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グローバルネイチャークラブのガイド日記

グローバルネイチャークラブ(旧グローバルスポーツクラブ)のガイド仲間が観察した伊豆大島の自然の情報を中心にお届けします。

地層と月

2021年05月27日 | 星空
昨日の皆既月食は、残念ながら雲に覆われて見られなかった地域が多かったようですね。
私たちの店では、星空ツアー担当の柳場が「月が上ってくるところを撮りたい」とのことで、夕食持参で見に行くことになりました。

「東南東から上ってくる」とのことで、その方向に向かって車を走らせていたら、ちょうど地層大切断面の上に月が登ってきていました!

アップにするとこんな感じ(スマホなのでこの程度ですが💦)

綺麗に下が欠け始めていました!

「おお〜!地層と月! ここで撮ろうよ!!」と意見が一致し、車を止める場所を選んでいたら…

あっという間に、雲が月を隠し始めました😢

雲はどんどん流れ、月の形を変えていきます。


月は、時にはハンバーグに変身したり(?)


りんご(柿かな?)に変身したりと、目まぐるしく姿を変えていました。

(なぜか、全部食べ物に見える・笑)

空にウロコ雲が浮かんでいるのにも気づきました。(ここに着いた時は無かった気がするのですが…)

「きっと雲に隠れちゃうね」という我々の予想通り、月は雲の中へ。

で、「また出てくるかもしれないから、ご飯食べて待とうか?」ということになり、地層を見ながらの贅沢な夕食😊


前を通る車のライトで照らし出される地層や…


雲の合間に一瞬現れる月を見るのは、なかなか素敵な時間でした。

タイミングが合えば普通の満月の時にまた、ずっとここで時を過ごして「地層と月」を楽しみたいです😊

(かな)
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月と金星

2019年01月02日 | 星空

はい。
タイトル通り。
今朝6:00ごろの撮影です。
ちょっと早起きした人なら見ることができたと思います。
実際はもっと綺麗でしたよ!
なんだか得した気分~♪

がんま
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夜空は楽しい (^^♪

2017年11月14日 | 星空
石廊崎に陽が沈みます。



夜のとばりに包まれるにつれ、無数の星々が輝き始めました。
この時期、頭上に瞬くのは”秋の星座”ですが・・・



西の空には“夏の星座”も残っています。



22:00・・・ 夜も深まり夏の星座“白鳥”も
頭(アルビレオ)を下にして、伊豆半島へと沈んでいきます。


どこに白鳥が居るか分かりますか?

この時、白鳥は十字架にも見えるので
南半球の“南十字星”に対抗し、別名“北十字星”とも呼ばれています。



東側に目を向けると、沢山の煌びやかな星達が昇ってきました。
4シーズンの中でも一番華やかな“冬の夜空”です。


更にその中でも目を引くのはこれ・・・


この星座を知らない人はきっと居ませんね。
大都会東京の夜空で、おそらく唯一その姿全体が見られる星座です。

数年前からニュースでも取り上げられご存知の方も多いと思いますが
右肩に赤く輝く“ベテルギウス”
【黄色の矢印】
この星は、現在、天文学者から熱い視線を浴びています。
もしかすると、消滅する瞬間が見られるかも知れないのです。
今見えているこの星の光は、640年前に発せられたエネルギー。
私達は夜空を仰いで、遠い星達の過去を見ているんですね。

宇宙には、謎や夢が、い~~~~っぱい!詰まっています。
そして人類の未来が掛かっているかも知れないのです。
そんな魅力溢れる星空、私は大好きです。
光害の無い大島に住めて良かった~!(^^♪  本当に思います。

実は子供時代、山に住んでいた事が有り夜空の星は友達同然でした。
そして今、”星空案内人”を名乗り”星空ガイド”をしています。



宙で輝く星達を眺めていると心が洗われます。

時折、宙から眺めた地球も想像します。
壮大な宇宙からすると何とちっぽけな地球・・・

と、同時に地球って凄い! まさに一つだけの地球なのです。

大気に包まれ海が存在し、その環境の中
永い年月を掛け、様々な生命が誕生してきた奇跡の星なのです。


「大事にしなきゃいかんぞ~!」と思います。地球もそこで育まれてきた命も・・・。

そんな事を、この犬も祈っているのかも知れません。


by GIBA





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星達の饗宴

2010年12月01日 | 星空

♪星よりひそかに~ ♪星より優しく~~~♪
星~は何でも知っている~♪

いや~スミマセン・・・  又々、古い歌から入ってしまいました。
でも、何人かの方は「オッ!そんな歌が有ったな~」なんて
思いだして下さったのではないでしょうか?

私が幼少時代(元へ・・・ガキの頃)を過ごしたのは、東京の片田舎“滝山”
周りには街灯も何も無く、真っ暗な山の中での生活でした。

家の灯りは、ロウソクやカーバイトランプ(これも、知っている方少ないでしょうね。)

そんな生活でしたが周囲に照らすモノが無い分
お天気の良い日には、何時も満天の星空が輝いていました。 
そんな星空を眺めながら、色々な歌を口ずさんでいたものです。

そして今 又 ・・・ 私は星に嵌まっています。

皆さん既にご存知の様に、グローバルの営業品目?に“星空観察”が加わりました。

初めは、仕事にするのだから・・・と言う感じで星に関する情報を集め
色々本を読み漁っていたのですが、今は星を眺めるのが楽しくて堪りません。

そんな中、一昨日、三原山の“星見ポイント”に行ってきました。
日中吹いていた西からの強風も止み、澄んだ空に満天の星、
おまけにまだ月も昇らない最高のコンディションでした。
綺麗な星空を見ると、何だか心が洗われますね。

さて、皆さんご存知の様に、
私達が眺めている星は、時間帯に依ってドンドン移り変わっていきます。
地球の日周運動によるものです。

その時々で、日がとっぷりと暮れる“20:00~21:00”頃に
観察される星達を、春の星座・夏の星座等と呼んでいます。
要するに、季節毎の星座というのが有るのですね。

11月・12月は、陸と同様星空も、秋から冬に変わりつつある所です。

夜の長いこの季節、
実は、夏の星座・秋の星座・冬の星座・そして少しばかり春の星座も楽しめてしまうのです。

それでは、ここ数日の空の様子を、時間を追って少しご紹介しましょう。

夕方5時(日の入り 16:29 )を回ると、すでに周囲はだいぶ暗くなってきます。

初めに目に入るのは、 “こと座のベガ“ 七夕の織姫星です。
全天で太陽を除けば5番目に明るい星で0,03等星あります。

そして徐々に“はくちょう座のデネブ”や“わし座のアルタイル”等の
1等星が見えてきます。
これらを線で結ぶと、天の川を挟んで“夏の大三角形”が出来上がります。

時間と共にこれらは西の空に傾き、20:00を過ぎた頃・・・・ 

頭上に目立った明るい星は少ないのですが、
ギリシャ神話“エチオピア王家のお話”に登場する星座達が集まってきます。

カシオペアを筆頭に、アンドロメダ・ケフェウスにペルセウス
そして、エチオピアの人々を恐怖に陥れたお化けクジラ等です。

( おりしも今朝の読売新聞に、“アンドロメダ大銀河の中に有る2個のブラックホールが
  500年後に衝突するだろう“ との記事が出ていました。 )

興味のある方は、こちらをご覧ください。↓

http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20101130-OYT1T01171.htm?from=main5

これらの星達を探すヒントは、天井にポッカリと空いた大きな四角い窓に有ります。
四つの2等星に囲まれた■(四角)は、“秋の四辺形”と呼ばれています。
ちなみにこれは、“天馬ペガスス”の胴体部分になります。
都会の空では中々難しいかも知れませんが、機会が有れば探して見て下さい。

すっかり闇に包まれる21:00頃・・・・・東の空が騒がしくなってきます。
全天一の伊達男? オリオンの登場です。




既に“ぎょしゃ座”や“おうし座”“ふたご座”も見えています。
残りの“こいぬ”“おおいぬ“と揃えば、”冬のダイアモンド“が完成
間もなく、華やかな冬の星空が頭上を覆います。

しかし悲しいかな、ここで一旦星空とサヨナラです。  
グウグウゥ zzzzz~・・・・

早朝5:00・・・・・、(日の出 6:31分 まだ十分に暗いです。)

昨夜東の空に出てきた“オリオン座”は、西の空に傾き
頭上には“しし座のシリウス“が輝いています。
そして、東の空には“うしかい座”や“おとめ座“等、春の星座達が現れます。

東の空が白み始める頃、最後まで煌めいているのは明けの明星“金星”・・・
12月4日には、今年一番の明るさになるとの事です。



こんな感じでこの時期は、四季の星座が色々楽しめてしまう実にお得な季節なのです。

皆さんも是非、旅先で夜空を見上げて下さい。
其処には何時もとは違う星空、そして大きな感動が待っているかも知れません。

想像を絶する、宇宙の壮大なドラマを垣間見るのも楽しいですし
その神秘的な輝きに心癒されるのも良いでしょう。

星に思いを馳せる事は、地球を考える事にも通じます。
私達の命を育む“奇跡の星 地球”大事にしていきたいものですね。

”歌う水先案内人”改め“星空案内人”が大島の空の元、皆さんをお待ちしております。
詳しくは、こちらをご覧くださ~い。↓

http://www.global-ds.com/hoshikansatu/hoshizora-tour.html

(画像が少なくてごめんなさい。 星を写せる道具がありません。シクシク)

コメント (2)
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