グローバルネイチャークラブのガイド日記

グローバルネイチャークラブ(旧グローバルスポーツクラブ)のガイド仲間が観察した伊豆大島の自然の情報を中心にお届けします。

サシバ

2023年09月30日 | 
撮影は今週の水曜日27日の午後です。
「ピックイ~」というあの特徴ある鳴き声で気が付き空を見上げると、いました。

赤褐色の美しい背面が見えました。







嬉しくてたくさん撮りました。
似たような画像ばかりですがご容赦下さい(汗)









虹彩と羽毛の色から成鳥と思われます。
眉斑が目立つのでメスかもしれません。











しばらく上空を旋回してくれました。

この先仲間と合流するのでしょうか?
無事に南の目的地まで行けますように!

がんま
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今日は色々な雲を見たね

2023年09月29日 | ツアー
今日は、私とほぼ同年代のお客様たちと、火口〜裏砂漠1日ツアーに行ってきました。
もうすぐ10月だというのに、天気予報は最高気温29度(山は26度ぐらい)。

「雲が出て、風が吹いたら、肌寒いかも…」と、お茶の準備に散々悩み、冷たいアイスコーヒーと、暖かいアシタバ 茶の両方を用意して出発しました。

歩き始めは、山は雲が多いながら、景色はクリアに見えていました。

陽が照ると汗ばむ陽気で、登山途中の1回目の休憩は、日陰を求めて避難壕に入りました。
体の冷えるアイスコーヒーが、ちょうど良い感じでした。

山の上は、けっこう風があって暑さは軽減。

空の雲が海に映って「綺麗〜!」と言い合いながら、火口一周コースを進んでいくと、どんどん白い雲が迫ってきました!

火口展望所につく直前ぐらいに、周りがかなり白くなったので、「何も見えないのでは?」と心配したけれど

ギリギリセーフ!!

この後も雲は、北東からの風に吹かれて動きまわり

雲が薄くなるタイミングに合わせて、噴気確認!

(まあ噴気も雲も、親戚みたいなものですが💦)

火口壁に当たった雲が、重なってシワみたいになっていくのが見えたり、両側から私たちを取り巻くように現れたり

まるで火口と雲のショーを見ているみたいで、そのダイナミックさに見惚れっぱなしでした。

しかし、火口一周コースの中で、最も標高の高い“剣ヶ峰”に着く頃には…

周囲は完全に白い霧に覆われ、大粒の雨が吹き付けてきました!

レインウェアを着込んで先へ進みます。

雨は10分も続かなかった気がしますが、北東の風だったこともあり、2回目のお茶は暖かいアシタバ茶がちょうど良い感じでした。

少し休んでから、裏砂漠方面へ下山。

白い雲の上下に青空と海が見えました!

我々の左手(北側)は、青空なのに

進行方向となる裏砂漠(東側)には、灰色の雲が低い位置までかかっていて、一瞬「シュートカットして帰ろうか?」と迷いました(笑)

「行くだけ行ってみよう!」ということになり、歩いていくと、2回目の雨が降り出しました😅

再びレィンウェア着用!…したら、雨は上がりました🤣

カッコイイ地層と、夏のような青空&雲。

櫛形山の斜面に登ると…

黒い大地と灰色の雲に、空と海と人間が挟まれてる…という、あまり見かけない風景に出会いました!

ものすご〜く、足が長くなった私たち🤣🤣🤣

雲の間から顔を出した太陽が、スポットライトのように、私たちを照らしてくれ

神々しい風景でした💖

日没30分前には、夕日がススキの花を輝かせてキラキラに!

綺麗〜💕

夕日でピンク色に染まる雲が「犬みたい」とお客様。

雲の縁がオレンジ色に輝いていたのが美しく、足を止めてみんなで空を見上げました。

「今日は色々な雲を見たねぇ」とお客様。
本当に!
空に見とれ続けた1日でした。

秋らしい生きものたちにも、たくさん出会いましたが、あまりに長くなるので次回に続きます😊

(かな)
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霧島からのお客様

2023年09月28日 | ツアー
本日、鹿児島県の霧島からお越しのお客様と三原山〜裏砂漠を歩いてきました!
霧島といえば、ジオパーク!
お客様も火山好き、温泉好きのお二人で、話が盛り上がりました。

山頂は霧模様。
ブラタモリを撮り溜めして、来島前に伊豆大島編をもう一度見たお客様から
パホイホイ溶岩が見たいとのこと。
霧でも近いものは見えるのでよかったです😊


山頂につき、神社にお参り


奥様の願いは「晴れますように✨」

するとどうでしょう!


風が強く、ものすごい速さで雲がながれ、青空が一瞬みえました。


風が強かったので、今日は火口西展望所へ


火口でも、少し霧待ちをしていると...

一瞬見えたーーー!

今まで見えなったものが、見える喜びはひとしおです✨

午後になり、お昼休憩を挟んで裏砂漠の方に向かうと
だんたんと青空が増えてきました


そして、秋の風物詩✨

すすきが太陽を反射して黄金色に
風にたなびく美しい光景。


花火のような明日葉の花


ススキに寄生するナンバンギセルも全盛期です!


火山好きがワクワクするマグマのしぶき(スコリア)の不思議な色


身近に見える地層です!


どのようにして積み重なったか、
お二人で考えています。いいですね〜!


櫛形山に登ると黒い世界




よく足元を観察すると
カメムシが!どこからか風に乗って、裏砂漠にたどり着いたかのよう...
しかし、飛ぶのが大変そうでした。


風の丘でシャボン玉体験。
風が強すぎてものすごい速さでシャボン玉が飛んでいきます。

写真にはシャボン玉は写っていませんが、ご主人がシャボン玉を見つめる眼差しがかっこいい!

ジオロックガーデン「お祈りする犬は」は
お客様が「ウミウシ」に見えると!
しかし、すすきがどんどん伸びて体が全部みえなくなりつつあります...


最後は樹海をご案内しました!


色々な景色があり、「3つくらい山を登ったような感覚」とおっしゃっていたのが印象的でした。



桜島や霧島のお話、はたまた伊豆大島の前に滞在されていた式根島のお話など、
たくさん共有していただき、「行ってみたい!」と心から思いました。
口コミって大事ですね!!

楽しく一緒に歩いていただき、ありがとうございました♡

(ユリカ)
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大島町暮らし体験ツアー

2023年09月27日 | ツアー
本日、東京都の依頼で東武トップツアーズ株式会社が企画・実施企画する島しょ地域への移住促進のための「大島町暮らし体験ツアー」のガイドを担当しました。


仕事(ワーク)と遊び(バケーション)を両方体験する企画とのこと。船到着後、まずは1時間半ほどのウォーキングへ。
到着がお昼近かったこともあり、一番最初にパホイホイ溶岩の丘に登って

アシタバ茶と牛乳煎餅でティータイム!

歩き始めてすぐにお茶を飲むというパターンは、初めてだと思います(笑)

その後、36年前の噴火で流れ出た溶岩に登って

ゴツゴツ感を体験。「溶岩の上を歩くなんて初めて」という声も聞かれました。

昼食後は、メモリアル公園を歩いて、施設などを見学。
普段歩かない場所に行ったら、伊豆諸島の看板とともに

島の配置で石(?)が、並べてありました!(今度、ゆっくり見にいかなければ)

利島に何回も行ったことのあるバスの運転手さんが、利島の様子を話してくれていました。

この体験ツアーは、他島でも企画されているので、既に他の島にも行かれた方もいて、皆さん熱心に聞いていました。

その後、町役場から3人の職員が来て

町営住宅などを案内してくれました。

古い町営住宅を壊し、新しい定住促進用の建物を立てる予定があるとのこと。

小学校の校庭に塀などがなく、外から自由に出入りできるようになっているのを見て、「都内では、セキュリティ面から考えられない」という声が聞かれました。

確かに「安心して子育てができる」というのは、島の暮らしの大きなメリットですね!(家の鍵、かけない人が多いし・笑)。

最後に、サンセットパームラインをバスで走りながら

野菜直売所や

噴火で積もった赤い丘や

海に伸びる“光の帯”を楽しみました。

皆さん、明日〜明後日の午前中は、椿公園に今年5月にオープンしたコワーキングスペースwelagoで、ひたすら仕事されるようです。

どうぞ、良き1日を!!(お仕事、はかどりますように!)

おまけ
先日、柳場が、案内した取材ツアーが記事になりました!
「大島の自然と文化を堪能 仲良し大学生のリラックス&アクティブ旅」
ツアーの様子がよくわかる記事になっているので、興味のある方はこちらをご覧ください!

(かな)
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嬉しさ3倍

2023年09月26日 | ツアー
今年5月、ご夫婦で裏砂漠ツアーに参加してくれたSさんが、一昨日はお母さんを三原山ツアーに連れてきてくれました。

ゴージャスなススキの花が、風に揺れ

秋を感じられる風景に、なってきました。

全員、「かわいい!」や、「すごい!」と思うポイントが同じだったので、あれこれ観察しながら、のんびり歩きました。

6-7月が花盛りの“ガクアジサイ”が、まだ蕾をつけているのに、みんなで驚き

8月が花盛りの"ラセイタタマアジサイ”の、ほぼラストに近い花を愛で

ツルに巻かれて花を広げられない、ススキに同情し

時には、ススキのメシベとオシベに注目したりしながら

ゆっくり山を登りました。

アスファルトのヒビ割れから葉を出しているイタドリを、お客様が見つけて教えてくれました。

「たくましいですね〜」と、全員の意見が一致しました!

😊

アシタバの花も「カワイイ」と褒めてくれました。

そうそう、この蕾が出てくる様子がかわいいのですよね!

山頂は風が強く、噴気も横に流れていたので、

火口一周はやめ、舗装されている「火口西展望所」へ!

近くにいる人に写真を撮ってもらい、首に巻いていたタオルで強風を、少しだけ”見える化”しました。(また?笑)

展望所近くで、お客様が地面から伸びている小さな赤い物体を教えてくれました。

「あ〜、これキノコだと思います」とお話ししたものの、名前がすぐに出てきせん。
確か“色と形”を組み合わせた名前だったと思い、“ヘラ”とか"シャモジ”とか、いろいろな名前で調べ(笑)、最終的に「ベニセンコウダケ」に落ち着きました。

このキノコ、何度か温泉ホテルの庭で見たことがありますが、火口周辺で見るのは初めてでした😊

この日のティータイムは、風を避けて、ここで!

テレビの大画面で流れる雲を見ているようで、なかなか面白かったです😊

帰りは、Sさんが「まだ歩いたことがない」という、西側斜面を下りました。
広い景色や

溶岩の造形、

数年前に海からやってきた、ハマナデシコのピンクの花や

岩を割ったイタドリが作る、オブジェのようなカタチなどなど、

小さな発見を楽しみながら、下山しました。


帰り道には、こんなものも見つかりました。

ハチジョウイヌツゲの実と虫コブ。(左の丸が実で、右が虫コブです)
虫コブが、何かの生きもの(タツノオトシゴかな?)の顔に見えて、面白かったです🤣

3人それぞれの発見を、皆んなで楽しんだ、”嬉しさ3倍”のツアーでした😊
ご参加いただいた皆様、ありがとうございました!!

(かな)

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思い花

2023年09月25日 | 植物

海を見に行きました。

それなりに良いのですが、この3分前は霧(ガス)がかかって 何とも言えず幻想的でした

それが見る間にクリアになってしまいました。 (写真としてはOKでしょうけれど)

 三原山では霧が出て何も見えなかったり 風でながれた霧を纏って歩いたりもたくさん経験をしましたが

いつもの景色ですが、その時その時色々な物を見せてくれます

 

 足元に              ナンバンギセルが

この子私は江戸時代日本に入ってきたのかな? と思っていたら万葉集にも歌われている花で別名”思い花”なんですって

万葉の昔 相手を思っている人に似ていると思ったから 私はロダンの彫刻を思ってしまいました。 次にこの子にであった時は私は何を思うのかしら(しま)

 

 

 

 

 

 

 

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嬉し〜💖💖💖

2023年09月24日 | 植物
9月21日は、6歳の男の子(Y君)のご家族と、裏砂漠に行ってきました。


雨上がりの森のツヤツヤの葉っぱに、カッコイイ“ホタルガ”が止まっているのを観察したり

道を横断中の、カタツムリの触覚を凹ませたり(笑)

カタツムリの殻と、ミノムシのミノで顔を作ったり(作者はY君です)

あれこれ遊びながら、溶岩地帯(ジオ・ロックガーデン)へ!

ここでは、大きな石を軽々と持ち上げポーズ!(実は石、軽いです)

笑顔が素敵でした〜💖😍

この日は、山にだけ雲がかかる“島曇り”状態で…

さらに、ときどき小さな雲の塊が上空を通過し、「もうすぐ雨が降ります!」などと携帯に知らせがきました。

なので、雨雲が来る前に、早めにおやつタイム。

空を見上げながら、急いでエネルギーを補充し、出発!

裏砂漠に着く頃には、あたりは真っ白な霧に覆われ、風も強くなり、さらに大粒の雨が降ってきました!

しかし、皆さん、全然ひるみませんでした!

濃霧+雨+強風の中で、シャボン玉VS水鉄砲!!

雨をものともせずに走りまわり、「何個か当たったよ」と語るY君が、

とてもカッコ良かったです‼️

遊び終わった後は、水鉄砲でシャボン玉容器を綺麗にしてくれました。

なるほど、こういう使い方ができるんですね〜(感心)

その後、見えない強風を“見える化”して写真撮影!(手拭いを吹き流しにしただけ・笑)

ちょっと粒の大きい石が多い場所だったけれど、気にせず、寝転び体験!

トリック写真撮影!

石積み体験!

Y君、頑張って、8個の石を積み上げました!

良い笑顔ですね〜❣️😁

帰り際、一瞬だけできた雲の切れ間に海が見えたので、急いで記念写真を撮ろうとしましたが

カメラを準備している間に「ア!」という間に再び雲がやってきて、上の写真となりました😅

最後に、少しだけ森に入って観察。

後半は雨にも降られず、暑くもなく快適でした!

駐車場でお別れする時、Y君が持っていたボードに何か書いているので「何?」と思ったら…

私の名前と、ハートと星を、書いてくれていました!
嬉し〜💖💖💖

最後に、駐車場にいた大学生に頼んで、全員一緒の写真を撮ってもらいました。

楽しい時間を一緒に作ってくださった皆様に感謝!
ありがとうございました!

(かな)
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チョウゲンボウ

2023年09月23日 | 
20日朝、滑走路南側付近で見つけました。



照明にとまっていましたが獲物を探して飛び立ちました。




ハンターの顔です。


このあと塀の向こう側に降りて見失いました。
なにか獲れたでしょうか。

がんま
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挽き肉とアグルチネートの森と、もらった写真。

2023年09月22日 | ツアー
今週火曜日の19日、2組4名のお客様と、「火口〜裏砂漠1日ツアー」に行ってきました。
1組は、「るるぶ」を見て東京都と兵庫県から。
もう1組は、「ブラタモリ」を見て、対岸の伊豆半島の伊東市からお越しでした。

伊東市在住のお客様は、「自宅は、土がこれぐらい(10cmぐらい?)の厚さしかなく、その下はゴツゴツの岩」と教えてくれました。

約4000年前に噴火した大室山の溶岩流の上に、ご自宅があるのだなと、ツアー開始前から親しみを感じました(笑)

さて、ツアー開始時の風景です。

三原山の上には雲がかかっていましたが、最高気温30度越えの予報が出ている日だったので、涼しくて快適なぐらいでした。

ツヤツヤのサルトリイバラの実や

トゲトゲデザインがカッコいい、ルリタテハ幼虫を観察しながら歩きました。

そして…

この縄状の溶岩を見た時、お客様から「挽き肉みたい!」という面白い感想が!

「え??」と一瞬不思議に思いましたが、すぐに「あ〜、機械から出てくる時の挽き肉か〜!」と納得しました🤣

みなさん“ソバージュススキ”(上手に出てこられなくて花穂がクネクネになったのを私が勝手に命名)を面白がってくれ

「これ、なんですか?」と“カツラのようなツタ”に注目してくれました。

「面白い!」と思うポイントが私と似ていて、楽しさ倍増しました❣️😊

ツマグロヒョウモン(蝶)が、目の前にヒロヒラと飛んでいて、「今日はよく見るなぁ」と思っていたら…。
なんと、3匹同時に、目の前の花に止まりました!

お客様は、もちろん激写!

この時、撮影されていた写真を今日、送っていただきました。
私の写真より、ずっとずっと美しいので、お客様の了解を得て掲載します。

ツマグロヒョウモンのメス。

オス。

オスの翅の裏(ヒョウモン柄!)

吸蜜中。

美し〜💖

あれこれ観察しながら山を登り、三原神社にお参り。

“晴れ”を願って、硬貨ではなく紙幣を奮発してくれた方も、いました。
しかし、霧は晴れず…

風も強くなってきたので、ひとまずトイレ&展望所の建物でランチタイム。

風を避けつつ「晴れたら素早く景色を見よう!」という計画でしたが…

ずっと霧でした😅

火口西展望所でも、火口が現れるのを待ちました。

目の前のアシタバ に、キアゲハの幼虫がついていて和みました(綺麗〜💖)

でも火口が見えたのは、この状態まで。

チラ見せされたので欲が出て粘ってしまい、後で反省することになりました😅

小さなランの花、ネジバナがまだ開花中で

「ネジバナが大好き」というお客様が、とても喜ばれていて、私も嬉しくなりました😊

下山後、見えなかった火口の代わりに、マグマの飛沫がくっついてできた造形(アグルチネート)が、近くで見られる場所に寄り道。

お客様の「アグルチネートの森だ! いっぱい生えてる!!」という表現が、面白かったです。

火山弾も発見し、見せてくれました。

伊豆半島からいらしたお客様は、「鳥が好き」とおっしゃっていましたが、火山愛も感じました😀

裏砂漠は予想通り、視界良好で

黒い大地と、島らしい強風を楽しみました。

実はこの日、15時30分には歩き終わらないといけない理由があり、後半はかなり早足に…💦
裏砂漠のカフェタイムをお楽しみいただけず、ちょっと心残りでした😢

でも、たくさんの小さな発見を、みんなで一緒に楽しむことができて、嬉しい1日でした。

ツアーにご参加いただいた皆様、ありがとうございました!

(かな)
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オーストラリアのお客様からの気づき

2023年09月21日 | ツアー
昨日、一昨日の記事で西谷がご報告した「コーラルアドベンチャラー」のお客様たちのツアーに
わたしも同行させていただいたので、気づいたことを記させていただきます。

オーストラリアから出発して5週目となるお客様たちが伊豆大島に寄港。

7時からみんなでお出迎えです!

ツアー中にお客様にお話を聞くと、
今まさに火山活動で大きくなっている小笠原の西之島の近くの海でシュノーケリングをされたり、
(写真を見せてもらいましたが、噴煙がもくもくの島を背景にシュノーケリング!)

チャレンジャー海淵というマリアナ海溝にある世界で最も深い海でのシュノケーリングなど

普通では、なかなか行けないところに行ってらっしゃる方々。

そんな方々に午前中、私の担当グループ(シニア層のお客様約20人とスタッフ約5人)に
お鉢巡りをして、火口をお見せするのがミッション!

しかしバスで山頂口に着くと、霧で覆われています...
見えないもの感じる心を養うツアーと銘打ちました😅

途中、溶岩のご紹介もしたかったのですが、
トレッキング時間が3時間弱しかなかったので、ひたすら山頂を目指しました。

早めに歩いたので、列が伸びてしまい、最初に山頂に着いた方だけ、
神社をご案内しました。

やはり、鳥居は「これぞ日本!」という感じが出ていいですね。

途中雨も降ってきましたが、お客様たちはこのくらいの雨なら大丈夫、とにこやか。
でも、もしかしたら火口は見えないかもしれないので、
お鉢巡りをしない人は別グループに合流しても大丈夫、と提案を2回しましたが、
みなさん口々に
「人生は短い」
「与えられたチャンスは逃さない」と
お鉢巡りをやめる人は一人もいませんでした!

そして、火口展望所に到着。
霧がかかって見えないので、
「時間はあまりないけど5分待ってみましょう」と提案したところ


なんと、だんだん雲が動いて


底まで見えましたー!

ありがとうございますー😂(心の声)

どうやらクルーズ船には専門家が乗っていて寄港地に到着する前日に
その場所の説明に加えて、専門的なレクチャーがあるそうで、
伊豆大島に寄港する前には地質学専門のスタッフが
1986年の噴火やアア溶岩、パホイホイ溶岩について解説していたそうです!

なので、ホルニトには立ち寄ってここでしか見れない溶岩を見ていただきました✨

そして、意外だったのは、植物の名前の質問が多かったことです。
「あのツツジは何色の花を咲かせるの?」とオオシマツツジを見て聞かれたり、
(外国の地で花が咲いてない葉っぱだけの木で認識できるのスゴイですよね!)

オオバヤシャブシが印象的だったようで、名前を聞かれたのですが、
調べても英語圏に分布しておらず、??となる学名しか載っていません。
なので、特徴を説明することによって理解していただきました...

ここで、ツアーでもでてきた覚えやすい英語の俗名3選です!

ヒガンバナ spider lily(spider蜘蛛に見える?!)
サザエ turban shell (形がターバンのよう!)
メジロ white eye(まさにそのまま、白い目!)


地層大切断面にも訪れて、「バームクーヘン」のあだ名で親しまれていることをお伝えしましたが、


「バームクーヘン」というドイツのお菓子はオーストラリアではあまり知られておらず...
添乗している通訳案内士の方がipadで調べてバームクーヘンの画像をお見せしました。

バス停の標識もご案内して、有名度合いをご納得いただきました


あっという間に出発の時間となり、
港には大勢の方が集まっており、
あんこさんのお見送りと力強い太鼓のリズムの中、船は出港しました。


オーストラリアでは、椿も栽培され、椿油も生産されているそうで、
大島の椿油工場を見学したかったと言われたのが、心に残っています。

見どころが盛りだくさんの伊豆大島。
有意義な時間を国内外の多くの方に過ごしていただけるよう、
今後も立場や業種を超えて、協力し合っていきたいなと思います。

(ユリカ)
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