豊前善三のつれづれ日記 2011年12月31日 ブログをはじめました

日頃、感ずることについて考える。人間らしさを さまざまな人間模様。

豊前善三つれづれ日記

2017年02月23日 07時49分34秒 | 日記
( Vol 1565 ) 今朝の報道で 出社したくないという気持ちから 自分の身を傷をつけた という事件は 今の会社における 労務管理という面における 問題の露呈ではないだろうか


いま IT事業を導入しようと 企業は 発展しようとしている

その中での 業績UPの号令のもとに 各部署に 圧力を掛けている


そのあおりを食うのが 末端


企業内の 労務管理は どうなっているのだろうかと 疑問がわく


業績ばかりに目がいき 人には目がいっていない ことが起きているのではないか


その結果が 今回の報道ではないか


ブラック企業と 一言で 済ますわけにはいかない


いま 日本全体の企業が 人を見ない 運営になっている


一人一人の 仕事の遂行責任ばかりを求める

求める側は 言っていることとやっていることがちぐはぐ

言っているそばから 自分の行動は 厳守しない という状況


部下は 上司に対する不信


職場内は 絶対権力による パワーハラスメントのオンパレード という状況を生む

上司は その行為を パワーハラスメントという認識はない

業務遂行の命令の一環としてとらえている


それは ある一面 正しいようであるが そこには 部下の健康状態 精神状態を推察した上で 行われているか という課題が持ち上がる


現実は 部下の健康状態 精神状態の観察は なされず 部下の訴えにも 理解を示さず という状況




これでは 部下の存在価値は もの である

人として見られていない という状況は 職場環境を悪化させかねない


いま 職場環境に求められるのは 人としての扱いではないだろうか


心身ともに健康な社員がいてこそ 業績を上げることができるのではないか


採用したら すぐに辞めてしまう状況を生んでいるような 職場 企業は 人としての扱いができていないといえる



まさしく ブラック 職場 企業


それに気が付かずに 社員が悪い 使えない社員 などと 吐き捨てる言葉を使う この状況は 異常である



自分第一主義と映るナルシスト である


人を生かすことこそ 上司に求められる ものである


部下を罵倒することは 自分の管理職としての才能のなさを 示しているようなものである


イエスマンしか存在し得なくなる


これは 企業にとって損失である




この解消には 職員の不満を受け止める 独立した部署を 設けて 管理職に対する指導教育をすべきではないか



最近の大企業における失態には 職員を人として見ない空気があったのではないか

また 自分第一主義のナルシストが 多くいたのではないか



自分を大切にするのと同等に 他人を大事にしてほしいものである



立場は違えども 手を握る相手 であることを 忘れてはならない


職員を 家畜同然 ロボット同然の扱いをしては困る


いま 国は 精神を病み 職場から離れた人たちに対して 就労支援の制度を設けている

その人たちの多くは 職場内における上司の罵声 パワーハラスメント による 精神的圧力に屈した人々である


就労支援をするセンターでは 現実にあわした 復帰を試みているが これでは ロボット製造になってしまう


支援するのであれば 自分を見失わない ということを 教えるべきであろう


また 日本社会は 転職を頻繁にする人の評価を 低く見ているが これは改めなければばらない


自分の意にそぐわないところは 素早く逃げ出す これを認めることこそ 人の隠れた才能を見いだし 生かすことになるのではないか


転職は大いに歓迎という 社会づくりも 必要ではないか











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