グローバルネイチャークラブのガイド日記

グローバルネイチャークラブ(旧グローバルスポーツクラブ)のガイド仲間が観察した伊豆大島の自然の情報を中心にお届けします。

スゴイ小学1年生&溶岩と同い年

2018年07月31日 | ツアー
夏らしいツアーが続いています。

7月29日
台風の影響で高速船が欠航した日。
臨時便の大型船到着後、15時からの3時間ツアーに行ってきました。

お客様のリクエストは“樹海”
小学校1年生の息子さん(K君)が、夏休みの自由研究で「樹海を調べたい」と言っている…とのこと。

普通は“火口”のリクエストが多いのに、“樹海”というのはかなり「通」だなぁと思いながら、まずは元町で“溶岩”に触れてもらおうとここへ。

「溶岩の階段だ!こんなの見たことない!!」というK君の言葉を聞いて、なんだか嬉しくなりました。

そして新火口展望台の景色を見て、K君がいきなり「火口だ!」と言ったので驚きました。

山腹に開いた穴を見ただけで「火口だ」と言える小学校1年生って、すごくないですか?
(大人でも、火口と気づかない人が結構いるのですが…)

さらに、31年前の噴火について説明した時、K君が「31年、最近だね」と言ったので、ますますビックリしました(*_*)

7歳が31年を「最近」と表現するなんて…!!
K君、時間の基準が「火山の時間」になっています!(笑)

…で、樹海で溶岩を観察したり…


飛んだり…


今が旬のセミたちを観察したり…

(写真のセミは死んでカビが生えています)

ゆっくり歩いてツアーを終了しました。

ツアー後、岡田港の宿へ送った時K君は「波が削ったんだよね」と一言。これは私が港に迎えに行った時「古い火山を波が削って崖ができ、良い港を作っている」と説明したのを、ちゃんと覚えていてくれて、の言葉でした。

いや〜、すごいです!
「K君は将来火山学者になるのでは?」と本気で思いました。

ハチジョウイヌツゲのクネクネも、表現してくれました😃

K君の将来が楽しみです!


7月30日
火口〜裏砂漠を回る1日ツアーに、ご夫婦を案内しました。

なんと旦那様は1986年生まれで…

大島の直近の中規模噴火と同じ年!

お2人を歓迎するかのように、見事な百合の花が、咲き残っていてくれました😃


同い年のゴジラと握手(?)


同じ年の溶岩と一体化(?)

と「同い年」をテーマに遊びました😃

山にはモクモク雲がやってきたけれど、それが渦を巻いて火口に降りて行く様子が迫力だったし…


後半で富士山も現れてくれて盛り上がりました!


生き物たちも、賑やかになってきました。
まずは…

オオヒラタシデムシ、共食い中&交尾中!

なかなかスゴイ光景です(^◇^;)

火口周辺にはアブラゼミが現れていました!

地面にも…

足にも(笑)


「火口周りに現れたということは、樹海のセミは減ったのか?」と思ったら全然減っておらず…

大音響で鳴き交わし、空をビュンビュン飛び回るアブラゼミ( ゚д゚)

(上の写真には5匹のアブラゼミが写っています)

草の中にもアブラゼミ(笑)


お客様は、樹海で「ネズミ」も見つけてくれました!

(ネズミを撮影中です)

「絶対いるはず」とは思っていましたが、樹海のネズミは初確認でした〜😃

目の良いお客様に感謝!

ちなみにネズミはたぶんアカネズミ で良いと思います。
以前のアカネズミ の記事はこちら

…ということで、歩くたびに様々な生き物に出会う夏らしいツアー続行中です😃

(かな)




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カメムシ

2018年07月30日 | 

7月9日にブログ出ししましたが
朝顔の花のあるうちに撮れました  
あは?




観察を続けているうちに  なんか発見


ほぼ集団で!このような集団が10カ所ぐらいに日々増えていました
どなたでしょう?
スズメガ? スズメガは一つずつ卵を産む様で違いました 



ワラワラ卵がかえりました(祝?)


カメムシでした(一瞬 愛ちゃん欲しいかな?と考えたり)

ず~っとそのまま集団で卵と同じところに居ます(葉から汁を吸っているのだから動く必要はないのですね)
しかし、私がいじったら逃げて行った(ガムテープで回収してごめんよ)

あなたたちがご両親?


早く食べてほしかったな? 


カメムシの両親はそのままでいます。またまた産卵するのかな?
そのまま置いていたらカマキリが食べるのでしょうか?カメムシは嫌いかな?
朝顔は見ていたいのでカメムシの好きにはさせておきません(しま)
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ハワイ研修前の大島研修

2018年07月29日 | ツアー
7月25日〜27日まで、R高校の研修(のうちの数時間)を案内しました。

R高校は茨城県にあるSSH指定校。
秋にハワイ島に調査にいくそうで、今回はその練習もかねて、筑波大学の上條先生を講師に迎えての3日間の研修だったようです。

上條先生は火山地質と植物の生態をテーマに伊豆諸島全体を研究されている方で、伊豆大島のジオガイド講習でも講師を務めてくださっています。

この3日間の間に、様々な「へ〜!」と思う気づきがあり、幸せな時間を過ごしました。
今日のブログはその「へ〜!」をまとめてみたいと思います。

1日目
スダジイの巨木がひしめく大宮神社へ。

最初は、10mの四角を作って、その中の植生分布を調べる実習でした。

上條先生は、まだ芽生えたばかりの小さな葉を、どんどん見分けて名前を言っていきます。
すごいスピード…以前も調査に同行させていただいてその早さに驚きましたが、再び感動〜😃

頭上高く伸びた巨木(スダジイ)。

この木の高さを測る実習では…

測りたい木からメジャーを伸ばして、そこから木のテッペンまでの角度を測って計算。

約20mとのことでした!(7階建てのマンションぐらい?)

続いてちょっぴり砂浜へ。

上條先生、迷わず靴を脱いで海の中へ!

普通は学生さんが裸足になり、先生が見ている…というパターンが多いのですが…
逆でした〜😃

2日目
車の前を横断するヘビ(アオダイショウ)を見つけて慌てて車を止めたところ、上條先生が素早く外に出てアッという間にヘビを捕まえてくれました。

「ヘビの動きを妨げないようにそっと持つと良い」と、学生さんに教えています😃

最初は見ているだけだった学生さんも、ついに…

ヘビ使いに!?😃

桜株の前の道には、オオバエゴノキの実がたくさん落ちていました。

私は、これらの実は全てタイワンリスが食い散らかしたのだろうと思っていたのですが…

左はヤマガラが食べたのだろうとのこと。

ヤマガラという鳥は、このように中身を綺麗にほじって食べるのだそうです!

オオバエゴノキの実は毒だけれど、外皮ほど毒があり身を包む薄い皮は毒が弱いのだそう。

「イガイガして舌が痺れる感じがするので、これは絶対食べない方が良いです」と教えてもらいました😆

桜株の木の下が、ヨウシュヤマゴボウという植物で覆われていたので驚きました!

あたり一面、ヨウシュヤマゴボウ…こんなに群生しているのは見たことがありません。

全草毒があると言われるヨウシュヤマゴボウがこれほど繁殖したのは「他の食べやすい植物をキョン(動物園から逃げた小型の鹿)が食べてしまったからではないか?」と上條先生。

他にもシマヤマブキショウマなどのキョンが好む植物が激減しているそうです。
言われてみれば…確かに今まであった場所で、今年はほとんど花を見ていないような…。

意識して見ていないと気づかないけれど、実は危機に瀕している植物がいくつもあるのだな…と、改めて思いました。

大島の夏を彩るラセイタタマアジサイの群生地にも立ち寄りました。
人の顔より大きな葉っぱ!

この大きさは、伊豆諸島全体の中で、最も大きいサイズだそう(同じサイズは他の島にもあるとのこと)

「湿度があり、日が当たるけれども日陰もできるこの場所は、ラセイタタマアジサイにとって最適な環境なのだろう」とのことでした。(太陽が当たるすぎると葉から水分が蒸発してしまうので、あまり葉を大きくできないし、逆に太陽が当たらないと光合成ができず、大きくなれないのだそうで、ここは絶妙なバランスで好条件が保たれている場所らしいです)

3日目
裏砂漠で、カラスたちが数10羽集まっていました!

黒い大地に黒いカラスが点在する風景が面白くて、みんなで写真を撮りました。
「若いカラスが集まっているんだと思います」と上條先生。
この後しばらくしたら、一斉に空を飛び回り、どこかに行ってしまいました。

いつも風が強い裏砂漠で、たくましく根を張り、他の植物の住処を作るハチジョウイタドリの緑の塊は…


人間にとっても、お茶を飲むのに最適な場所を作ってくれます。

イタドリに感謝しながら、時を過ごし…

帰り道は、植物の根の違いの講義。


「地面に落ちていたススキの根は、菌根菌が中にいるので柔らかい」と教えてもらいました。

菌根菌は植物の根と共生している菌で、9割の植物には菌根菌がいると言われているそう。
昔は培養しないと調べられなかったものが、今は根をすりつぶし分析すると、どの菌がいるかわかるようになったそうです!

でもハチジョウイタドリには菌根菌が見つかっておらず、自力で丈夫な長い根を伸ばして頑張るタイプ。

そしてオオバヤシャブシは、根粒菌という細菌(菌とは違う)と共生しているタイプ。

荒地に一番乗りで入り込む植物たちが、それそれ個性的な生き方をしている、というところが面白かったです。

海岸では肉厚の葉を持つ植物を観察。(写真はタイトゴメ)

CAM型光合成について、みんなで話し合っていました。(実は初めて聞いた言葉で、後から調べました(^◇^;)

波浮港で生徒さんのリクエストのタイ焼きを食べ、しっかり地層も写真に撮って3日間の行程を無事終えました。

いや〜、いっぱい色々な話が聞けて面白かったです。
(あ、一応ガイドらしく(?)火山の話はしました〜^^;)

今回の伊豆大島での経験を生かして、学生さんたちのハワイ研修が、実り多いものになりますように!😃

(かな)




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ゆらゆら水族館

2018年07月28日 | 海の生物
一昨日の岡田(おかた)漁港です。
魚がたくさん見えたので「撮れるかな?」と思いながらも撮影してみました。


メジナ(白っぽいほう)とスズメダイ。


オヤビッチャ。


こ、これは・・・
ソラスズメダイなんです・・・
やっぱりちょっと深いところは全然ダメですね。


ゴンズイ幼魚の群れがいました。
通称ゴンズイ玉。


みんなでわぁわぁ言ってました(笑)


おぉ、ハリセンボン。

長い間ファインダーを覗いているとちょっとした船酔い気分が味わえました(汗)
ぜひ肉眼でお楽しみください。

がんま
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盆踊りで見つけたもの

2018年07月27日 | 歴史・文化
実はあまり知られてないような気がしますが、
大島は盆踊りがとっても盛んです。

大島はお盆が旧暦なので、2週間ほど前をピークとして、
8月初旬までのちょうどこの時期、
立て続けに各地区あちこちで行なわれます。

老いも若きも丸くなって踊る一体感。
特に若い人が目立ちます。

大島は濃厚な踊り文化が息づいていることを実感します。
私もうろ覚えでちょろっと参加するのですが、何しろ曲数も振り付けも多くて…
みんな小さいころから肌に染みついているんだろうなぁ。
うーん来年こそは覚えて目いっぱい踊りたい!

地区それぞれ特色があって面白いのですが、
個人的に特におススメなのが泉津の盆踊り。

こじんまりとした場所に低く、めいっぱい提灯が飾られている雰囲気に圧倒されます。




さすが、「日忌様」など独特の風習の残る地区。
幽玄の世界に誘われます。

今年は提灯をじっくり見てみたら、びっくりの発見がありました。
提灯って、寄付者の名前が書いてあるものだと思っていたのですが、
「水神様」の提灯が!


水神様が寄付するとは考えにくく笑
主催者の意図なのでしょうか、それとも匿名で寄付したい人がこの名前でとお願いしたのか、
色々想像してますが、どちらにしても素敵です。
(真相のほど知ってる方は教えてくださいませ。)

水に苦労することの多かった大島で、豊かな水源を有した泉津の地区は本当に恵まれています。
水神様への感謝の想いはリアルなものだったろうと想像されます。
私も泉津の水を普段の飲み水に使わせてもらっています。
改めて感謝の気持ちで手を合わせました。

注意してみていくと、他にも「行者窟」「大六天」などの提灯がありました。

「泉津小学校」というのも。

失われたものへの想いを昇華させる役目も果たしているのかも。
盆踊り本来の役目って、そういうことかも知れない、と思いました。


個人的に、極めつけはこれ。「大葉夜叉五倍子(オオバヤシャブシ)」


ジオ関係者の仕業?!
普段ジオツアーで、荒地が森林になっていく過程で
オオバヤシャブシが大きな役割を果たしていることを説明するたびに
尊敬の念を覚えるのですが、
ついに神格化された?!と思いました。

泉津に住むジオ関係者の方にも聞いたところ、
昔から薪や炭として、人々に身近な存在だそうで、
ハンノキとみんな呼んでいるので、正式名称への啓蒙の意味もあるかもね、
と言っていました。
なるほど~・・・やっぱりジオ関係者??笑

しかし漢字で書くと超カッコいいですね。

暮らしている人にとって身近かどうかはわかりませんが、
火山の火に焼かれた大地から最初に芽を出し土を作る
「八丈虎杖」(ハチジョウイタドリ)も敬愛していますので、
来年はぜひお願いしたいです。
関係者のみなさま、どうでしょう?笑
(あい)

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お風呂より地層

2018年07月26日 | ツアー
昨日から少し暑さが緩みましたが、一昨日まで猛暑が続いていました。
で、今日は猛暑ツアーの報告を…。

7月23日(月)
M中学校の4年目のツアー。
16名の生徒さんたちを、ガイド2名で案内しました。

過去のツアーでは霧や雨など、いろいろな気象を体験しましたが、今年は…

カンカン照りで、気温も30度以上!😵
それぞれ自分用に1.5L以上。
さらに私は1.5L予備の水を持ってツアースタートしました。

雲がなく風も弱い三原山はものすごく暑く、少し歩くとすぐに喉が乾いてしまいます。
普段の倍ぐらい立ち止まって、塩と水分補給しながら…

みんな、なんとか無事に、山の上まで上がって来ました。

火口を見た後は、“斜面を流れた溶岩上を歩く冒険チーム”と“歩きやすいルートを歩く慎重チーム”に別れました。

8割以上の生徒さんが“冒険”を選択!(さすが男子校です)

こちらが冒険チーム。

みんな、暑さも忘れてプチ冒険を、楽しんでいたようです。
熱中症にならずにみんなで元気に歩けて本当に良かったです😃
(水は全て飲み切りました^^;)

7月24日(火)
理科の先生たちの日帰りツアーで、裏砂漠+αを歩きました。
なんと過去2回ご予約いただいたものの、毎回悪天候で来島できず…
3回目のチャレンジでようやく実現したジオツアー でした。

そうしたら今度は…猛暑!(笑)

でも先生たちは最初から、素晴らしいノリでした😃

教材用に、地層の前で写真撮影!

ただの地層の写真と、先生が写っている写真とでは、生徒さんの反応が違う…
という話で盛り上がりました。

“マグマのしぶきが積もってできた岩”に寄り添うお客様。

写真、素敵な教材になりそうですよね😃

島の小学校の先生とお友達も、ツアーに参加してくれました。

裏砂漠、メラメラしていて暑かった〜(^◇^;)

風が弱いので、鯉のぼりも優しくたなびいておりましたデス^^;


ここで、お客様に「この角度で写真とってください」と言われて Tシャツを見たら…

おお〜!

桜島のTシャツ!
2つの火山が並びました!!

お客様は桜島が大好きで、何度も訪ねているとのことでした😃

暑さに負けず、この日も飛んだり寝転がったり、お茶を飲んだりして過ごしました。

写真もいろいろ撮りましたが、理科の先生らしい個性ある写真は、これではないかと思います。

「マグマのしぶきが風に乗り、黒い小石となって降って来て裏砂漠を作る」…の図😃
これも教材になると良いのですが…笑。

ひとしきり遊んでから、もと来た道を引き返しました。

アブラゼミが大声で鳴き交わし、木から木へビュンビュン飛び回っていしたが、みなさん全然ひるみません(さすが理科&小学校の先生たちです!)

翅の色が美しいアオスジアゲハが、私たちの目の前に止まって動かなくなりました。

花があるわけでもないのに…私たちにサービス??

モチロン、みんなで激写しました。


やがて少し高いところに飛び移り、また止まりました。

日陰で見ると、さらにグリーンが鮮やかで美しかったです。

樹海では…

アッという間に木登り!(驚)
クネクネの木々に溶け込んでいました😃

いっぱい汗をかいたので、お客様にお風呂に行くか他を回るか希望を聞きました。
すると全員一致で「私たちはお風呂より地層よね!」ということで即決でした!😃

…で、まずは32年前に、山肌を流れた溶岩を見に山頂口展望所へ。

なんだかポスターみたいな写真が撮れました😃

元町溶岩流では…

クズが溶岩を横断していて、その急成長ぶりに驚きました!

地層大切断面はこんな色。

この景色を見ている私たちの足元には…

エビフライがいっぱい落ちていました!(笑)

(本当は、タイワンリスが松ぼっくりを食べた跡)

砂の浜。

ウミガメの産卵巣のはるか上まで波がきた跡がありました!
台風も来るようなので、アカウミガメの無事を祈ります(保護活動をしている方から、台風での卵流出を避けるため、少し上に産卵巣を移したというお知らせをもらいました)

…とこのように、いろいろ観察しながら、火山島の風景の中で遊びました。

猛暑はとても疲れるけれど、歩くのは毎回楽しいです。
ツアーにご参加いただいた皆様、ありがとうございました!

台風が過ぎ去ったら、また水をいっぱい持って歩きたいと思います😃

(かな)





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トビイロスズメ

2018年07月25日 | 
いやー、久し振りに出会えました(嬉)
一昨日の朝です。

ちょっと手の届かないところにいたので網で捕ろうとしたら。



引っくり返って落っこちました。ごめんよう~。
でもなかなか見られない裏側をじっくりと見ることができました。
お腹がパンパン~。
きっと卵が入っているのでしょう。
ぜひ手乗りにしたかったのですがとにかく元気!



あちこち飛び回って落ち着いたところをパチリ。
羽化したのピッカピカ。
何度見てもいつ見ても実に魅力的なフォルムとカラーリング。
このあとも手乗りを試みましたが遠くに飛んで行きました。

がんま
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モクモク雲の火砕流

2018年07月24日 | ツアー
一昨日、洞爺湖有珠山ジオパークで活躍されている北翔大学の横山先生が、ゼミの学生さんたちと来島、1日ツアーに参加してくれました。

まだ誰もいない、朝8時少し過ぎの山頂口駐車場。

ツアースタート前に、8月の地震火山こどもサマースクールで行う実験の確認しています。

そしてツアースタート後も…

縄状溶岩に腰掛けながら、次なる実験!

水飴とチョコレートパウダーを使って、溶岩を作るそうで…


なかなか素敵な縄模様ができていました!


最後の片付けは、胃袋の中へ(笑)

水飴+ココアで、チョコレートの味でした😃

最初、山は霧で何も見えなかったのですが…


火口展望所で最低でも10分は待つつもりで粘ったら、火口が一瞬だけ姿を見せてくれました!

学生さんの三原山神社へのお参り効果かも?😃

ところで火山をこよなく愛する横山先生が「これは面白い!」と駆け寄る溶岩は…

単に形が面白いのではなく、その形を作った時の出来事が興味深いもの、でした。

たとえば、これとか…


これとか…

できた時の状況を想像して楽しみました。

学生さんたちは大島に来る前に(横山先生に勧められて)宮沢賢治の「気のいい火山弾」を読んで来たそうで、足元に転がっている丸い石(火山弾)を、親しみを込めて「ベゴ」と呼んでいました。

で、盛り上がったのが、この半分に割れたベゴ…じゃなかった火山弾。

中に白ごま入りのアンコをいれたマンジュウの如し!
どうしてこのような形状になったのか協議しました😃

石で石を叩いて、音色を聴いてみました。
美しい風鈴のような音が出る時もあれば、低い音しか出ない時もあります。

ここでも「どういう構造の石が良い音を出せるのか?」を、みんなで考えました。

黒く光る美しい石は、ルーペで細かく観察。


恒例のジャンプは、学生さんのアイデアでポーズ決め!

カッコよかったです😃

ところでこの日も夏らしいモクモク雲が流れていて、その動きに私が見とれていたら…

横山先生が「火砕流にしか見えない」と一言!
雲が火砕流に見える…という感想を聞くのは初めてだったので、かなりビックリしました(笑)

「さすが、有珠山で火山防災教育を研究している方だなぁ…」と感心していたら…

学生さんが「火砕流だ逃げろ!」と言って走り出したので、ますます驚きました!

いや〜もう「火山防災のポスターに使えるのでは?」と思うぐらい、素敵な光景でした😃

溶岩地帯では「お祈りする犬」を手なずけながら…

森も歩いて、1日のツアーを終えました。

最後に、この日「!」と思った火山以外の風景をいくつか…

道路を横切ったヨツボシゴミムシ(たぶん)!

黄色が綺麗でした😃

火口一周コースの道路脇で初確認のハマナデシコ!

海岸植物のハマナデシコが、数年前から表砂漠に出現。
そしてついに火口一周コースにまで、上がってきたようです。

学生さんが見つけた面白い木!

「カエルみたいだ」と話題になりました(笑)

セミの羽化ラッシュ!

なんと3匹も重なっていました!
これ、無事羽化できたのでしょうか?

…ということで、夏らしい景色との出会いや、皆さんのアイデアや感想が楽しい1日でした😃

ツアーにご参加いただいた皆様、ありがとうございました!

(かな)



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ツアーに出発

2018年07月23日 | ツアー


昨日の山は霧に包まれて涼しいのでしたが、景色はイマイチ時々雲の切れ目から『外輪山か見えた~』

江戸時代に出来た割れ目火口“ニョキニョキ~”今日は2人出てきた?


ホルニトからは涼しい風が“ワサワサ~”『キャーさむーい』


火口では雲がー!!『出んでよろしい』 10分間の晴れ待ち(時間切れで見ることが出来ず)


帰りにはこんなにクリアにも成ったり




今日です。昨日の雲は何処かに行ってしまい良い天気(うん~暑いかも)
三原神社ではお参り。1匹のセミが順番に挨拶に来てくれた


今盛りのタメトモユリが香ってもいます


ご飯の後は

またまたセミがやって来て手に止まって

トカゲもやって来たリ


背中に大地の子供が?


[月を乗せる仙人のポース] 月と砂漠ラインにかけて





一人で転がり


二人で転がり


やっぱり はりついてきた 『姉御、連れて行っておくれよ』



心配した暑さは風が吹いてさほどでもなかったが、それでも汗は沢山かきました。ツアー終了後も水分を沢山取るように努めました。
昨日も今日も楽しく歩き会話して沢山の虫たちにも植物にもあえて幸せな時間を過ごすことが出来ましたおやすみなさい(しま)
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春に続いて夏ツアー!

2018年07月22日 | ツアー
昨日、今年の3月に火口〜裏砂漠を回る1日ツアーに参加してくださったご家族が、再びツアーに参加してくれました😃

春とは違う、夏らしい大島を楽しんでいただきたくて、あれこれコースを考え「夏」をテーマに立ち寄り先を決めました。

最初に木漏れ日が美しい森を訪ねました。

この時期の森には…

ヒグラシの声が大音響で響きわたっています!(ヒグラシは、伊豆大島では夏の始まりから鳴き始めます)

カナカナカナカナ…カナカナカナカナ…
なかなか素敵な森の音楽です😃

娘さんはとても目が良くて、小さなキセルガイの横に「虫がいる!」と…

確かに、大きさ1mmぐらいの生き物が貝に寄り添っていました。

なんでしょうこれ?

ゾウムシの仲間に見えるのですが…?(小さすぎる^^;)

森の次は、裏砂漠へ。
霧が出ていることを心配していましたが…

予想通り、霧で真っ白でした(笑)
で…

晴れを待ちながら、霧の中でお茶タイム😃

強い風が雲を運んで、時々海に続く黒い大地が現れます!

ダイナミックな雲の動きが「まさに夏!」な感じです😃

お茶の後に稜線に出て、風体験することにしました。

なかなかの強風です!
ちょっと時期外れですが、鯉のぼりを泳がせてみました(笑)

そしてこの後、娘さんの「体で風を受けたい!」という希望で、さらに風が当たる櫛形山の頂上を目指すことになりました。

ゴ〜っと唸る風の中、山を登ります。


頂上に到着!

ゴ〜〜!
…ということで…

「今まで体験したことのない風」をめいっぱい、体で受け止めました😃


他にも数組の人が登っていましたが、風と遊んでいるうちに誰もいなくなりました(笑)

いや〜、よく遊びました〜😃

帰り道は、のんびり生き物観察。

白いユリに、可愛いハナグモ(たぶん)が隠れていました。

「(千と千尋の物語の)カオナシにそっくり!」と、娘さんが教えてくれました。
カオナシ…調べたら、確かにそっくりでした!😃

茶色のぬいぐるみ風ケムシ発見!

もちろん手乗りに挑戦です!

「かわいい!」と女性陣に好評でした😃

(通称クマケムシとも呼ばれる幼虫で無毒です)

伊豆大島の夏を彩るラセイタタマアジサイも開花が始まりました!


海は“筆島”と“砂の浜”へ。


砂の浜には数日前、アカウミガメが産卵に上陸したそうで、人の足跡に混ざってウミガメの足跡が残っていました。


海にかなり近い場所に産んだようで、台風が心配です。

無事に子ガメが海に旅立てますように!

最後は、ここへ。
夕方と雲のせいで、なかなか渋い雰囲気の地層大切断面でした。

季節や時間帯、天気によって色が変わるシマシマ…
次にまた、別の色の地層を見にきていただきたいです😃

…ということで、春に続いて様々な発見が楽しい夏のツアーでした。

みなさま、ツアーご参加ありがとうございました!

(かな)




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