豊前善三のつれづれ日記 2011年12月31日 ブログをはじめました

日頃、感ずることについて考える。人間らしさを さまざまな人間模様。

豊前善三つれづれ日記

2017年06月05日 07時28分34秒 | 日記
 ( Vol 1982 ) いま 天皇の退位と女性皇族の継承について 検討がなされているが その前に 天皇制の意義について 考える必要があるのではないか


天皇制は なぜ必要なのか

その点について なんら検討がなされていない

なぜ 先の戦争の敗戦において 天皇は 象徴になったのか

そこに 大きな問題が潜んでいるのではないか

敗戦後の 新憲法では 国民主権 を前面に打ちだした

これは 人は法の下では すべて平等ということを 示したもの

その上で 天皇制を存続させるという 矛盾をつくりだした

権力もなく 象徴という存在

国民とも 扱われていない


そもそも 天皇とは何か

それは 日本という国家の 基礎をつくった 権力者 ということだろう

それが 天皇という 神扱いにまで 祭りあげてしまった

ここに 大きな問題を含んでいるのではないか


なぜ いま 天皇が 必要なのか

そこが なかなか理解できない


世界中を見ても 統一した権力者は 他の権力者によって 排除されてきた

天皇も 過去に遡れば そうした他権力者の排除という行動によって 権力を手に入れてきた

それが 大和朝廷である

そして それから 天皇が存在し続けている


しかし 天皇がいなくては 今の国家は 成り立たないか というと そうではない

天皇の及ばないところで 祭りごとは 動いている


憲法から見ると 天皇の役割は 極端に言うならば お飾り という扱いになっているのが 現状ではないだろうか


このような状況から もう一度 天皇制 というものを 考える必要がある


天皇制 というものを 戦国時代 江戸時代は 権力の後押しとして扱ってきた

朝廷からの 位を拝領する という行為を 行うことによって 他の者への権力による威圧をおこなってきた

明治維新においても 朝廷を 政治の道具として 使ってきた


その意味でも 他国の王族とは 違った位置づけになっている


天皇制の意義を 考える必要があるのではないか


本当に 必要なのか

なぜ 必要なのか

主権在民との兼ね合いは どうなのか




 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

豊前善三つれづれ日記

2017年06月05日 07時07分26秒 | 日記
 ( Vol 1981 ) チェックするのが議会という 菅官房長官 国会運営でも それを尊重してもらいたい

今 都議選を前にして 熱く語る国会議員がでてきている

その中で 注目すべき発言をしているのが 菅官房長官である

都議会における 議会運営の在り方において 意見を言える議会をという思いで チェックするのが議会 と選挙前哨戦での演説である

これを 国会運営に当てはめると どうなるのか

いま 官邸は もの言わせぬ政治運営を行っている

これは 言っていることと 食い違ってはいないだろうか


屁理屈を言ってもらっては困る

論旨を一貫にて 言ってもらいたいものである

また 中谷前防衛大臣は パフォーマンスなのか 安倍総理への戒めとして あいうえおという表現で あせらず いばらず うかれず えこひいきせず おごらず と言いながら 
加計学園問題において 元官僚の発言を想定して 総理のご意向などと一部の官僚や総理補佐官が総理の語って行政を動かしているとしたらよろしくない

と語った

これは 暗に 官僚への圧力になってはいないか

このような表現の仕方が 安倍政権では 目につく 


いま国政では 官邸の圧力から 官僚は物言わぬ という事態を生んでいる

これなどは チェックする ということから判断すると 異常事態ということができるのではないか


チェックする議会 という その深いところに意味をしっかりと かみしめて 国政をやってもらいたいものである





  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

豊前善三つれづれ日記

2017年06月05日 04時41分31秒 | 日記
 ( Vol 1980 ) テロ等準備罪処罰法は 一極集中化の延長線上にあり 危険をはらんでいる

今の安倍内閣 官邸の動きは 権力の一極集中化を図り 批判を許さない状況をつくっている

その状況下において テロ等準備処罰法は 独裁政治を生む可能性をはらんでいる


今の官邸は 理性を働かすことができるのか それは非常に危ういとしか言えない


そこには 国会の内外での 言動にある

第二次安倍内閣発足から 物議をかもしだす発言がつづいている


その中での テロ等準備罪処罰法が 持ち上がっているのである

これは 報道の自由 思想の自由 という憲法に保障されている権利を脅かすものである


政権にとっては 体制を維持するという意味では 非常に大きな武器になる

しかし 反面 政治の正常化という点においては 独裁化を招くという 問題をはらんでいる

戦前の統制という政権の状況を 想起させる


国民にっとって 何がいいのか である


政権にとって 何がいいのか ではない


国民 報道の 声を封じる という法案は 問題である


このテロ等準備罪処罰法は 憲法にも抵触する 法案であることを認識する必要がある


明日の日本を どう考えるのか

思想の自由 報道の自由を 未来へ保証するための 行動 国民一人一人が とる必要があるのではないか


 






  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする