豊前善三のつれづれ日記 2011年12月31日 ブログをはじめました

日頃、感ずることについて考える。人間らしさを さまざまな人間模様。

豊前善三つれづれ日記

2017年05月26日 10時22分47秒 | 日記
 ( Vol 1972 ) 菅官房長官の発言には 官僚が逆らわないという 前提があるからではないか

加計学園問題に関して 内部からの情報の暴露がない限り 真実は明らかにされない

すべてがブラックボックス

ある意味 官邸の手の中 ということになる

だからこそ 出所のわからないものには 答えられない という


逆に見ると 暴露があれば 出所がわからないもの とは言えなくなる


そのことが 前事務次官 前川氏の 発言は大きな意味を持つ

加計学園への規制緩和の渦中にあった当事者の 暴露発言は 菅官房長官にとっても衝撃であっただろう ということが 菅官房長官の対応談話に 感じ取れる

それゆえに 菅官房長官の 官僚による寡黙が前提にあるということが 崩れる可能性がある

そこには 官僚の動きが係わってくる

官邸 菅官房長官の ふてぶてしさは 官僚掌握することから きているのではないか

これは 国家行政において 非常に大きな問題である

憲法の三権分立にも 係わる問題である






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豊前善三つれづれ日記

2017年05月26日 08時24分22秒 | 日記
 ( Vol 1971 ) 菅官房長官の 前事務次官への批難は 官房長官の焦りに映る  いまこそ官僚は公務員の原点に立ち返って 立ち上がるべきではないか

前事務次官 前川氏は 75分に及ぶ記者会見を行った

その中で 官邸からの主導に対して なんにも抵抗できない状況であったようなことを述べていた

この会見を受けて 菅官房長官は 現役のときに言ってほしかったようなことを言った

現実どうであろうか 権力者の前で 反抗ともとられかねない発言ができるだろうか

自分の立場をわきまえろと タシナメられるのが落ちであり 自分がその地位から追いやられる ということも生じる 左遷である

そのようなことを 考えたら よっぽどの覚悟がいる

それだけの勇気を持って 行動する人間が どれだけいるだろうか

長い間かかって のぼりつめ 掴んだ地位を 代償とするには大きい


菅官房長官は その点もわかって 批難しているように思う

菅官房長官は いかに この場を乗り切るか という 官房長官としての技量が問われるところで 苦し紛れに口から出たようにも 映る


なんと 軽率なことか

前事務次官の話した内容は それだけ 官邸にとっては 手痛いことということではないか


出所のわからないものには 答える必要がない と連呼していたが

そうはいかなくなったという 状況に陥っている ということではないか


森友問題 加計学園問題 これには 内部告発なくして解明はできない

関係省庁 部局が 公務員としての原点に立ち返って 本来あるべき姿の行政を考えて 真相を明かすべきではないか

官邸の顔色をうかがい 官邸に向かった姿勢では すべてが曲げられた行政を行うという 非常にゆゆしき事態を招く

テロ対策法 準備共謀罪の法律など独裁政治につながりかねない法律が国会に提案され成立されようとしている その中で ブレーキ役として機能するのは 役人である

その役人が 官邸の顔色を見て 行動しているのは 公務員としての基本から逸脱していないだろうか


いまこそ 官僚は 立ち上がるべきではないか

官邸 国会議員と 官僚の関係を 対等な立場に 戻す行動に出るチャンスと 捉えた行動をとるべきではないか

今 このチャンスなくして 力関係の極端な偏重を是正することは できないのではないか
 


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