グローバルネイチャークラブのガイド日記

グローバルネイチャークラブ(旧グローバルスポーツクラブ)のガイド仲間が観察した伊豆大島の自然の情報を中心にお届けします。

アカガネサルハムシ

2012年06月30日 | 
ハムシの仲間ってたくさんいます。
魅力的な姿や色のものが多いですが、私が一番好きなのがコレ。
とってもとっても綺麗です。



どうしてこんなに美しい姿になったのでしょうか。



風で触角がびよ~んと。



よく見ると細かい毛が生えているんですね。


撮影に協力してもらったあとは葉っぱの上へ(ヤブニッケイだったかな?)

ブドウやエビズルの葉を食べるそうですが。
ちゃんと自分で飛んで行けるもんね!


                           がんま
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梅雨どきのアイドル

2012年06月29日 | 哺乳類、爬虫類、他
屋根に降った雨を雨樋で集めて、水がめに溜まるようにしています。
ここで金魚を飼っていましたが、昨年の原発事故の後にみんな死んでしまいました。
放射能と金魚の死の因果関係は分かりませんけど・・・(怖)

ホテイアオイという水草を浮かべています。
丸い葉にじっとしている小さなカエルがいました。

小さく曲げた足が・・・かわいい!

オタマジャクシから、カエルになりたてで、
よく見ると、まだシッポが残っています↓

シッポは、案外と長いですね!

実は、他にも何匹か水草の上で日向ぼっこをしていたのですが、
無粋な観察者の影に驚いて、この1匹を残し他の仲間は水の中へ飛び込んでしまいました。

この1匹はマッタリとした性格なのか?
それとも逃げ遅れて、固まってしまったのか?

どちらにしろ、お陰で各方向からじっくり眺められました。

水がめの上に伸びたウツギの枝に、モリアオガエルの卵塊が付いていたのは、
1ヶ月くらい前だったでしょうか。
いつの間にか、子ガエルたちの旅立ちの季節になっていました。

しばらくすると、
飛び込んだ兄弟たちが水面に浮かんで来ました。

鼻息荒く怒っている感じですね!?(笑)

しっぽが、こんなに長い時から手足を使って陸上生活の訓練をしているのですね!

せっかく日向ぼっこを楽しんでたのに!

やっぱり怒っているように見えます。
ごめんよ。

(なるせ)


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鬼押出し溶岩を歩いてきました。

2012年06月28日 | 火山・ジオパーク
今日は、突然、浅間山の鬼押出し溶岩を見てきました。


大島でガイドをするとしばしば「鬼押出しに似ている」と何度も言われるので、
実際に自分の目で見たいと、思っていたのです。

夏の予約で動きがとれなくなる前に、来週行く予定にしていたのですが、
テレビの取材が入って行けなくなりそうだったので、島に帰る予定を変更して見てきました。
(島ではガイドの会議があったのですが、みなさん、ごめんなさい)

今回訪ねたのは、浅間火山博物館。
1783年の噴火で流れた鬼押し出し溶岩の中にコースができています。

1783年と言えば、伊豆大島の三原山が誕生したころと同じぐらいの年代です。
伊豆大島ではそのころ流れた溶岩流の上はもう常緑樹の森になっていますが、浅間山はどうなのでしょうか?

標高1300mぐらいの位置にある鬼押出しは、伊豆大島では見かけない植物がたくさん生えていました。
背が低くて岩を覆うような植物たちが、かわいい花を咲かせていました。
白樺、アカマツなど背の高い木も生えていますが、まだゴツゴツ溶岩のところも多いようです。

小さなピンクの釣り鐘型の花がかわいい!

その名もアズマツリガネツツジ。

光るものはどこでも人気があるようで、ここでは『ヒカリゴケ」がコース上で案内されていました。

この暗い穴をのぞくと…

蛍光色の緑のコケが見えました!


大島より粘りの強い溶岩は、冷えると角張った形に割れて固まると聞いていました(ブロック状溶岩)

確かに、かなりゴツゴツしています。

ひとつの四角が大きいので、とっても見応えがあります。

植物たちは岩の隙間のわずかな土から生えていますが、この角張った固い岩には手も足もでないようです。
大島では時々、10cm以下ぐらいの薄い溶岩を突き破っている木の根を見ることもありますが、この岩は突き破れないかも・・・。

コース上には「おお!ここの溶岩の風景、格好よい!」と思う瞬間がなんどもありました。
ここもそのうちの一つ。

すごいゴツゴツです。

手で触ると、ゴツゴツ加減がよくわかります。

溶岩の粘り気の違いでこんな風に、できる形が違うんですね!

火山博物館の中では、伊豆大島の噴火の映像も流れていました。

なんだか仲間感(笑)

今回は火山博物館のそばにある、「鬼押出し園」は時間切れで行けませんでしたが、園の方の好意で少しだけ中から景色を眺めさせてもらいました。

浅間山から流れ下った溶岩流が、右手に見えています。

現在地わかりますか?


園はまさに溶岩流の上。

あのゴツゴツ溶岩の上に建物が建っているということに、ちょっとビックリしました。

ずいぶん遠くまで、流れてきたのですね。

浅間山の大きさを肌で感じました。
これからツアーの時にお客様と、鬼押出し溶岩のことで話が弾みそうです。

火山はそれぞれの個性があって、ひとつとして同じものはないのがとても面白いです。
富士山や三宅島も歩かなければ…。

(カナ)

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オオミズナギドリ

2012年06月27日 | 
ケイカイ沖にたくさん群れていました。
月曜日の朝の撮影です。
この日は朝から雨でナライ(北東風)がかなり強く吹いていました。
オオミズナギドリはこういうちょっと荒れた天候のときに割りと岸近くまで寄って来ます。




海上の一定の場所に次々に降り立ちます。
なにか食べるものがあるのでしょう。





よく見ているとオオミズナギドリたちは飛翔と着水を繰り返して海上と海面をぐるぐる回っています。





同じような写真ばかりで面白くないですが(汗)実際見ているととても興味深かったです。
海面に浮かんで休憩している個体も多数いました。


本日のオマケ。

ヤブヤンマです。
道路にいたので近くの擁壁へ止まらせました。


元気に飛んで行ってくれるといいです。


                          がんま
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巨大帽子、無事でした。

2012年06月26日 | 火山・ジオパーク
先日の台風で、お気に入りの巨大帽子が壊れてしまったのではないかと、
どうしても気になって見に行ってきました。

森を抜けて歩いていくと…


足下にはタブノキの実がたくさん落ちていました。

きっと強風に耐えられたなかったのでしょう。

森が終わったところにある草地では…


アマドコロの葉が枯れたような色になっていました。
実は無事でしたが、葉は塩水に弱いのでしょうか?

周囲のツワブキやハマボッスなど、肉厚でテカテカした葉を持つ植物たちが元気でいるのと対照的です。

ここまで海水の影響があるとすると、やはりこの先の巨大帽子は壊れてしまっているのではないでしょうか?

ドキドキしながら、海に出てみると…
あら?

拍子抜けするほど、変化がありません。
5日前のブログにのせた海岸と、ずいぶんな違いです。

でも、さすがに帽子は少し、小さくなっているのでは?

ほぼ無傷でした。
帽子のつばもそのままです。

こちらが、台風前


笑顔も無事でした。

よかった~。

こちらが台風前。

ちょっと顔色が変わりましたが、髪の毛のカールもそのまま!

変化の激しかった5日前のブログの海岸では、溶岩の隙間に発泡スチロールが詰まっていて、悲しくなりましたが、ここはちゃんと小さな貝が入っていました。

そうそう、これが本来の姿です!

海岸のゴミも、ほとんど前とかわりません。

この海岸の右手の岩場が沖に向かって大きくのびているので、波のあたり方が緩やかになるのでしょうか?
それとも海の中の地形が、このような違いを生むのでしょうか??

またまた「?」が増えてしまいました。
こんどちょっと荒れているぐらいの時に来て波の立ち方を比べてみれば、すこしヒントが得られるかも。
また、来てみます。

あ、ところで今日のおまけ。

宇宙人(?)っぽい石が落ちていました。
丸い部分が目のように見えます。

なんで丸が2つ、きれいに石の中に収まっているのでしょう??
これまた不思議(笑)

(カナ)







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浮世絵の中の八挺櫓

2012年06月25日 | その他
只今都内に滞在中、江戸東京博物館に寄って私が気になったことをお知らせ!

歌川広重はご存知だと思うのですが、その浮世絵が販売されていました。もちろん買う気はありませんが絵を見ていたところ「あ!」と思うことが見つかりました。前々から思っていた『八挺櫓』が浮世絵に出ていたのです。
    黒潮や 松魚に勢う 八挺櫓   巌谷小波
この歌の歌碑が波浮の海岸に建っているので頭の中にあったものです。(http://yamayo.biz/bungaku/iwatani2.html)波浮を愛する会HP

『日本橋雪晴』
この浮世絵は船がたくさん描かれている中、3艘の早舟(漕ぎ手が8人で1人1本のオールを持ち漕ぐ船)が描かれています。巌谷小波のこの歌は大正時代に作られたものですが、それより前の江戸時代にも登場していた物を見る事が出来たのがうれしい!

それにしても、広重の構図の取り方に関心したのは『日本橋江戸ばし』日本橋より江戸橋を眺めるの図 と言う事らしいです
橋の欄干から透かして向こうの景色を描いてしまうなんて…何と大胆な  

もうちょっと
ウィキペディアで調べてみるとこの連作は3年間に118枚製品仕上げていて。現代週刊誌のライターさん並みに描いていました。彫師さんはさしづめ印刷所?
それにしても江戸の風情たっぷりで江戸の人たちも次が出るのを楽しみにしていたのではないでしょうか?(参勤交代の時にお土産に買う地方の藩士の人も多かったとか)

※松魚とは鰹のこと。この3艘も大島からの船だったりして  (しま)
※※葛飾北斎の有名な富嶽三十六景の中の神奈川沖波裏の中にも八挺櫓がありました。
  右側の船ですが、いかんせんこの大波に櫓で漕ぐどころではないようです

本日は写真がなくてごめんなさい

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不思議な1日

2012年06月24日 | 
昨日は2回、ちょっとビックリな出来事がありました。

最初は、ダイビングにいらしたお客様を、港に送ろうとしたとき。
白い大きな捕虫網を広げ、木の枝をばさばさ揺すっている不思議な人に出会ったのです。

「あ!虫を調べているんだ!」
直感でそう思った私は、思わず声をかけました。

「あの、虫を調べていらっしゃるのですか?」
「そうです。もう伊豆諸島に20年以上かよっているんですよ。」

“その道のプロ”という雰囲気を漂わせているその方は、なんと「月刊むし」の編集長でした。
「月刊むし」といえば、その筋では超有名な専門誌ではないですか!

伊豆諸島の昆虫目録を作ろうと、調べているとのこと。
以下月刊むし編集長との会話です。

「伊豆大島、けっこう珍しい虫がいるんですよ。今日も未記載種のカミキリムシを見つけましたし、あなどれませんよ。」by編集長
「そういえば、先日大島にだけいないとされてきた、ネブトクワガタが見つかって話題になりました。」by私
「ネブトクワガタは10年前から大島で見てますよ。それよりもっと小さいマメクワガタも見つかったんですよ。」by編集長

「伊豆諸島を全部調べているのですが、それぞれの島で違いがあっておもしろいですよ」by編集長。
「そういえば、ハンノキカミキリは…」by私
「伊豆大島のは伊豆大島タイプですが、利島には普通のハンノキカミキリがいるんですよ。」

ちなみに伊豆大島タイプはこのような色使いです。
普通のものは薄茶の部分が赤なのです。

なぜ大島だけ色が違うんでしょうね?
薄茶が生き残りやすかった理由が、なにかあるはず?

土壌や気候の違いが動植物に少しずつ、違いをもたらしているはずで…それを考えると面白いです。
様々な新しい情報を教えてもらって、かなり興奮気味に話をしてしまいました(笑)

さて路上での楽しい会話のあと車を運転していると、またまた明らかに何かの調査をしている感じの人が、薮の前にたっているではありませんか!
「今日は不思議な偶然が重なるなぁ」なんて思っていたら、その人に声をかけられました。

「すみません、これ、なんの鳥ですか?」
「え?と、鳥?」

草の中にいたのは、こんな鳥でした。

???
顔はどこ?

写真を撮っていたら、顔をこちらに向けてちょっと威嚇してきました。
ずいぶん尖ったくちばし。

海鳥でしょうか?

願法に電話をしたら、すぐに駆けつけてくれました。
「あれ?ミゾゴイ?いや違う、ヨシゴイ?」

図鑑で調べてみたら”ヨシゴイ”で間違えないようでした。
願法も初めて見たそうです。

水田や湖、干潟などで夏を過ごすはずのヨシゴイ。
先日の台風で飛ばされてきたのでしょうか?

「このままじゃ、猫にやられちゃいますね。私これから動物園に持っていって保護してもらいます。」
願法は車から大きめのタオルを2枚出してきて、鳥にかぶせ抱え上げました。

「よしよし、怖くないよ~。うわ、軽い。きっとしばらく何も食べていないんですよ。かなり弱ってますね。」

「ほんとだ、すごく軽いですね。」
鳥を見つけたこの方は、大島の詳しい地図を作るために歩いて調査中なのだそうです。

この日も、愛宕山に上ってきたとか。
自分の足で実際に歩いて作る詳しい地図・・・心引かれますね。完成が楽しみです。

さて、こうしてヨシゴイは無事大島動物公園に引き取られたのでした。

ヨシゴイが元気になって、また海を越える旅ができますように…。

(カナ)

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アオバト、キターーーーッ!!

2012年06月23日 | 


と、普段沈着冷静なワタクシが叫ぶほどの出来事なのです(笑)
とっても綺麗な鳥でしょう?
全国的にはそんなに珍しい鳥ではないのですが、伊豆大島ではかなりの珍鳥です。
私は過去に3~4回ほど、それも飛んで行く姿だったりとぉーくの樹の上だったり地面に降りていても一瞬で飛んで行ってしまったり・・・とあまり縁のない鳥でした。

広葉樹の森を好んで棲みかにするというので大島はちょっと暮らしにくいのかもしれません。
神奈川県大磯町では岩礁に降りて海水を飲む行動がよく知られています。

そのアオバトが一昨日の朝、やって来たんです。
それもペアで!


降り立ったところは和泉浜(いづみはま)近くの栽培漁業センターの屋根です。
最初はキジバトかと思っていました。
肉眼で見ていて「なぁ~んか違うなぁ・・・んー・・・」
双眼鏡で見てみるとなんとアオバトでした。



オス(左)がメスの周りをぐるぐる回って求愛しているようです。




喉をふくらませて鳴いているのかなー?


「アンタしつこいわよ!」とメスが逃げ出しました。
いや実際は結構気に入ってたりして・・・動物界のメスはよく一旦は気のないフリをしますよね。


急いで追いかけて探すと近くの枯れ木にとまっていました。

遠いよ~(涙)


という私の心の声が聞こえたのでしょう。



オスがもっと低いところに来ました。


様子をうかがって・・・


施設内の水槽に降りました。
ひゃー!
私との距離は5~6メートルくらいです。


お尻はこんな模様なんですね。


ツヤツヤしていてとても健康そうです。
水槽の水(海水)を飲むのか?と思っていたら・・・


この次の瞬間、飛び去って行きました。
美しいアオバトを間近で見ることができてとってもうれしかったです。
また会えるといいな。

アオバト君、彼女と上手くいくといいです。


あ、昨日の続き(?)
ツバメでOKでーす。
しかしやっぱりネコに襲われないか心配ですね。

                           がんま
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台風一過

2012年06月22日 | 
皆さんの地域は、台風4号の影響はいかがでしたでしょうか?
被害はありませんでしたか?

大島は雨量は少なく、激しい風のせいで倒木が都道をふさいだり、
大潮と重なった波が物凄かったです。



海岸のウミガメの産卵地を保護柵で囲っておいたところ、
無残にも流されてしまいました!

砂浜に打ち上げられた杭は、どれもボロボロです。

砂浜も大きく削られて、砂とともに1巣の卵100個ほどが流出しました(涙)



大波は、溶岩で出来ている黒い磯に当たって、
高々としぶきを上げ、風がその飛沫を陸上へ降らせるので、
海水のシャワーを浴びた植物たちは、たまりません。

畑の野菜の苗も、野の草たちも潮に弱いものたちは、
変色してしおれてしまいました。

すぐ後から続いて来た台風5号は途中で低気圧に変わって、
今朝方に雨を降らせました。
4号ほどではありませんが、天候の回復した午後も海の荒れた状態は続きました。


話は変わります。庭で、


サルトリイバラの大きな葉を食べている小さな黒い点が並んでいました。
葉脈が細く食べ残されています。

そっと、葉を裏返して見てみると…↓



丸々と太った幼虫たちが食事中でした!

それにしても、すごい食欲!!

よく見ると、しっぽのようにつながっているのは……↓


調べてみると、6ミリほどの朱赤色の甲虫になるカタクリハムシの幼虫のようです。
名前の通りに、カタクリの葉も食べるそうで、
フジの葉を食べるフジハムシの幼虫とよく似ています。

これだけいたら、1匹くらい成虫になって出会えるかも。


また、話は変わります。

午後、近くの農協へ買い物に行ったところ、
軒下に小さなダンボール箱が置いてありました。

開口部から白っぽいものが見えるので、
何だろうと思っていると、

サッと、影が目の前を過ぎて、↓

エサをくわえた親ツバメが止まると、
騒がしい啼き声の合唱が!!!

そして、また、サッと飛び去ると、


ピタッとスイッチを切ったように静かになるのでした。

台風の後、職員の方が軒下で掃除をしていると、
ツバメの巣が落ちて来たのだそうです。

都道に面した所なので、ヘビに狙われることはないかな?
ちょっと低い位置なので、ネコに襲われる心配が・・・!?
何とか無事に巣立って欲しいものです。

この鳥の正式名は「ツバメ」でいいですか? 願法さーん!

明日へつづく

(なるせ)
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台風後の海岸

2012年06月21日 | 今日の大島
台風後の海岸へ行ってみました。

森を抜けて海に近づいたら、まだ海も見えないうちから木が道をふさいでいました。

こんな所まで波が来たんですね…。

木をまたいで先に進むと、ますます沢山の木が…(^_^;)

歩きにくい~。

やっと海岸に出ました。


海岸は、かなり姿を変えていました。

通路(?)が砂で埋もれて、低くなってます。

1年3カ月前の写真と比べてみてください。


海に向かって左手にあった、ちょっと素敵な模様の壁はどうなったでしょうか?
1年前は、こんな壁でした。


ガラガラに崩れて、見る影もありません。

特にこの辺りの崩れ方は、激しかったです。

火山灰が水と一緒に流れてきて固まっただけのような地層ですが、周囲よりずいぶんもろいようです。

このまま海岸の砂となっていくのかも。

壁の穴で暮らしていたカニ達は、どうしているのでしょうか?

右側の壁にいっぱい穴があいていて、密かに「カニアパート」と呼んでいました。
砂地に大きい石が転がっているということは、巣穴の壁にも相当な勢いでぶつかったと思われます。

いつもは何匹もチョロチョロこちらの様子をうかがっているカニ達の姿がほとんど見えません。

シ~ン…

でも、ジッと穴の前で待っていたら、奥のほうにカニの姿を見つけました。
合計3匹発見!…台風前の半分以下という感じでしょうか?

これは1年前の写真です。
今日はかなりビクビクしていて、一度近づいたらもう出てきてくれませんでした。

カニアパートのそばの“流れるような模様が目立っていた岩”はどうなったでしょうか?
台風前はこんなふうに、静かに横たわっていました。


ずいぶん大きく変身しました!

倍近い大きな岩だったのですね!

砂の下に埋もれた部分がこんなに赤かったとは、想像したこともありませんでした。

きっと色々な過去の出来事があったのでしょうね。

今回はギリギリセーフだったらしい植物の根。

次の大きな台風を、無事乗り越えられるのでしょうか?

海岸には、ちぎれたカイメンがうち上がっていましたが、圧倒的に多いのは人工的なゴミでした。

特に目立ったのが発泡スチロールです。

溶岩の隙間に、粉々になった発泡スチロールがはさまっていました。

一見磯に暮らす小型の貝のようですが、近づいて見ると、全部発泡スチロールなのです。
こんなふうに砕けてしまうのですね。

この景色、ちょっと悲しい(-_-;)

よ~し、今度はゴミ袋持参で来るぞ~!

(カナ)
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