グローバルネイチャークラブのガイド日記

グローバルネイチャークラブ(旧グローバルスポーツクラブ)のガイド仲間が観察した伊豆大島の自然の情報を中心にお届けします。

トビとハシブトガラス

2011年08月31日 | 
朝から雨だと覚悟して出掛けたのに降り出したのは16:00を過ぎてからでした。
その雨も断続的です。

今朝は海岸沿いの朽木にトビが止まっているのを発見。
「きっとヤツが来るな・・・」と思っていたらやっぱりカラスがやって来ました。
ハシブトガラスです。


トビもカラスも今年生まれの若い個体だと思います。
カラス「トビさ~ん、イタズラしに来たよ~」



トビ「誰も頼んでないよ!こっち来るな!」
カラス「きゃ~!」



トビ「シャァァーーーッ!!」
カラス「うわ!!」
とにかくカラスはトビにちょっかいを出したくて仕方ない様子。
なんなんでしょうね?
まさか遊んで欲しいわけではないでしょう。



トビは本当に迷惑そうです。
トビ「あっち行けよぅ・・・」



トビ「見えないフリをしようっと」
カラス「チッ、ノリの悪いヤツだなぁ」


カラスは飛んでいきました。




「はぁ~、いなくなってよかった。やれやれ」



「さっき羽繕いが途中だったんだよね~。続き続き」


と思ったら!!




トビ「ゲッ!また来やがった!」



カラス「来やがりました~」



トビ「もう!!近寄るなって言ってんだろー!」
カラス「ひょえぇぇぇ~~」



カラス「バーカバーカ!」
トビ「・・・」


というような会話があったかどうかはまったくわかりませんが(笑)見ている人間にとっては楽しいひとときでした。
大喧嘩にならなくてよかったです。


このトビ、最初にカラスがやって来る前にこんなかわいい表情を見せてくれました。



目の前を飛ぶスズメバチに興味津々です。


                             がんま
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霧が晴れた森で

2011年08月30日 | ツアー
今日は日帰りで大島に遊びにいらした3名のお客様を、ご案内しました。

天気予報は晴れとなっていたものの、山はいつものごとく霧…。
協議の結果、森から裏砂漠へ歩くことになりました。

このところ、日を追うごとに目立ってきているのがセンニンソウの白い花です。
今日もこんなに見事に咲いていました。

ちょっとブライダルブーケ風ですよね(^。^)

裏砂漠で、しばらく霧が晴れるのを待ちましたが…

見えそうで見えない三原山でした(^_^;)

三原山の勇姿を近くで見ることはできなかったものの、森では今日も色々な楽しい出会いがありました。

まずは糸を垂らして目の前に現れたカニグモの仲間との出会い。
名前を調べたらアズチグモのようです。

“おむすび”みたいな体にサングラスをかけたような目の周辺の模様。
愛嬌があってかわいいクモですが、自分の体の何倍もの大きさの虫を捕まえる獰猛なハンターのようです。

花のそばで待ち伏せして、花に来る虫を捕まえるはずなのに、どこからやってきたのでしょう?
森の木の上で、センニンソウが花を咲かせていたのでしょうか?

木の根元では、なんと水色のキノコを見つけました!

う~ん、水色なんて何か怪しげ…(^_^;)
海に漂うクラゲや、幽霊を連想しちゃいました。

そして傘の裏の写真を撮ろうとしたら、ボキっと折れてしまいました!
幽霊キノコさんゴメンナサイ。化けて出ないでください~(^_^;)

傘の裏は更に濃いブルーで、この色にもビックリしました。

雨だと綺麗なクモの巣が今日は更に美しく、糸についた水滴が時々レインボーカラーの光を発していました。
(写真には写せませんでしたが…)

森の外で太陽が顔を出し、青空が広がってきたのでしょう。
クモの巣が虹色に輝く瞬間がある事を、初めて知りました!(^^)!

そして「うわ~!スゴイ!」と思わず叫んでしまったのがこの光景です。

何と3連です!
こんなことってあるのでしょうか?

「おい速く登ってくれよ!」
「そんなこと言ったって先がないんだよ!!」なんていうセミ達の会話が聞こえてくるような気が…。
もし3匹が同時に羽化したとしたら…そんなシーンを思い浮かべたら、ちょっとドキドキしました(^O^)

さらにチラチラ揺れる木漏れ日が濃い緑の葉に当たって「綺麗だな~」なんて思っていたら…
葉の上に「お!ヤッタ~!!」と思うものを見つけました!

その“ヤッタ~”は、この写真の中にいます。
どれだかわかりますか~?

きっとこの日記の古くからの読者の方は、簡単に「ヤッタ~」の正体を見つけられたことでしょう。

この日記でも何度か登場している枯れ葉に擬態している(…と思われる)シャクガの仲間(スカシエダシャク)。
緑の葉の上にぬれて張り付いた茶色い枯れ葉にそっくりです。

「この蛾は自分の擬態に自信があるらしくてギリギリまで近づいても飛ばないんですよ。」と解説したところ、
一人のお客様がビデオを構え、もうお一人が手を蛾に近づけました。

飛び立つ瞬間を撮ろうという作戦です!
しかし翅に手を近づけても、蛾は微動だにしません。

「アレ?全然動きませんね。」一瞬「死んでいるのか?」と思った私が蛾の顔の下に手を入れたところ…
バタバタバタっと私に向かって飛んできました!

「キャ~!」不意を突かれた私はつい叫び声をあげ…
お客様はきっと、狙い通りの映像が撮れたのではないかと思います(^_^;)

森の住人“モリアオガエル”の子どもも、私達の前に出てきてくれました。
霧が晴れた直後の明るい森は、なかなか楽しい空間でした(^O^)

(カナ)

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海から

2011年08月29日 | 今日の大島
先日、漁船に乗る機会がありました。“トビウオの漁業体験”

夏休み子供達には打って付のプログラムみんな元気に出発しました。

網を出します

片方の端は他の小さな船に有ります。そして、網をUの字型に流します。
トビウオは集団で移動するのでこの中には居れば大漁間違いなし!

ほら~しっかり上げるのよ! 新米漁師張り切るの図

がんばれ~  しかし、私の応援が悪かったのか、応援が届かなかったのか?成果は0匹でした(ドンヨリ)

ナイトツアーに行っても容易に虫達は出ていてくれませんし、夜空の星もなかなか隠れて見えないのでガイドも大変ですが、こんにちの漁業も大変ですね。

この日は前に取ったタカベを用意してくれて網から外す体験もしました。これからは魚を食べる時以前とは一味もふた味も違うのではないでしょうか?

ジオガイド研修生(こんなのあるの?)としてはこの海岸線も気になってしまいます。
今まで陸上から見ていた大地ですが海から見ると溶岩流の上には山体崩落の跡や噴石が積もった所も見られますね


そのほかに赤い岩石が固まった所も(岳の平の様に)噴火口の近くの証拠です『今度陸上へ行ってみょう
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海のツアーから陸のツアーへ

2011年08月28日 | ツアー
今日は、ずっと以前から大島の海にダイビングで通って下さっていた方達と、山を歩いてきました。
昨日までの南西の風が北東風に変わって、涼しくて歩きやすい三原山でした。

山ではススキの根元に寄生するナンバンギセルが、見事な花を咲かせていました。
これほど1箇所に集まっているのは、はじめて見ました。

三原山が私たちのために、ナンバンギセルのブーケを用意しておいてくれたようです。

あまり山は歩いていないとおっしゃる方が多かった今日のツアーですが、皆さん元気に火口に到達。
なんと、ここで大島牛乳の1Lパックが登場しました!

全員で大島牛乳を分け合ってゴクゴク。
火口を見ながら地元の大島牛乳を飲むなんて、なんて素敵な企画なんでしょう!

三原山の大きな火口を背景にした、誇らしげな(?)牛乳パック。


今日も山頂付近は霧が動いていて、時々火口の淵をすべるように大きな穴の中に流れ込みます。

「あ、穴の中に入った!」
「あ!また上がってきた!」

みんなでしばし、霧の躍動感を楽しみました!

ツアー後半は、「行きと違う道を帰りたい。」という皆さんの希望で、西側斜面を下りました。

道中思わず「赤い~!!」と叫んでしまったハチジョウイタドリの花です。

どちらかというとアイボリー系の花が多いハチジョウイタドリですが、時々こんな鮮やかな色の花を見かけることがあります。

満開の赤いハチジョウイタドリと緑の外輪山と青い海…夏の終わりの大島らしい風景です。
次にここを歩く時にはもう、これほど鮮やかな色は見ることはできないでしょう。

こういう景色を見ると思わず「うわ~、すごい綺麗~!」と叫んでしまうのは、この景色が持っている一瞬の輝きのせいでしょうか?

下山後の低木林では、このブログでも何回か登場している砂道を横断中のシマヘクソカズラが、青々とした肉厚の葉をつけていました。

「ここのシマヘクソカズラは高いところに這い登るのを止めて、砂地を横断して新天地を目指しているみたいなんですよね~。」と解説したところ…
「向きを変えたら、どうなるのかしら?」とお客様。

さらに「ハートを作っちゃえ~。」との意見も!


ハート完成!

無理やり向きを変えられた蔓は、根元のほうに戻るのでしょうか?
それともやはり対岸を目指すのでしょうか?
それともお互いに絡み合って解けなくなってしまうのでしょうか?

「これからこの蔓、どうするのかしら?」
みなさん、この蔓の今後がとても気になるようで、私が経過観察をしてこのブログで報告することを、お約束しました。

歩き始めの地点へ戻ってきて、今日歩いたコースを目の前の風景の中でなぞりながら、広い景色を楽しみました。

こんなふうに歩いた景色を一望できるのも、火山が造った開けた景色が広がっているから…。
この、歩いた後に景色を眺める充実感がまたなんともいえず爽やかなんですよね~。

皆さん、熱心にゴミも拾ってくださいました。

「ありがとうございました!」by三原山。

私が昔、海の世界に夢中になっていた時代に、やはり夢中になって潜っていたであろうみなさんと、今度は山の自然を楽しめたことが、とてもうれしいです。

海にも山にも共通する移り行く美しさ…それを皆で共有できたような気がした、楽しいツアーでした。

(カナ)








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クルマバッタモドキ

2011年08月27日 | 
バッタも夏を代表する虫のひとつですよね。
昨日、草刈りしたばかりの空き地にたくさんいるのを見つけました。
いつもはただなんとなく「あ、いるな~」と思っているだけでじっくり見ることがありません。
せめて今日のこのバッタだけでも名前を覚えよう!と写真に撮りました。


後脚に赤い部分があるのが特徴です。
調べればすぐにわかるだろうと思っていたのですが、同定するのに結構時間がかかりました。
バッタってたくさん種類があるうえに、どれもこれも似たものばかりなんです!(驚)
これは・・・クルマバッタモドキでいいですよね!?
違っていたらご指摘願います。


よく見ていると大きさの違うバッタがいます。後脚も赤くありません。
これはメスです。


お。





ペアになるかと思ったらこのあと離れてしまいました。



こちらは別のカップル(?)



これも別です。
オスにくらべてメスが圧倒的に少なかったです。
なにか理由があるのでしょうか?



1匹だけ緑色の混じった個体がいました。
赤い脚との対比が綺麗ですね。
なんかモテそう~、と思ってしまうのは人間の私だけでしょう。


                       がんま
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セミの話の続き・・・と

2011年08月26日 | 
先週末は9月中旬~下旬の気温になって、ホッと一息つけました。
でも、暑さが盛り返した今週は、余計に暑く感じませんでしたか?!

朝から近くでクマゼミのシャアー・シャアー・シャアー・・・という声を聞くと
暑さが倍増するようです(笑)

先週は登場しなかったミンミンゼミが見出し写真です。
柿の木に止まっていますが、翅(はね)が透き通っているので見つけにくいですね。

以前、長野県でシラカバ(白樺)の樹液を飲んだことがあります。
透明で、かすかに甘く感じました。今では白樺サイダーとして商品化されています。
セミ同様、ヒトも樹液を飲用している好例です。
セミの抜け殻3種です。
左の小さいのは、ニイニイゼミ。
右の大きいのは、アブラゼミ。
真ん中のは、ヒグラシだといいなと思って拾って来ましたが、
ルーペでよく見てみたら、
触角の第4節より第3節が長いのでツクツクボウシでした。

ヒグラシの成体はこちら↓
20日(土)元町で
ヒノキの幹に止まっているところを見つけました。
目の前を飛んで、すぐ近くの木の低い位置に止まってくれました。

「撮り終わるまで逃げないでねー」と頼みながら・・・


あれ! 何だろう?
お、お! これは!!!
セミの透けた翅の中に白いものが見えます。
これは、ヒグラシなどのセミ類に外部寄生するセミヤドリガの幼虫です。

こんな具合に出会えると思っていなかったので・・・
焦りましたが、何とか撮影できた時、
宿主と共に飛んで行ってしまいました。

この白い姿は5齢幼虫で、幼虫としては最後の姿、
終齢幼虫だそうです。

昨年の丁度今頃、この白い幼虫を観察する機会がありました。
夕方の犬の散歩から帰ると、帽子か背中にでもついていた白いものが、
玄関に落ちたのに後で気付きました。

私に外部寄生していたわけではありません(笑)
セミから離脱した終齢幼虫は、糸を出して枝などに吊る下がって、
マユを作る場所を探すそうです。

用事があったので、空きビンに入れておいたら、
短時間の内に白い羽毛のボール状にマユ(繭)を作ってしまいました。
これは、去年のマユを残しておいたものです。
マユの作りたては、真っ白い綿のようでキレイでしたが、
すっかり汚れてしまいました。

大島にたくさんいるアオバハゴロモが、
幼虫時代に身に着けているモワモワの白い衣に似ているのですけど。

セミヤドリガの蛾の成虫は1週間ほどで羽化しました。
前ばねの長さ1センチほどでしたが、撮影は出来ませんでした(涙)。 
残されたマユは、摘んでみると出口が開きます。
マユ自体は、とても堅くてしっかり作られています。
幼虫の期間にセミから得た栄養だけで、
これだけのマユを作るのですねえ!

ちなみに、成虫はエサを摂らないようです。
無性生殖すると考えられていて、確認されている成虫のほとんどがメス。
羽化したメスは交尾をせず産卵し、
その卵から翌年の次世代幼虫が誕生します。
マユをハサミで切ってみると、
サナギの抜け殻の一部が残っていました。

木に取り付いて樹液を吸うセミに、
こんな幼虫が取り付いて体液を吸っているなんて・・・。

でも、宿主のセミにとって何かメリットはないのでしょうか?
セミ類に宿るのですが、なぜかヒグラシに最も多く着くそうです。

このガの幼虫にとってセミに寄生して栄養を得ることは、
哺乳類の子どもが母乳を飲むように、ごく自然なことなのかも。

生物の多様性ってスゴイですねえ!!
セミヤドリガ↑の活動期は8~9月とのこと。
まだ、出会うチャンスはあるかも知れません。

ヒグラシのカナカナカナカナ・・・・って声を聞いたら、
セミの姿を見付けてみませんか?

(なるせ)
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雲を見たツアー

2011年08月25日 | ツアー
昨日、お二人の若い女性と、森~裏砂漠を往復するツアーに行ってきました。

大学時代のお二人の専攻は地学と物理、そして美術部に在籍していたとのことで、このところ続いていた虫系(?)ツアーから一転して、ちょっと今までにないビジュアル系(?)ツアーとなりました(^。^)

午後には雨の予報が出ていたので、前半飛ばして裏砂漠に到着。
寝転がって空を見上げたころ、上空は一面灰色でしたが…


雲はどんどん流れ、帰路につくころには美しい青空が広がりました。
満開のハチジョウイタドリの背景には黒い溶岩と青空と白い雲…

「ウワ~綺麗~。」と喜んで写真を撮っていたら、お客様から「スゴイ!こんなに一度にたくさんの雲の種類を見たの初めて!」との言葉が…。

「え?たくさんの種類の雲?」初めて聞く感想に「そういう見方もあるのか~。」と感心しつつ
「ま、まあ全天に近い広い範囲が見えますからね。」と応えたところ…

「それだけじゃなくて、本当にこんなに何種類もの雲が見られる所って、あまりないですよ。
東京でも四国でもこんなの見たことありませんよ。少なくとも4種類の雲がありますよ~。」とお客様。

「そ、そんなものなの?」雲の種類のことなんて考えたことがなかった私は、俄然面白くなってきました!
どれどれ、良く観察してみましょう(^。^)

なるほど空の上の方にはうっすら広がる雲、その手前の白いモクモク、左横ではグレーの雲が縦に伸びていますね。白い雲の周辺がグレーで縁どられているのも珍しいのだそうです。(写真わかりにくくてスミマセン~(^_^;))

少し前まで三原山の姿を隠したり見せたり、まるで劇場のカーテンのような役目をしていた雲は一番低いところにできるタイプです。(一種類追加~(^^)v)

さらにお客様からは「それに空の色も違いますよ。あっち(三原山側)はコバルトブルーで、こっち(外輪山側)はスカイブルーですよ!」との発言も…。

そう言われて見てみると、確かに青の色合いが違いました。(これまた写真には写せませんでしたが)
さすが美術部!(^O^)

セミが苦手で樹海では「冷や汗が出てきました(^_^;)」という声が聞かれたので、森は早めに切り上げて元町溶岩流へ。ここでも「空がサービスしているのでは?」と思うような風景が広がっていました。

黒い溶岩、両脇の緑、眩しいほどの明るいモクモク雲とうっすら雲、そして爽やかな青空。この景色が、初めて見たもののように新鮮に映るのは、青空と雲に注目して改めて景色を眺めたからでしょうか?

空を満喫したこの日のツアー。

ちょっと視点を変えるだけで様々な楽しみ方ができることを、今回もお客様に教えてもらいました。

(カナ)
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チュウシャクシギ

2011年08月24日 | 
10日のシギチに続いて今日は別のシギ、チュウシャクシギがやってきました。
朝陽が当たる磯は暑いのでしょう、口を開けてハァハァしていました。


見ていると好物のカニを捕まえました。


ゴックン!!うま~い。


お、また。



ごちそうさま~。


ちょっと移動して・・・



羽繕いを始めました。









首がびっくりするほど柔らかいです。



仕上げのぶるぶる~。

かと思ったら。

まだやります。




気持ちよさそうですね。



かいかい~。大型の鳥がやる直接頭掻き。



上空のジェット機を見ています。





素晴らしい翼!
これでどこまででも。


さて。

また食べ物探しです。
ハァハァ、暑いよ~。


よっこらせ。


ここに・・・


カニはいるかな?


こっちか?


う~ん・・・



ヤッター!!


朝のほんの短い時間でしたけどチュウシャクシギの羽繕いを見ることができてうれしかったです。
毎度のことながら、旅の無事を願います。


                           がんま
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雨のツアーと晴れのツアー

2011年08月23日 | ツアー
昨日と今日、ツアーで森から溶岩流に抜けるコースを歩きました。

昨日は歩き始めから雨でしたが、溶岩流を目指して草地へ出たらますます強く降り始め、家族会議の結果コース変更。樹海でゆっくり虫やキノコを見つけながら歩きました。


さて雨の日に、みんなさんに「綺麗~!」と人気なのは、この日記でも何度も登場しているクモの巣です。

晴れた日はまるで目立たないクモの巣ですが(目立つと虫がつかまらないですものね)雨の日は水滴がつき糸がキラキラして、まるでレース編みのよう…昨日も素敵なレース編みを見つけて楽しみました(^^)v

この日も“セミ爆弾”が飛かい、爆撃を受けた人から時々「お~!」という声が上がっていました(^O^)

“セミ使い”のような技(?)の披露もありました。バタバタと飛び回るセミの近くでお客様が指を立てて手を上げたら、まるでセミが訓練された生き物みたいに、その指に止まったのです!

写真のセミがその時のセミですが、この光景は見事でした。
「今度私も挑戦して、セミを操らなくちゃ!」って思いました(^O^)

お子様からのリクエスト、“溶岩”をジックリ見るために、山の中腹の割れ目火口と元町溶岩流に立ち寄りました。雨で少しへこたれていた子どもたちも元気回復!

溶岩好きの子どもたちって多いですね~(^。^)

さて、日付は変わり…
今日は昨日とは正反対の夏が戻ったような暑さの中、昨日と同じコースで裏砂漠まで歩きました。


ハチジョウイタドリの花があちらこちらで満開の状態を迎えていました。

広大な景色の中で咲き誇る白い泡のような花…大島らしい、美しい風景に見とれました(^^)v

そして今日も、お客様が“スゴイもの”を見つけてくださいました。
この写真をご覧ください!

何と、木の穴に突き刺さった(?)フキバッタです!!下半身をスッポリ穴に埋め、まるで風呂か何かに入るかのように、上半身だけ出している…という状態で、人間が近づいても全く動きません。

「コレ、きっと産卵しているんですよ。でなければこんなに動かないはずないですから。」…そう説明したものの、こんな光景見たことないので、私も半信半疑(^_^;)

「死んでるんじゃないの?」「触覚に触ってみようか?」そんな会話をしながら手を伸ばしたら、フキバッタはアッという間に飛び去ってしまいました。

帰宅後ネットで調べたら、フキバッタの産卵画像ってコンクリートの隙間や木の板の隙間に産卵しているものばかりでした。普通の柔らかい土に産卵するのかと思っていたら、全然違うのですね(^_^;)

きっと今日のフキバッタは「良い場所見つけた。」と思って産卵していたのに違いありません。フキバッタさん、邪魔してごめんなさい~(^_^;)

さてコース最後の樹海は、今日もやっぱり“セミ爆弾”が飛び交っていました(^O^)
時々ぶつかってくるセミに「ウワ~!」と驚きながら、全員元気に歩き終わりました。


でもアブラゼミの姿はひところに比べるとかなり少なくなり、あちこちで短い命を全うしたセミの姿が見つかりました。中には「樹液を吸いながら息絶えたのかしら?」と思うような光景も…(^_^;)


子どもたちの夏休みの終わりと共にセミの季節も終わり、あっという間に秋がやってくるのでしょうね。

(カナ)



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2011波浮港現代美術展

2011年08月22日 | 今日の大島
12日(オープニングセレモニー)から開催された波浮港現代美術展覗いてきました。
参加者は30名 会場は主に波浮港の旧小学校、甚の丸邸、旧西川寿司他 
展示のほかワークショップ、見学ツアーとなかなかのメニュー

アルミフォイルを使った作品。椅子が備えてあって座ってみると夏草が生えているように思えちゃった(作家さんの意図は違うみたいでしたが)

ワークショップ版画制作私は見るだけで不参加 でも、出来上がった作品何処で見られるかな?

部屋中赤い糸蜘蛛の巣みたい 床も天井も! 誰かが歩くと床が揺れるよ!
ほら足元にも   本当は誰かと誰かの小指と小指が結ばれていたり

一つブローチにくれないかな(20~30センチあるけれど)

宇宙人発見。左手でか!
宇宙人女子 スリッパは使用しないの?


甚の丸邸の古民家に有ったのは可愛いキャンディ  椿が沢山咲いていました!

ドイツのアナさんのパフォーマンス

私も現代美術的に
かな

アナさんのワークショップも参加しました(途中からでしたが)自分の足の長さが違うことを発見。
そして、大島の自然と触れ合うことができました
え?意味不明だって?  ん~そう感じたんですもの(しま)

※他にも作品は沢山。28日まで開催しています。南部に足を運んで見て感じてください。
27日午前10時からの見学ツアーはお勧めです
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