ動かないけど、、、妹をソリに乗せて、お兄ちゃんはひっぱる走る!



最後はたっぷり遊んだあとのシメは温泉。
温泉ホテルの前で虹に遭遇しました!なんと完璧な日。



ちなみに途中ポケットルーペを山へ奉納いたしました(なくしました!)
鉱物屋さんで買った初めての鉱物用ルーペ。だいたい倍率3倍が標準と言われて買ったもの。
黒がかっこいいかと思って買ったら、黒いスコリアに紛れてさっぱり見つからない!
どなたか月と砂漠のライン上で見つけたら、ご縁と思っていっぱい活用してください。

今度はカッコつけずでっかい虫眼鏡を持ち歩こう👀
と思ってネットで見てたら、買った半額でなんと倍率30倍ポケットルーペなんてのが売っていた!
もっと先の世界まで見たいでしょ?とお山が秘密の扉を開いてくれたのね。
と解釈して購入!
でも現場で大きいレンズでも見たい!虫眼鏡も購入!

大きな子どもが新しいおもちゃをゲットしました。
届いたらまた一緒に遊んでね。


(あい)
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伊豆半島ジオパークに行って来ました!

2017年01月26日 | 火山・ジオパーク
伊豆半島ジオパークにジオガイドの第1回目の更新講習の講師で呼んでいただき、行って来ました。

伊豆半島ジオパークは定期的にジオガイド養成講座を行っていて、現在178名の認定ジオガイドさんがいるとのこと。

伊豆半島ジオパークでは、今年から5年毎の更新制度を取り入れことになったそうで、今回は第1期生35名を対象とした講習でした。


で…こんな資料を作って約1時間半、お話をして来ました。

日頃の体験を通して、私が感じる「ツアーをする上でもっとも大切だと思うこと」についてお話しました。

いつも目の前に見える伊豆半島はとても身近な存在のジオパークです。
(大室山の野焼きも、こんなにクッキリ見えます)

でも、事務局の数も、ジオガイドさんの数も、面積も、伊豆大島よりもずっとずっと大きなジオパークでもあります。ジオパークを知ることができる施設も、たくさんあります。

講演前に「ジオリア」というジオパークの拠点施設を案内してもらいました。

入り口を入るとすぐに、伊豆半島の成り立ちが理解できる分かりやすい動画を見られるようになっています。

南の海に誕生した火山島が…


200万年ほど前には、このような形になり…


プレートの動きに乗ってやって来て、陸から砂や泥が流れて来てたまり…

それが盛り上がって、丹沢山地を作り…

60万年前にはほぼ今の伊豆半島の形が出来上がった頃にはまだ活発な火山活動があって…

その衝突は今も続いていることが、とてもよくわかりました。

展示には全て、目を引く見出しがついていて、これまたわかりやすいです。

インドも伊豆半島と同じように、元は島だったということが、動画を見た後だととても今日意味深く感じました😀

面白いのは、実験装置の数々。
空から降り積もったものが、安定する角度があることは、砂時計で実験。


以前も紹介した実験装置では、川の流れは外側が速いことや、川は必ず曲がって流れること、流れをせき止めると水はやがてそれを崩し急激に流れること…などをわかりやすく理解することができます。


40倍の顕微鏡の見え方もすごかったです。


海藻押し葉もこんなに綺麗😀
普通の石も、実はとても美しい結晶が混ざっているのがわかりました。

子供達が色々な物を持って、顕微鏡を見に来たりもしているそうです。

ちなみにこの顕微鏡、40万円だそう…火山博物館や資料館にあったら、これを見るためにその施設に通う人も出て来そうですよね(私?)

そして感心したのが中央にある、立体模型。
パソコンで編集した画像が投影できるようになっているとのことで…

目には見えないフィリピン海プレートの、境界の位置がわかったり…


ジオパークを楽しむためのビジターセンターが全て示されたり…


サイクリングをする人用の地形勾配マップに変身したり…


日曜、祝日のバス運行回数がわかったり…


観光客がどこで写真を撮っているかのデータが表示されたり…

一つの立体模型がパソコンとリンクすることで、様々な用途に使えることに驚きました。

近いうちに、伊豆大島からみんなで研修旅行に来たいなぁと思いました😀
伊豆半島ジオパークの皆さん、お世話になりました&ありがとうございました。

また会いましょう〜😀

このほかにも案内していただいたところがあるので、次回に紹介しまーす。

(カナ)
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ミギワバエの仲間

2017年01月25日 | 
みぎわ なんてちょっと風情のある名前をつけてもらったと思いませんか?
小さな小さなハエの仲間です。


名前の通り水際にいて↑は水面(これは海水)に浮いているところです。
私のバイト先にたくさんいて、数年前に名前を知ったときは「へえ~、こんなハエがいるんだ!」と驚きました。
仲間には原油に住むものもいるといいます。



よーく見ると虹色の輝きがあります。



これは藻を食べているところです。
最盛期は夏ですが今のこんな寒い時期でもがんばって生きています。

がんま
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ジオパークな日々

2017年01月24日 | 火山・ジオパーク
最近、少々報告が滞っていますが、伊豆大島では様々なジオパーク活動が着々と進んでいます。

1月9日は北の山地区の「伊豆大島の魅力の楽しみ方、守り方」を考えるワークショップに参加しました。

これはジオパーク推進委員会と、環境省との連携事業で、ジオサイトの見直しや保全を目的としています。(地区別に合計7回のワークショップが行われました)

地域資源の一覧表。

何ページもあります。
これをいかに正確にし、活用するか・・・

話題は尽きず、2時間ではとても足りません。

「北の山地区は、ちょっと掘ると溶岩が出てきてスカスカで、冷たい風が出てくる風穴が何箇所もあり、ビールを冷やした」とか…
「爆発的な噴火でできた丸い穴を利用した野球場は水はけが悪く、大雨の後に水たまりで泳いだ思い出がある」とか…
興味深い話がどんどん出てきました。

参加者からは「住んでいる人は見落としていることが多い」「こんないいところがあるんだと、今日知った」という感想が聞かれました😁

そして、昨日は・・・
ジオガイドがいる郷土資料館、山頂ジオパーク展、貝の博物館、ジオパーク推進委員のいる火山博物館のガイドメンバーで「連携」についてのアイデア出しを行いました。(話に夢中で写真、とり忘れました)

「本来受付業務だけの依頼だった郷土資料館では、以前から意識の高い人々の熱意でガイドが行われるようになり、それが評判となって、ツアーが立ち寄るなど来場者が増えている」「互いに学び合えば、自分のガイドの幅が広がる」「山頂ジオパーク展には目的を持たずにくる人が多いので、専門のところへ紹介できる場にしたい」「そのためには・・・」などなど、2時間があっという間の充実した話し合いでした。

そして今日から、気象庁火山防災連絡事務所長の平山さんからの好意で、毎月1回の火山勉強会が始まりました!

私は風邪をひいてしまい参加できませんでしたが(泣)17〜18名の参加者がいて、とても和やかな楽しい勉強会だったそうです。

伊豆大島ジオパーク、みんなで「知る」と「つながる」を楽しんでいます!

(かな)




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富士を見るなら

2017年01月23日 | その他
『富士を見るなら大島に来れ三保や龍華寺はまだ規模ちさい』
(富士を見るなら大島に三保や龍華寺の比では無い)………なども聞いたことが有ります

明治に来島した井上円了が作った歌です。井上円了って知らない?よね 東洋大学を作った方です(この方、妖怪撲滅運動をしていたとか 結構まじめに!)

この歌を以前から聞いたことは有ったのですが“大島から富士山が見えるからね”と
考えていました。三保からの富士山もきれいでした、龍華寺は残念ながらどこの有るのか分からない状態ですがそこからも富士山が良く見えるのだろう などと考えていました
しかし、円了さんが作った時の気持ちが少しわかる様な気がしてきました


大島の西側から伊豆半島越しに富士山が見える


富士の裾が長く 大島からだと宝永山の高みが隠れてしまいます。(清水方面からだと右側)


雪で覆われた富士 山体中央は宝永火口が有ります


富士山より左側には単性火山の大室山。色が茶色に見えるので直ぐわかります。3月の第2日曜日には山焼きが行われて双眼鏡で見ることが出来ます



河津桜が開花しました でもまだ2分咲きです

富士山が見えるとウキウキします。でも、山に雲がかかったり裾にまとわりついたりと麓まできれいに見えるのは少ない円了さんは大島に1週間滞在したとのこと、どんな富士山を見たのでしょうか?(しま)
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2日間

2017年01月22日 | ツアー
週末2日間、ツアーに行ってきました。

お客様の体調で、2日とも「長距離は歩かない」ツアーでしたが、天気が良くて「これぞ大島の冬!」な風景に、いっぱい出会いました。

昨日は、同級生同士の2人旅の女性たちと。

「椿の森」はキラキラで「豆電球がいっぱい」状態だったし…

空に浮かぶ雲がカワイイ三原山でした😀


噴火後の焼け野原にいち早く成長するオオバヤシャブシは、綺麗さっぱり葉を落として、青空に向かって伸びていました😀


ティータイムはここにしました。


どこでもコップを安定させられるし(笑)


風と人が作った素敵なデザインは、とても美しいし…


「蛇」が砂浜に転がっているし…

(流木を「蛇」と命名したのはお客様です😀)

砕ける波と空に浮かぶ雲を眺めながら…

牛乳せんべいと、ほうじ茶で至福の時間を過ごしました。

そして今日は、ジオガイド仲間のSさんの紹介の女性6人の旅。
Sさんも一緒にガイドをしてくれました😀

「椿が見たい」というリクエストだったので…

防風林として植えられた椿が、トンネルを作る風景の中を散歩。

その後、海沿いの“赤はげ”で、真っ赤な石と島特有の植物を観察し…


強風体験!!

今日は「まさに大島の冬!」という感じの、南西風が吹き荒れていました。
椿の防風林の大切さが、身に沁みる風でした。

昼食後はSさんが下見をしておいてくれた「大島高校」へ。

高校生たちが手入れをしている椿園には350品種の椿が植えられているそうです。

何本か、花盛りの木がありました。


とても見事に咲いていました!


地層切断面では、地層がずれている部分で「昔、何があったのだろう?」と、みんなで想像しながら歩き…


波浮港でタイヤキを食べ…


日没間近の、ちょっとオレンジ色の三原山を眺めて、ツアーは終了しました。


みなさま、楽しい時間をありがとうございました😀😀


(カナ)
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