グローバルネイチャークラブのガイド日記

グローバルネイチャークラブ(旧グローバルスポーツクラブ)のガイド仲間が観察した伊豆大島の自然の情報を中心にお届けします。

秋の穏やかツアー

2024年10月31日 | ツアー
先週の火曜日に東京からお越しのお客様と裏砂漠に行ってきました!
こもれびトンネルからスタートです。


秋の訪れを感じながら


のびのび育つすすきに見とれ、うっとり💕


秋を彩る色どりも添えられていました。

オオムラサキシキブの紫


サルトリイバラの赤


ノコンギクの白


裏砂漠に到着し、後ろポーズ♪


広大な景色の裏砂漠で、休憩をし、
樹海を目指しました〜!

先ほどの裏砂漠とは別世界✨


溶岩の上の森の中でも色どりを発見!

赤と緑のコントラストがビビッドなイズホソバテンナンショウの実


手品のような枝の宙吊りも発見!


たくさん探検を楽しみました🤗

道中、目に入ったゴミを拾っていたのですが、
それを見てお客様が奥の方にあるゴミに何度も気づいてくださり、
ストックを使ってゴミ拾いしてくださいました!

ありがとうございます❣️

最後にお送りする際に割れ目火口展望台に立ち寄り、


見事なススキと火山の景色に感動✨✨


秋の穏やかなツアーでした。
マンツーマンだったので、自然や人の深い話をさせていただきました。
ご一緒いただいたお客様、どうもありがとうございました😌💕

(ユリカ)
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

オタイサマ

2024年10月30日 | 火山・ジオパーク
伊豆大島には、「オタイネ」、「オタイサマ」という呼ばれ方をしている岩が、三つあります。

一つは、このブログに何度も登場している筆島。

荒波に耐えて崩れずに残る岩は、航海安全を祈願する船乗りの信仰を集め、神の霊の宿る根であるという意味で、「オタイネ(御体根)」、または「オタイサマ(御体様)」と呼ばれていたようです。

もうひとつは、岡田港にある海に突き出た岩。

波に削られ以前より小さくなったとも聞いていますが、海中に没せず、まだしっかり残っていて、「頑張っている岩」という感じがします。

三つ目は、海ではなく陸上。
島の北東部に位置する大島公園の中にあります。

高さは180cmぐらいでしょうか?(尺になってくれた嶋田の身長が約150cmらしい)

小高い場所に突き出た岩の前にある看板には、「昔、泉津では、娘などが欲の深いことを言ったり、強情で言うことを聞かないような時に、『このオタイサマめ』と言って叱ったと言います。オタイサマは、ツドの山にいて、”海の物も山の物も、みんな我が物だ”と言ったので、欲の深い神様だと言われています」と、書いてあります。

この岩は、溶岩流の表面が冷えてできた岩の塊が、後ろからの流れに押されて盛り上がったもののように見えます。(興味のある方は、YoutubeのVolcanoChaser氏のチャンネルにあるハワイの溶岩流の動画を見ていただくと、イメージしやすいと思います)

海で荒波に耐えて残っている岩は「神が宿る」といわれているのに、陸上に突き出た硬い岩は「欲が深い強情な娘」と言われていたという違いが、なんとも面白いです🤣

公園の芝生広場には、オタイサマよりは小さいものの、地上に突き出たいくつかの岩があります。

オタイサマの岩の言い伝えも、私たちが火山の島に住んでいるこを実感させてくれます。

これらの伝説については、藤井工房の藤井さんが複数の文献を調べ、詳しくまとめてくれています。
読んでみたい方は藤井さんのブログをご覧ください。

(かな)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

シトシト雨の外周ツアー

2024年10月29日 | ツアー
今日は、三原山〜裏砂漠の1日ツアーに一昨日参加された2名のお客様と、島の外周を回ってきました。

まずは雨で、紅茶ケーキのような色になった地層切断面へ。

ここではお客様の質問で、水色のポストみたいな物体に注目!

帰宅後調べたら、下の数字は「東京都道208号大島循環線」の意味なんですね。(初めて認識しました😅)

もう一つ「!」と思ったのは、およそ17000年分の地層と、たぶん1年も生きないであろうジョロウグモのコラボ。

その時間軸の違いが、なんとも魅力的に思えました😃

波浮港の情緒のある小道や、

おもむきのあるメインストリートは、とても気に入ってもらえたようでした😃


かつての高級旅館が公開されている場所では、みなさん、お座敷の中に入って見学されていました。

外は雨で少し暗かったのですが、窓から差し込む光が綺麗でした。


続いて“砂の浜”へ。

赤い海藻がたくさん打ち上がっていて、黒い砂地に彩りを添えていました。


ランチタイムは、「アシタバピザ」を食べたいというお客様のリクエストで、島のケーキ屋「シャロン」さんへ。
こちらが、アシタバと島のりのピザ画像。

食後のデザートは、このケーキ屋さんが開発した「溶岩クッキー」とカフェオレ。

実は私、ここでお昼ご飯を食べたのは初めてだったのですが(いつもケーキを買うだけ)、全体の雰囲気が可愛くて、とても楽しかったです。

食後は、お客様のリクエストの「泉津切り通し」へ。

スダジイの根から大きなキノコが生えていたのですが、椎茸でしょうか?

椎茸は死んだ木を腐らせるキノコだと思うので、違うかも??

(調べたけれど正体わかりませんでした😅)

さらに岩場の海岸や、神社など超特急で歩いてツアーを終えました。

島の様々な環境を、「わ〜!」と言ってそれぞれ楽しんでいただけたので、とても嬉しかったです。

3日間の(スノーケリングも入れて)ツアーのリクエスト、ありがとうございました!

(かな)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ツアーしました

2024年10月28日 | その他

あ~ぁ またやちゃた!  昨日ツアー行ったのですがスマホを忘れたのです(スマホのカメラ機能を使っていましたが撮ることが出来ませんでした)

天気は 曇りいつぞやは霧が出て途中から雨になって最後には土砂降りだったことも有り安心はできないと‥(雨は無かったので良かったのですが)

ゲストは2名。以前にも三原山に来ていただいた方で今回は裏砂漠がご希望とのこと

 3人で元気に出発!(親子ほどの年の差が有りますが大島の母としておもてなし)

森に入る前赤く紅葉した葉が迎えてくれましたが、大島の紅葉はこれで御終いね!紅葉・黄葉する木は沢山あるのだけれど 色が変わる温寒暖差が無いのです。でもね、種はプロペラのようで可愛いまだ若いのですがもっと乾いてくると木から離れてクルクル回って落ちます。。

 

      この写真はツアーの日ではありません。

行った所は あそこ!櫛形山周遊?島の地熱を感じたり、ピカピカの石を見つけたり、全身で崖を登ったりと3人娘は元気に歩きました。

風の丘では暖かくなった地面から湯気が出ていて幻想的な雰囲気を醸し出していました。写真を撮りたかったな(しま)

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

綺麗なもの、不思議なもの

2024年10月27日 | ツアー
今日は、大阪と千葉からお越しの2組のお客様と、火口~裏砂漠を歩いてきました。

(写真は大阪からのお客様のみ)

今日も天気は、ちょっとだけ青空〜霧雨と、変化しました。
最初は雲に隠れていた三原山。私たちが麓に到達したぐらいから、その姿を現し

展望台でのお弁当タイムは、景色がクリアに見えるし、風も弱いしで最高!

お客様からは、おやつ詰め合わせセットをいただきました!(嬉!)

火口もクッキリ見え、ノコンギクが秋らしさを感じさせてくれました。

噴気もかなりダイナミックに立ち昇り

景色の広がりを楽しみつつ歩きました。

裏砂漠に到達した途端、あっという間に霧に包まれ「ここはどこ?」の世界に(笑)

でも、これはこれで幻想的で良いです❣️
それに一度は山が消えてしまったため、帰り道に三原山のシルエットが現れた時に感動しました😃

2組とも、今日もお泊まりだったので気持ちに余裕があり、旬の綺麗なもの、不思議なものに出会うたび、足を止めて観察しました。
観察したものを、歩いた順に紹介します。 

1・ヤブツバキの花

この場所では、今年初です!
例年より気温の高い秋ですが、もう咲き始めたことに驚きました。(椿は冬の花のイメージ)

2・オオシマツツジの花

数日前に見たのとは違う場所で咲いていました。
(まさか、このまま、あちらこちらで開花したりして?)

3・1cmぐらいの白くて丸くてカワイイきのこ

黒い地面から幾つも、出てきていました(ホコリタケ?)

傘の真ん中に穴が空いているものは、押したら胞子がビューと吹き出したので面白かったです😃(胞子が映っているのですが見えるでしょうか?)

4・オオバヤシャブシの落葉と若葉

お客様の「綺麗」という言葉で、年老いた葉にも、若葉とは違う美しさがあると気づきました。

「しかし、この時期になぜ若葉?」と思ったら、すぐ近くにあったクサギにも若葉が生えていました。

若葉は周りの葉と比べると、匂いがきつかったように思います💦

5・ハチジョウイタドリの種子からの芽生え

あちらこちらで見つかりました。火口一周コースの道の上で頑張って生きていましたが、絶対人に踏まれそうな場所なので、未来は厳しいかも…💦

6・誰?
火口一周コースにいたカメムシ君です。

複雑な凝った模様が身体中にありますが、どなたでしょう〜?

7・アシタバの花の開花

これまた夏の終わりの花なのですが、まだまだ、これから咲く気満々のようです😅

8・ますます綺麗になったオオムラサキシキブ

ついに一番美しい色となりました(色の変化を見てきたので、嬉しかったです)

9・お客様が見つけた「シャモ(軍鶏)」

(「70代女性が見つけた」と紹介して良いようです😃)

10・サクラの枝の水滴

葉を落としたオオシマザクラの枝のあちこちに、水滴が着いてキラキラ輝いていました。

雨でも、霧でも、とても楽しい1日ツアーでした。
ご参加いただいた皆様、ありがとうございました!!

(かな)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

1歳で赤ダレ!

2024年10月26日 | ツアー
1歳のお子様&ご両親とのツアー2日目です。

朝7時ごろの監視カメラの映像には、水滴と霧しか写っていなかったので、「山の麓にある溶岩流までで引き返すかな?」と思いながら、集合場所の山頂口駐車場へ。

山は全く見えなかったけれど、思ったよりも雲の位置が高く、火山地形の広さを見ていただけてホッとしました。

季節が半年ぐらいズレているように感じる景色に、いくつも出会いました。
たとえば、オオバヤシャブシに若葉が出ていたり

オオシマツツジの花が咲いていたり

ハチジョウイヌツゲの花が咲いていたり…

どうなっているのやら??

溶岩流の上からは、遠くの景色まで見渡せました。

この時点でお客様と協議した結果、雲で見えない三原山は登らず、表砂漠〜赤ダレを目指すことになりました。
で、久しぶりに、三原山の裾野にある小道へ!

(この後は、結構草が生えていました💦)

表砂漠は、なんとなく霞んではいたけれど、視界は開けていて快適!

三原山にかかる雲が、かなりのスピードで動いていて、一瞬だけ頂上まで見えましたが、このあとすぐに隠れました。

赤ダレに無事到着!

綺麗に見えてダイナミックだったけれど、風が背中から押される向きから吹いていたので、ちょっと怖かったです💦

帰りも冷たい北風が吹き付けていたので、海が見える場所でのお茶は諦めて、木々のある場所を目指しました。

お客様の雨ガッパが、風の強さを表現しています(笑)

旦那様からの「ここで写真を撮ってくれる?」という希望で、奥様が撮影。

背景の白い雲の中に、三原山がいます!

風の来ない場所まで戻り、ティータイム。

少し冷ましたアシタバ茶を、「ファ〜!」と言いながら(まるで大人が一口目のビールを飲んだ時みたいに)嬉しそうに飲む1歳男子!

笑顔が最高でした!!

素敵なご家族ですねぇ〜💕

帰り道、お客様が、リースのように垂れ下がるサルトリイバラの蔓を見つけてくれました。

急いで撮ったのでピント合っていませんが、華やかで綺麗でした。

森の下の秘密基地みたいな避難壕に入ってみたり

火山灰の斜面の下に転がっている大きな石に乗って写真を撮ったり。

お客様は、風でフラットになった火山灰斜面が「綺麗!」と言われていました。

で、足跡を刻むため&上からの眺めを楽しむため、斜面を上がって行き

斜面に足跡を刻みました。

今日の風だと、あっという間に足跡は消えてしまうと思いますが、写真は残る!(笑)

お客様は二人とも、とても忙しい仕事をされているので、今回の滞在は遅い夏休みなのだそうです。

三原山火口と、晴れた日の裏砂漠が課題として残っているので、またいつか再チャレンジにいらしていただけたら嬉しいです。

楽しい時間の共有を、ありがとうございました!

(かな)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

1歳で裏砂漠!

2024年10月25日 | ツアー
今日は、1歳のお子様&ご両親と、裏砂漠に行ってきました。

火口と裏砂漠を2日間に分けて歩く予定でしたが、今日は天気が悪そうだったので、霧の雰囲気が楽しめる裏砂漠を歩くことになったのです。

暗くて、やや怪しげな雰囲気(?)の森を抜け

ピンクに色づいたモミジの種子に、心和み

ツヤツヤの赤が綺麗なサルトリイバラの実を、お客様が見つけてくれ

“日に日に美しくなる”オオムラサキシキブの実にも触りました!


小雨が降る中で1歳児を抱え、心折れる様子もなく歩くお客様たち❣️


黒い地面と白い霧だけの、超シンプルな世界に身を置き

いろいろなアイデアを、出し合って遊びました

🤣

ひとしきり遊んだ後は、風を避けられる場所を探し…

ティータイム!

と、スコリア(マグマの飛沫)歩き!

1歳でスコリアの上を歩くって…。なかなかない、スゴイ体験だと思います😃

足元に若葉を伸ばしたイタドリの、たくましさを讃えつつ

帰路につきました。

ジオ・ロックガーデンで少し霧が薄くなったので、一瞬「しばらく、ここで待とうか?」と思いましたが

お昼の時間になりそうだったので、冷静になって引き返し、溶岩の造形や、

森の中の水鏡を楽しんで帰りました。


ところで1歳の息子さんが気に入って、ずっと手に持っていたのは、穴がいっぱい空いている黒い石でした。

持ちやすかったのでしょうか?
今日の体験が潜在意識に残って、火山好きの大人になったりして❣️😃

(かな)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

予期せぬ楽しみ

2024年10月24日 | ツアー
19日(土)に仲良し親子のお客様に三原山をご案内する予定だったのですが、
濃霧&強風のため、伊豆大島の海岸沿いのみどころをご案内しました!

「地層大切断面」と「泉津の切り通し」が見たいというご希望だったので、
島を反時計回りでご案内することにしました。

まずは、地層大切断面へ


風は山ほど強くなく、霧もなく
くっきりと刻まれたシマシマ模様が圧巻のスケール!

写真では伝わりきらない、壮大さを
お客様に実際に見ていただき、シマシマのでき方も共有できて
何よりでした😊


続いて波浮港見晴台へ


外海は白波が立っていましたが、湾の中は穏やか
さすが波浮港!

波浮港に降りてみると大潮で海水が道路まで溢れていました


これ以上わたしは車を進めませんでしたが、
反対側に停車していた車は水の中を通っており、
「おー!」とみなで歓声をあげてしまいました😆

続いて、筆島へ


こちらも大潮で、砂浜はほぼ海に覆われていました


そしてお待ちかね、泉津の切り通しへ


どこへつながっているのか、ワクワクするヒミツの階段のようですね☆


最後に景色のいい場所でお茶をして、ツアーを締めくくりました


今回、三原山以外は行けないと思っていたけど、
予想外に山以外はご覧いただけたお客様。

ぜひ、いつか三原山のトレッキングもご堪能いただけたらと願っています!

そう思っていた矢先、この日の夜ちょうど、千葉テレビで放映された
「1島だけじゃもったいない 東京島・旅 秋の神津島&伊豆大島」
を温泉ホテルのテレビでご覧いただけたようでタイムリーでした!
(以前、こちらでも告知させていただきました)

_________

こちら番組のyoutubeのリンクになります↓
・伊豆大島
 https://youtu.be/NPH9aH9fk3s
・神津島
 https://youtu.be/vdiaLYmvwis
_________

自然は人間の都合どおりにならない、ということを共感しながら、
コース変更もご快諾いただけ、楽しんでいただいたお客様に
心より感謝申し上げます。

(ユリカ)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

キラキラの新婚旅行

2024年10月23日 | ツアー
一昨日、山形県在住のご夫婦が、新婚旅行先に伊豆大島を選び、ツアーに参加してくれました。

空は青かったし、三原山もクリアに見えていて、まずは順調なスタート。

直前に食べたアイスクリームの名前、「パホイホイ溶岩アイス」が印象的だったようなので、看板と一緒に記念の一枚!

もちろん、本物の溶岩も見に行きました。

お客様から、「紅葉はしないのですか?」と質問があったので、小さな紅葉を見つけてみました❣️

常緑樹の紅葉ですが、鮮やかな色でツヤツヤなので綺麗なんです😃

せっかくの新婚旅行ツアーなので、赤いハートの石が転がっていないか、探しましたが見つからず…

代わりに、道の両脇のススキがキラキラ輝き始め、スペシャルな雰囲気を作ってくれていました。

青空に向かって伸びているかのような1本道を、2人で歩いている風景も素敵でした。

黒い溶岩の上に2人で立って、大地を見下ろすことができるのも、伊豆大島火山らしい景色ですよね。

でも、やっぱりこの時期ならではのスペシャルな風景といえば…

キラキラのススキが輝く、景色ではないかな?と思います。

島らしい強風の中で輝きながら揺れるススキの神々しさは、ちょっと言葉だけでは表現できません。

金色の光の中を、歩いていただけて良かったです!

💕

あと、この日見つけた華やか色のものを、ちょっとだけ紹介します。

お菓子見たいな色使いの、テンナンショウの仲間の実。

ツヤツヤです!
実が溶けるようになくなってしまっていることが多いので、貴重な風景でした。

そして、赤紫のススキの花!

この色は珍しい上に、開花中なのが更に貴重でした!

今の時期らしい伊豆大島の風景の数々が、お二人にとって素敵な思い出になってくれることを願っています😃

(かな)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

小さな発見と強風体験!

2024年10月22日 | ツアー
10月19日(土)、移住促進ツアーで来島された医療関係のお客様と三原山ツアーに…

行く予定だったのですが、濃霧だったので、裏砂漠に場所を変更して歩いてきました。

歩き始めから皆さん、普通の土と違うサラサラの火山灰を

興味深そうに観察されていました。


森の中には、小さなカタツムリや

“赤いお面”のような枯葉や

トカゲ(カナヘビ)の子どもや

たっぷりの湿気で元気に葉を広げたコケなど、

可愛いものがいっぱい!😃

カップのような形が注目されることが多いウツギの実は、この日のお客様には…

真上から見た時の二重円のデザインが注目されていました😃
(確かに真上から見ると面白いかも!)

お客様は、草陰で目立たないナンバンギセルの花も、見つけてくれました。

と、みんなであれこれ見つけ合いながら裏砂漠に到着。

霧と青空が交互にやってくるような裏砂漠でしたが、この日は何よりも風が強かった!

一瞬ですが、風速計が42mを記録!

ちゃんと首に巻いていた手拭いで、風向きに合わせて計測しました。

皆さん台風並みの風を体験できたことに感動されているようでした😆

皆さん、お弁当を持参されていたので、「強風を避けられる植物の素晴らしさ」を体験してもらいながらランチタイム。

もちろんお昼寝付き!

これぞ裏砂漠の醍醐味!!

赤く色づいた艶々のサルトリイバラの実も

黄色と赤が混ざった状態のものも、「どちらもかわいい!」と言ってもらいました💕


最後にお客様から、「これ何ですか?」と質問があったのがこちら。

センニンソウの種子が、風に飛ぶための冠毛を伸ばす前の姿でした。
当たり前になっているとなかなか気がつかないけれど、改めてよく見ると面白い形ですね!

ということで、様々な小さな発見や、強風体験が楽しい半日ツアーでした😃

ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。
ぜひ伊豆大島に移住して、またツアーにいらしてくださいね〜💕

(かな)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする