豊前善三のつれづれ日記 2011年12月31日 ブログをはじめました

日頃、感ずることについて考える。人間らしさを さまざまな人間模様。

豊前善三つれづれ日記

2016年01月05日 05時13分55秒 | 日記
  ( Vol 1346 )  日本国内における 消費の増加を図るには 中流階級の増加を はかる必要がある


いま 日本社会は 中流階級と呼ばれる階層の占める割合は 非常に小さくなっている

貧富の拡大による お金持ちである上流階級と金持ちではない下層階級の 二極化が 起きている

このような状態では 消費の増加は 望めない

上流階級の人たちの消費は それほど期待できない

上流階級の人たちの 国民に占める割合は 数%である

それに反して 下層階級の人たちの占める割合は 80%にまでのぼってきている

中流階級は 20%ほどである


消費に一番貢献するのは 中流階級

この階層を 増やすことこそ 消費を増やすことにつながる


今のような 富の分配は 経済の潤滑化 という点からみると マイナスの方向に働いている


富の分配の再考が 必要ではないか


日本は 一時 国民すべてが 中流階級 と呼ばれたときがあった

そのとき 日本の国民には 購買力 消費力が 旺盛であった


その旺盛な消費力を 奪っているのは 貧富の格差の増大であるといえるのではないか


いま世界は 利益追求に偏りすぎ 各人が 利己的に走りすぎている

それ故に 貧富の格差の増大

勝ち組 負け組 という 差別とも受け取れる ことばが 蔓延


この状態は 異常である


経済は 消費者がいて 成り立つ

その最大要因である 中流階級の 減少を生んでは 消費は低迷するばかりである


一握りの富裕層に 期待をするのは 無理がある


消費の増加を促すには 利益の分配を見直し 中流階級の増加を図るべきではないか



この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 豊前善三つれづれ日記 | トップ | 豊前善三つれづれ日記 »
最新の画像もっと見る

日記」カテゴリの最新記事