グローバルネイチャークラブのガイド日記

グローバルネイチャークラブ(旧グローバルスポーツクラブ)のガイド仲間が観察した伊豆大島の自然の情報を中心にお届けします。

氷室俳句会の皆さんの吟行ツアー

2019年04月30日 | ツアー
4月27日〜28日、元・日本ジオパーク委員会委員長の尾池先生率いる氷室俳句会の皆さんの、吟行ツアーを案内しました。

27日(土)
皆さんを乗せた船は14時過ぎに到着しました。
海岸沿いのかつての火口のそばで“海と火山が作り出す風景”を見ていただいた後…


椿油工場見学中に、雨が降り出しました。
この時期にしては冷たい雨に、地層大切断面や塩工場見学は最小限で切り上げ撤退^^;

でもこの雨のおかげで、帰り道に、それはそれは美しい景色に出会うことができました。

雨雲と海の間に青空が見えはじめたのです!

晴れている時とはまた違う、幻想的な風景💕


海に見とれていたら「虹が出ている!」という声がしました。

皆さん車から降りて鑑賞😀

しかも、ダブルレインボー💕

「句が詠めないわ。感動しすぎたり完璧すぎると句が出てこないのよ」という声も、聞こえてきました。

海を見ていた尾池先生からは「富士山が2つになっちゃったよ」とのつぶやきが…

確かに…ダブル富士山!?😀

なんだかもう、夢のようでした。

結局みんなで、日没まで見届けました。

刻一刻と変化する美しい地球の風景を、皆さんと共有できて本当にシアワセでした💕

28日(日)
これまた出来すぎのような、素晴らしい青空でした!


この日はのんびり散歩するチームと、火口まで往復してくるチームに別れました。


のんびり散歩チームは足元の草花を観察しつつ歩き、座り心地の良い滑らかな溶岩の上へ。

すかさず溶岩を叩いて「中の密度が違う」と観察する尾池先生。

「音」で見えない地面の下の様子を想像するのって楽しそうです。
今度時間のある時に、あちこち調べてみたくなりました。

そして、眺めの良い場所でシャボン玉飛ばし!

この時、ひとりの女性が歌を歌ってくれました。


シャボン玉飛んだ 屋根まで飛んだ
屋根まで飛んで こわれて消えた

シャボン玉消えた 飛ばずに消えた
産まれてすぐに こわれて消えた

風、風、吹くな シャボン玉飛ばそ

すっかり歌詞も忘れていた、幼い頃の歌!
風景にあっていて、とても素敵で感激しました。

火口往復チームが帰ってきて、合流しました。

島ならではの植物観察中。

皆さんすぐにメモをとり、植物名を漢字でどう書くかを気にされるのが、吟行ツアーならではでした。

そういえば今回のツアーで驚いたのは、皆さんの様々な個性でした。
住いは京都、静岡、群馬などなど。年齢は20歳代〜80歳代。職業は(少し伺っただけでも)公務員、大学の先生、プロカメラマン、蛇の研究者の方!

育った年代も、住んでいる場所も、仕事も全く違うのに「俳句」を通して同じように楽しめる…これってすごいことだなぁと感じいりました。
20代の若い女性が「句を詠むと、その時の情景が記憶に残るんです」と語っていたのにも感心しました。

さて、最後に少しだけ『泉津切り通し』に立ち寄りました。

そうしたら…
巨木の根の間を太陽の光が照らす風景に出会いました!

これまたジャストタイミングでした!

美しい一期一会の景色との出会いを、氷室俳句会の皆さんと一緒に楽しめたことを、心から感謝します。

ありがとうございました!

そして、皆さんが伊豆大島ジオパークで、どのような句を詠まれるのか楽しみです!
…いえ実は…私も投句をするよう言われているのですけれど…(^◇^;)

おまけ。
ツアー中に名前を聞かれたのに、思い出せなかったキク科植物ですが…

ジシバリ(イワニガナ)で良いようです😀

(かな)
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ばあばがガイドします

2019年04月29日 | ツアー
日本全国10連休です
私は、可愛いゲストをお迎えして2日間裏砂漠を歩いてきました

昨日は両親と11歳の男の子。色々なことに関心がある元気っ子
天気も良くて風も比較的暖かく歩くのにはもってこいの日でした

今日は 曇りでいつ雨が降るか?降らないと良いな!と心配ばかりしていました
ゲストは二組。大人お父さんと7歳の方、お母さんと7歳・11歳の男の子 
みんなで歩くと両親と3人の子供プラスおばあちゃん(私の事)

『ほら、あそこにあったよ!』

溶岩流のオブジェを沢山捜しておしえてくれました



アリヅカみたいだね!テレビで見たことが有る 
みんな唐揚げみたいだ! うん、唐揚げには見えるね。この道の名前を変えてもいいかな?と思ってしまいました

『ねえ、穴に入ってみたい』『穴?うん大丈夫だから行っておいで!』小さなくぼ地を見つけて

危なく無ければ沢山経験させてあげたい

あそこの“もしゃもしゃ”まで行ったら待っていてね『わ~ぁ~ぁ~い』

登り坂でも元気に走って行けるパワーはすごい

『早くおいでよ~待っているよ~』

バアバはそんなに早くいかないよマイペース

何をしていると思います?ママの3分間エステ! なんちゃって!

大地の息吹を感じられる所 『僕もやりたい』『君ならそのままでもいいよ』バアバは3時間エステやらないと?

大きな岩に乗ったのですが、ちょっと恐いのかな? 頑張ったね


『あそこまで帰るのよ』『え~遠いい~』


お兄ちゃんは学校の勉強に少しは役に立ったかな?チビッコ2人は楽しかった?
パパとママは足が痛くないですか? 雨が降らなくて良かった
解散の後はランチ みんなお腹ペコペコなのです。大島最後のご飯食べて船では寝てくださいね

元気な子たちにパワーを沢山貰いました。が、何だか孫(6歳)と遊びたくなってしまったバアバです(しま)
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10連休始まりました!

2019年04月28日 | ツアー
10連休の最初の2日間。

旅行社のパックツアーのお客様、元・日本ジオパーク委員会委員長の尾池先生率いる句会『氷室』の皆さん、何回もツアーをご利用いただいているご家族と、楽しく歩きました。

今日は印象的だった風景写真を1ツアー1枚選んでみました。

昨日午前中。

普段歩く樹海の道に桜が散って、ピンクの絨毯を敷いたみたいになっていました!
(今日はもう色が落ちていたので、本当に一期一会の景色だったと…)

昨日夕方。

富士山が2つになりました!…?

今日の午前中。

爽快〜な青空!

今日の夕方。

曇ってきた空と傾いた太陽のおかげで、渋〜い雰囲気でした。

どれも一期一会の、美しい景色との出会いでした。
ツアー詳細は、いずれ報告します!

(かな)
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アマサギ

2019年04月27日 | 
一昨日の朝に牧場近くで1羽でいるのを見つけました。



もうほぼ綺麗な夏羽になっています。
草地で食べ物を探していましたが・・・


飛んできたハシブトガラスに驚いて擬木柵に飛び乗りました。


ぶるぶる~。


はい、正面顔。


風でアタマの羽毛が逆立ちました。
かわいい。


最後はこの緊張のポーズ。
何事かと思ったらハイタカsp.が一直線に飛んできて木立に消えていきました。

がんま
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思いのままに。

2019年04月26日 | 植物
先週の土曜日は、柳場さん率いるツアーの手伝いで、ツアーに参加しました。
最後尾を守ってたつもりなのですが、
 
ちょいちょい写真に夢中に、、、
 
カルデラの中のオオバヤシャブシは、もうすっかり雄花が落ちて、雌花と新芽が瑞々しく光っていました。
 
三原山に登り始めると、前の週までは全く見れなかったアツバスミレがあちこち咲いていました。
濃い紫が美しいです。
 
シチトウスミレとコラボ。
わかりにくいけど…手前にシチトウスミレ、奥にアツバスミレが咲いてるの、わかりますか?
 
 
そして!
あまり見かけないスミレが咲いていました。
白地に濃い紫のラインが映えて、清楚な色香と言いましょうか、ドキッとする美しさでした。
 ニョイスミレ。
如意とは仏教用語で、思いのままにという意味だそう。
へー!!
伸びろ如意棒!のイメージしかありませんでしたが、如意という仏具もあるそう。
で、こんな形だそうです↓
 
元々はインドの孫の手的な日用品から、宝具となった、という経緯だそう。
たぶん、この首の部分のクイっとしたくびれが発想の元だと思うのですが。
確かによく見ると、他のスミレよりクイっと感があるように思えます。
 
ところで検索で出てくるニョイスミレと比べると葉に対して花がかなり大きいように思うのですが、どうでしょうか?島嶼型に変化しつつある最中だったりして?!
誰か知ってる方がいたら、ご教授ください。
登る途中2株咲いていました。
 
小さいけれど、注意してみれば味わい深い美しさのスミレ達。
見にくるなら今ですよ〜(^^)
(あい)
 
 
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有珠でのツアー、ちょっぴり報告

2019年04月25日 | 火山・ジオパーク
有珠でのガイド有志の会議の際に参加した4つのツアーをまとめようと思いつつ、日々忙しくてアッというまに時間が経ってしまいました。
「このままでは勿体なさすぎる!」と思いつつも、まだ連休準備が終わりません^^;

なので今日はごくごく簡単に(?)有珠での私の「!」をまとめてみようと思います。

1・昭和新山登山
国の特別天然記念物の昭和新山に、特別な許可をもらって入山。

昭和新山は地下のマグマが少しずつ地面を持ち上げてできた山(溶岩ドーム)で、大島のように溶岩が流れてできた山と形が違うのが面白いです😀

赤い地面からモクモク立ち上る噴気が、生きている火山を感じさせてくれました。


周りに遮るものがないので、とにかく眺めが良いのです!

気分最高〜💕

青い水を讃える美しい湖も、湖の真ん中の島も、遠くに見える白い山も、人が暮らす大地も、みんな火山噴火が作ったもの…

「火山は時に人に災害をもたらすけれど、それよりもずっと長い期間、たくさんの恵みを人に与えてくれる」ツアー中のガイドさんからのメッセージに、大いに共感しました😀

2・モーターボートで洞爺湖の中央の島「中島」に上陸するツアー

青い湖は火口で、真ん中の島が溶岩ドームです。

このツアーは、ボートで飛ばす爽快感と…


エンジンを切った時の静かさの対比が印象的でした。

海の中にある溶岩ドームの頂上付近が、水面下に現れました!
水の中に岩が見えているのがわかるでしょうか?

通称「ゼロポイント」と言われるこの場所は、風が弱く湖面がフラットな時ではないと見られないそうです。

ドローンも登場し、私たちの船を撮影してくれました!(横山氏撮影)

ステキすぎる…💕

そして…

再び先へ!(洞爺ガイドセンター小川氏撮影)

ステキすぎる…💕(2回目)

とにかく、なんだか、夢のような世界でした😀

船の上から島にこだまする音を楽しみ、島の溶岩を観察し…

島に上陸した後は森を歩きながら…

この時期ならではの花を楽しみました。

(エゾエンゴサク)

地面に落ちていた大きな木の実を、ガイドさんが見つけて説明してくれました。

湖に負けず劣らず、森の中も楽しかったです😀

3・西山山麓火口群の災害遺構を巡るツア
最初にガイドさんのバックから、手作りの“折りたたみ式ホワイトボード”が出てきて驚きました!

これなら、たくさんの資料を持ち歩かなくても、書いたり消したりできます!(素晴らしい!)

災害にあった建物をはじめ…

コース中には様々な災害遺構が保存されていましたが…

草刈りをして、噴火で飛んできた石を見やすくしているエリアと…


人が手を加えずに、植物の再生を見守ろうとするエリアが分けられていたのに感心しました。

考えて、工夫して、保存できていることが素敵ですよね😀

4・善光寺
昔、有珠山の山頂部が崩れた時に転がってきた大きな岩が、趣のある風景を作っていました。

「ジオパーク友の会」の皆さんと、のんびり交流するはずが、結局ガイドしていただきました(^◇^;)
皆様ありがとうございました!

モクモク噴気が立ち上る赤い山も、美しい湖も、噴火で埋もれた建物や道路も、雰囲気のある公園も、全て火山が作ったもの…人の暮らしが火山とともにあることを、有珠ではどこに行っても感じることができました。

本当に楽しくて充実した時間でした。

そして短時間で中身の濃い火山の物語を楽しめたのも、全てガイドさんの存在のおかげ。
有珠に行かれる方はぜひ、ガイドさんを頼んでみてください!
何倍も充実した時間が過ごせると思います💕

SOTOASOBU(今回最もお世話になった江川さんのお店)
http://www.mushanavi.com/member/?SINO=1358

洞爺ガイドセンター(オープン後17年になるベテランガイドの小川さんのお店)
http://www.toya-guide.com

三松正夫記念館&ジオパーク友の会
(有珠の皆さんを❤️の部分でまとめている三松三郎さんに会えるかも!)
http://www005.upp.so-net.ne.jp/usuvolcano/eco77/mmuseum.htm

(かな)
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オオルリ

2019年04月24日 | 
今年もやってきましたオオルリさん。
私の今季初確認は20日に静岡の日本平ででした。
大島では22日、撮影は昨日です。


相変わらずお美しい~(惚)

新緑の森にその歌声を響かせていました。




メスは少し遅れてやって来るといいますが。

ステキな奥さんが見つかりますように。

がんま
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オオシマザクラ物語(2019)

2019年04月23日 | 植物
ちょうど2週間前の4月9日(火)、毎年成長を追っているオオシマザクラに会いに行ってきました。

人の集落があるあたりの桜は、満開〜一部散り始め。
昨年はこのタイミングで、目的の桜も綺麗に花をつけていました。

噴火でできた大きな凹地(カルデラ)に降りて行く時も、桜で森全体が白くなっているのが見えました。

「これなら咲いているかも!」

期待しながら進んだのですが…

あれ?

目の前の景色に白いものがほとんどない…
なんだか昨年よりもずっと、花の付きが悪い気がします。

暖かくなったあと寒い日が続いたので、開花が遅れているのでしょうか?

心配しつつ、もはや特別な存在となった桜の木に到達しました。

33年前の山腹からの噴火で流れ出た、まだ新しい大地の上で生きているオオシマザクラです。

残念ながら、花は1つも咲いていませんでした。


柳場と2人で数えましたが、小さな蕾が10個見つかっただけでした。


でも若葉はキレイでした。


太陽の光に透けて輝いて見えました!

こんな年もあるかも…。

桜のそばに腰をおろし、お茶を飲んで、しばらく桜と一緒に時を過ごしましました。

木の高さは225、5cmになっていました。
(先年は224cmだったので、高さはあまり変わらなかったようです)

さて、それから2週間後の今日です。

1週間ほど島を留守にして戻ってきたら、山の桜が結構咲いていました。
私自身は忙しくて見に行けないので、ツアーで裏砂漠に立ち寄る柳場に見てきてもらいました。

そうしたら---なんと98個の花が咲いた跡が見つかったそうなのです!(昨年は52個)

山はずっと寒かったので、沢山の花を咲かせる力を持ちながら機を待って、暖かくなってから一気に花を咲かせたのでしょうか?

吹き付ける強風や山の寒さに耐えながら、逞しく生きる野生の桜。

尊敬せずにはいられません。

来年は満開の花の時期に行けたらいいなぁ。

来年まで元気でいてね!💕

(かな)
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タンポポや~ぃ

2019年04月22日 | 植物
私が住んで居る所 伊豆大島です。ここは自然がいっぱい住宅地でも家の周りには草が良く生えた場所がいっぱい なのですが・・・

タンポポ タンポポが生えていない!タンポポなんてどこでも腐るほど生えていると思っていたのに『さあ 採るぞ!』と出かけると生えていない

え?何でタンポポなんて採るの?と思っているでしょ?
その昔昔(10年続いているブログですから) このブログで“タンポポコーヒ”を作って見たいと言ったのにいまだ実現していません。やたら人の庭に入ることもできず(こう見えても小心者なのです)、道路のアスファルトの隙間から育った立派なタンポポも有りますが、私の欲しいのは根っこなのです。山の道に沢山生えていたタンポポも翌年には無くなってしまいました(どうして無くなったのか不思議)

おお!見つけたぞ!

ここなら掘っても大丈夫?かな

これは日本タンポポですね

西洋タンポポも島に入って来ています

咲き始めは 花の形が違う


いつも見ているこれぞタンポポ


タンポポコーヒー 私に入るのはまだ先の様です。島のどこかにタンポポが生えている所 根っこごと掘ってもいいよと言う所が有りましたらお知らせください(しま)
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素敵な感想!

2019年04月21日 | ツアー
今日は、日帰りで来島されたご家族と、三原山半日ツアーに行ってきました。
しばらく島を留守にしていたため、ほぼ1週間ぶりの三原山でした。

1週間前には若葉が伸び始めたばかりだった遊歩道脇の木々が…

(4月21日の撮影です)

一気に葉を広げ「一面緑!」という感じになっていたので驚きました!


大島ツツジの花も咲いていました💕


「ぱかっと割れて溶岩が流れました」という形状の溶岩に「カッコイイ!」と呟いたら…

お父さんも同時に「カッコイイ!」
見事にハモりました(笑)

溶岩の上をひとり行く、高校生(息子さん)。

これまたカッコよかったです😀

お母さんが木の幹にぶら下がっているミノムシを見つけてくれました。

最近都会では見ないそうで、息子さんは初対面だったそうです。

お弁当の「島のりおにぎり」を食べながら、ご飯粒が見えないくらい目一杯付いている海苔に…

「海を食べてる!」という、素敵な感想もいただきました。

海を食べられるオニギリ!
お・い・し・そう〜💕

雲が風で流され、噴気と合わさって黒い大地の上で渦を巻いていました。

「惑星を感じる!」とお客様。
これまた素敵な感想にシビレました😀

雲が出てきて心配していましたが、無事火口鑑賞〜💕

この後、どんどん雲がやってきて火口を隠して行きました。
ギリギリセーフで、見ていただけて良かったです!

今日は舗装道路を引き返したので、最後にちょっとだけ寄り道をして、ティータイムをここで!


いつもススキの時期に立ち寄る場所ですが、新緑の大地を見下ろすのも素敵な気分でした。

「森が再生していくのをそのまま見ることができるなんてスゴイ」というお客様の言葉も、とても嬉しかったです💕

今日も楽しい1日でした。
ツアーにご参加いただいた皆様、ありがとうございました😀

(かな)
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